『宮城野萩だより』Vol.29
 
ILC青森 新校舎
新校舎で学ぶ生徒たち




 広域通信制課程ILC青森は、平成14年4月に開校し、今年度で15周年を迎えました。今年度、現在までに34名が入学し、在籍生徒数は196名で学習を進めています。また、卒業生は550名を超え、八戸市をはじめ県内外で地域人材として貢献しています。これまで、八戸学院大学の施設をお借りして、毎週日曜日にスクーリングを実施してきましたが、この度、本学園創立110周年記念事業の一環として、八戸市の湊高台地区に新校舎が建設され、平日も個別指導やスクーリングが可能となり、生徒の学習環境が大きく広まりました。
 4月23日の入学式では、在校生代表乙坂緋奈乃さんが「校長先生並びに関係者の方々には、こんなすばらしい校舎を建てて下さり、これまで以上に学習への意欲が高まります。」とお礼の言葉を述べました。
 ここで新校舎の紹介をいたします。
○校舎の外観は明るいクリーム色で統一され、正面左側にはシンボルマークを、正面には建学の精神を、そして右側には生徒を賞賛する横断幕が設置できます。
○1階は、開放的な玄関ホールがあり、生徒用の下足箱・職員用ロッカー・さらに椅子やテーブルが備えられています。職員室・事務室が一体となり、床暖房が入れられ、また冷暖房も完備されています。食堂は、システムキッチンや家電が整備され、生徒同士の食事や各種行事や家庭科の実習等で活用しています。カウンセリング室や保健室を設置し、随時生徒の相談や身体状況に対応でき、個別指導にも利用しています。
○2階は2教室あり、講義室では授業や儀式等で、またIT室は、パソコンが12台設置され情報教育等に役立っています。
結びに、このようなすばらしい学習環境を整備して下さいました仙台育英学園加藤雄彦理事長・校長先生はじめ教職員の皆様に厚くお礼申し上げます。これからも、地域との連携を図り、ILC青森で学ぶ生徒一人一人の可能性を引き出しながら、誠心誠意指導に努めて参る所存です。

ILC青森 所長 三笠 勝彦

 
▲講義室でのスクーリング風景
▲IT室
 
 
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