『宮城野萩だより』Vol.11
Essay
 

秀光中等教育学校 授業風景
秀光生になって
秀光中等教育学校1年4組 加藤さん


 秀光は、小学校はもちろん公立の中学校とも違う点が何カ所かあります。まず、中高一貫校ということです。普通の中学校と比べて、授業の進度は速めです。ですが、高校受験がないという心の余裕で、ついて行けます。
 次に、誰にでも挨拶をするということです。小学校の時は、先生や友達にしか挨拶をしていなかったのですが、秀光では名前も知らない先輩でも明るく話しかけてくれます。私は「さようなら」と「こんにちは」のどちらを言ったらいいか迷ったり、つい挨拶を忘れてしまうことがあるので、直していきたいです。
 そしてやはり、なぎなたやライフル射撃などの体験ができることです。普通の学校ではやらないことにも挑戦できるので、自分の潜在能力に気付くことができます。
 私は、秀光に入って本当に良かったと思います。最初は、この慣れない環境に戸惑って先生方や先輩、クラスメートにもたくさん迷惑をかけてしまいましたがその皆さんが支えてくれたお陰で、今、充実した毎日を過ごしています。たくさんの人々の協力があってこの毎日を過ごせていることを忘れずに、これからも秀光の利点を活かして、この学校で頑張っていきたいです。
   

   
 
仙台育英学園高に入学して
外国語コース1年1組 川熊さん


 私の出身中学校から仙台育英学園高等学校に入学したのが私一人だけだったため、入学前は不安でいっぱいでした。
 しかし、今ではチアリーディング部に入部し、勉強と部活を両立して本当に充実した日々を送っています。
 授業の方は、予想していた以上に大変です。70分授業の分、予習・復習の量も多いし、毎朝あるテストの勉強もしなければいけません。さらに私は学校から家まで距離があるので、家庭学習の時間は限られています。最初は中学校の時の何倍も大変で、たまに諦めようと思うこともありました。しかし、今は自分で一日の生活リズムを確立させ、家に帰ってから必ず机に向かう習慣がつきました。もしも、別の学校を選んでいたら、この習慣はいつまでも身につかなかったと思います。
 また、仙台育英学園は学校の設備がしっかりしています。このような素晴らしい環境の中で学習できることを心から幸せに思います。
 私はまだ将来のことが決まっていませんが、この仙台育英学園では自分のやりたいことを見つけられる気がします。加藤雄彦校長先生をはじめとする先生方の熱心なご指導のもと、勉強と部活を両立させ、実り多き三年間にしていきたいです。そして、一生に一度の高校生活をめいっぱい楽しみたいと思います。
   
   
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