『宮城野萩だより』Vol.13
Voice
卒業生の保護者【柴田支部】から  
   
仙台育英学園の誇りを胸に

 平成12年4月に長男が仙台育英学園に入学したことが機となり、我が家と学園との関わりがスタートしました。息子が所属したラグビー部の監督や部長、コーチのなみなみならぬ熱心な指導、そしてマンモス校でありながら生徒一人一人にしっかり向き合い個々の個性や才能を引き出してくれる細やかな配慮の行き届いたすばらしい学校に、親子ですっかり惚れ込み、以来次男、三男と兄弟3人、8年間、仙台育英学園にお世話になりました。
 その間、PTA柴田支部役員、本部役員、最後はラグビー部父母会会長を務めさせて頂き、気が付けばずっと仙台育英学園をPRし続けてきた一人になっていました。中学校の進路指導の先生も「仙台育英学園のことは、阿部さんに聞いて」と言われるようになりました。
 仙南支部の懇談会で、バス通学は交通費がかさみ大変です、という意見が出ると、翌年には仙台育英の路線バスを格安で運行していただくなど、加藤校長先生をはじめ学校側のすばやい対応に驚かされました。ラグビー部の丹野監督には、毎年部員全員の進路を100%面倒をみていただき、また担任の水ノ江先生に子供たちの精神面をしっかりフォローしていただきました。
 仙台育英学園で係わった先生は皆すばらしい方々でした。先生方に深く感謝しこれからも仙台育英学園の誇りを胸に、この学園の良さを、一人でも多くの人に伝えていきたいと思います。長い間、本当にありがとうございました。

前ラグビー部父母会会長
本部役員(幹事)
前柴田支部副支部長

【英進進学コース卒業生 フレックスコース卒業生 父】

 

   
卒業生の保護者【大崎支部】から  
   

素晴らしき学舎 仙台育英学園

 二人の息子たちが特別進学コースに学びました。それぞれが巣立ち、大人三人だけになった我が家の食卓はどこか寂しげです。
 今がまさに子離れの時と覚悟を決め、思うことは、子どもたちが仙台育英学園に学べて心から良かったという一言に尽きます。
 公立校とは違う私学ならではの特色ある、きめ細やかな教育カリキュラムは、子どもはもちろん親にとっても刺激的で魅力のあるもので高校進学の決め手となりました。
 入学してからは、学習の基本柱を、授業中心に位置づけていること、先生と生徒の信頼関係を何よりも大切にしている姿勢が伝わってきました。その信頼関係の強さが生徒たちの進路決定に必要なモチベーションを入試直前まで高め維持し続ける原動力となりました。
 授業で使われたプリントは三年の間に山のように重なり息子たちの部屋を堂々と占領したままになっています。それらは、御指導いただきました先生方が生徒一人一人を根気強く励ましてくださった証のように見えました。
 また、私は大崎支部の役員を五年間務めさせていただきました。先輩役員の方々との、素晴らしい出会いに恵まれ、支部活動を通し多くの保護者の方々と「縁」を結ぶことができたことは何よりも貴重な宝です。
 同じ学校に通わせる親同士、子育ての悩みを語り合い、励まし合いながら子どもの高校生活を見守ることができました。こうした地域ごとに展開される支部活動に際しても校長先生をはじめ、諸先生方が足を運んで下さり学園の果たす役割に触れながら身近にお話を伺えたことで、保護者との信頼関係もより強まった気がいたします。二人の息子たちは、望む大学に進学できました。しかし、大学進学が人生のゴールではありません。これからの試練に立ち向かう時に育英生としての真の力が試されるのでしょう。その時も、親として温かく見守り励ましていくつもりです。先生方が生徒たちにいつも笑顔でそうあり続けてくださいましたように。「我が学舎に栄光あれ!!」と心からの感謝を込め、これからも仙台育英学園に熱いエールを送り続けていきたいと思います。

前大崎支部副支部長
【特別進学コース卒業生 母】

 
   
宮城野萩だよりVol.13もくじへ