『宮城野萩だより』Vol.13
Essay
 

秀光生になって
秀光中等教育学校1年4組 西田くん


 僕は秀光に入学してまず驚いたことがあります。それは、秀光には色々な設備が揃っているということです。例えば、音楽室には様々な種類の楽器があるうえに、クラスの人数分揃っていることや、第一生物室には、テレビに映すことができる顕微鏡があることなどです。このような設備が揃っている中で授業を受けることができるのは、とても恵まれていると思いました。
 また、秀光には色々な事にチャレンジできる環境が整っています。これまでに多賀城史跡巡りやスポーツチャレンジがありました。今後、加藤利吉先生の歴史を巡るグリーンスクール、雪山を満喫するスノースクール、自分の語学力を試せるユーロスクールなど、楽しみな行事がたくさんあります。
 部活動も充実しています。特にビームライフル部は珍しく、入学直後のニューライフプランで体験しました。射撃すると、瞬間的に記録が表示されて、すごいと思いました。僕は野球部に所属しています。野球部には、ピッチングマシンがあり、様々な球種の球を打つ練習ができます。先日、部員全員で、遠征に出かけました。先輩やチームメートとの親睦を深め、県外のチームと試合をすることもでき、自分自身を強化するための一つのステップとなりました。その中で色々な人に感謝する気持ちも生まれました。
 僕は、これから部活と勉強の両立を目指したいです。部活だけにかたよっているのも勉強だけにかたよっているのも良くありません。忍耐力を養い、達成感を得られるよう部活も勉強もバランス良く行いたいです。
   

   
仙台育英学園高に入学して
英進進学コース1年1組 川越さん


 新しい環境、新しい校舎、新しい友達など、私の出身中学校とは、何もかもが違う仙台育英学園へ一人寂しく入学したあの日から、早いもので三カ月が経過しました。環境にも慣れ、たまに校舎内で迷いつつも、友達と毎日楽しく過ごしていると、寂しかったことなどいつの間にか忘れ去っていました。
 高校の授業は、中学校とは違い予習をしないと分からないと言われ、中学校であまりしていなかった家庭学習もするようになりました。今はそれが、習慣となり毎日きちんとこなしています。さらに、復習もするようになり、その日のことはその日のうちに頭に入れるようにしました。そのおかげなのか、中学校より勉強が頭に入るようになりました。高校生になってこんなに勉強に力が入るとは思いもしませんでした。
 今は、仙台育英学園高等学校に入学したことを悔いてはいません。正直、私は仙台育英が第一志望ではありませんでした。公立高校を第一志望にし、合格目指して日々頑張っていました。四月、私が入学したのは、仙台育英でした。入学式が終わり、教室へ行き入学を実感したらやっとあきらめがつきました。「終わったことに何を言っても、結果が変わるわけではない。なら、仙台育英で今度こそ後悔しないように頑張ろう」と思えたのです。
 まだ始まったばかりの高校生活には、まだまだ沢山の行事があります。不安もありますが期待もあります。もっと頑張って三年間、悔いが残らないようにしていきたいと思います。
   
   
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