『宮城野萩だより』Vol.23
 
Essay

目標に向かって

外国語コース 1年 佐藤さん
授業風景(茶道)


 私は将来やりたいことがたくさんあります。高校生の今はそれを叶えるための大事なときで、自分の努力次第でいくらでも道を広げることができると思っています。
 私は公立高校に落ちて仙台育英学園に入学しました。正直初めは「あの高校に受かっていたら」などと考えるときがありました。しかし、そんな時に同時に思い浮かぶのはここで出会えた人たちです。まだ入学してから3ヶ月しか過ごしていませんが、私は本当に出会えて良かったと思える友達、先輩、先生に出会いました。この学園に来て人との出会い、つながりの素晴らしさに感慨深いものを感じました。そして外国語コースならではの日本伝統文化の授業では初めて知る茶道と華道の世界。日本の心を学ぶ度、自分の視野が広がり心が豊かになる気がします。
 また私は部活動で、仙台育英でしかできないラクロスをしています。熱心なコーチに指導され恵まれた環境だと日々実感しています。今では「仙台育英の外国語コースで良かった」と、もっともっとここでの生活を充実させ、夢に続く道を切り開いていきたいと思うようになりました。そのためには、周りの人の力が必要です。仙台育英には私たちのことを全力でサポートしてくれる先生がいらっしゃいます。そういう方たちに支えられながら、私は自分の目標に向けて受け身ではなく自発的に物事に取り組んでいきたいと思います。ニ年ではハワイ研修があり、そこでは必ず今の自分を成長させる何かを吸収できると思うので、まずはハワイに向けてコミュニケーション能力を向上させたいと思います。そして、卒業するときには今より更に具体的な夢を持ち、それを実現できるだけの力を身につけていけるように頑張ろうと思います。
 これからの高校生活がとても楽しみです!

 

 
秀光生として
伝えること


秀光中等教育学校 1年 庄司さん
グリーンスクール


 宮城野新校舎で行われた入学式。何もかもが新しく、私達に希望の光が差し込む瞬間、期待を胸に秀光に入学しました。そしてすぐに今までの小学校の生活と中学校のそれは大きく違うことに気が付きました。先輩と後輩の関係が中学校生活では大切であり、それがこれからの生活に大きく影響してくるということを聞いていた私はとても心配でした。また、それと同じくらい大切なことは勉強をすることだと思っていました。しかし、それ以上に心配だったのはこれから六年間を共に歩んでいく友達ができるだろうかということでした。そういった心配も約三ヶ月が過ぎた今はたくさんの友達がいつも周りにいるという楽しい学校生活を送っています。スポーツチャレンジ、グリーンスクールの二つの行事を怪我なく無事に終わることができました。秀光に入学して大事にしたいと思ったことは三つあります。
 一つ目は、家族に支えられながら秀光に通うことができるということ。
 二つ目は、自分から積極的に手を挙げるということ。
 三つ目は、手助けやあいさつを自分からすること、今言ったこの三つは生活の基本だと私は思っています。
 これから六年間を共に歩んでいく友人や、私達を支えてくれる先生方、家族を大切にしたいです。そして、一年一年と過ぎていく時を有効に使っていき、日々進歩できるような生活を送りたいと思っています。
 「一期一会」という言葉を大切に、この場で会うことのできた友人と共に支え合ってお互い競い合えるようにしたいです。そのためには秀光生としての自覚を持ち、日頃の生活を自ら見直す必要があると思います。なので過去自分が行った行動を今からでも見直しをしたいです。
 残りの六年間を自分に足りない所やもっと進歩させる所に使って、六年後には今よりもより良い自分になっていたいと思っています。

 
 
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