学校法人仙台育英学園 仙台育英学園高等学校 広域通信制課程 学校法人仙台育英学園 仙台育英学園高等学校 広域通信制課程

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卒業後の進路 卒業生からのメッセージ

【2025.3】
  • LC宮城
  • ILC青森
  • ILC沖縄
  • 遠回りしたことにこそ
    意味があるとわかったことが
    一番の成長でした

     K.S.
    MESSAGE01

    私が送った高校生活は中学生の自分が思い描いていたものではありませんでした。中学生の自分は、高校に入ったら友人が増え勉強も難しくなり、そして部活動を本格的に行えると思っていました。ですが実際進学してみたらクラスメイトになじめず、学校に通う意欲もなくなってしまい、不登校になってしまいました。初めの一年は右も左もわからず通信制でも結局通えないのかと落ち込む日々でした。でも結果から言うととても満足できた高校生活だったと断言できます。
     私は5年間高校生として過ごしました。他の人より2年多いのです。遠回りしたと言ってもいいかもしれません。ですが遠回りしたことによって得た知識や経験、紡いだ人間関係などがあり、遠回りにも意味があったということを知ることができたことがいちばんの成長と言えるかもしれません。

    「諦めなければ必ず結果になる」
    このことを心に刻み
    粘り強く生きていきます

    T.N.
    MESSAGE02

    高校入学から編入の間にたくさんの人に助けられ一人立ちできるような人間になりました。家族、友達、先生方です。特に、猪股先生と後藤先生には何度助けられたか分かりません。お二人がいなければ私は卒業することができなかったと思います。見捨てずたくさん気にかけ、卒業まで見守っていただき本当にありがとうございました。
     卒業するにあたり、私は人に喜んでもらえるよう生き、身の周りにいる人に信頼される人になります。簡単そうで続けるのが難しい、不可能に思えるような目標ではありますが、在学中に学んだ「諦めなければ必ず結果になる」ということを力に、仕事や生活のなかで活用し、焦らず粘り強く生きていきたいと考えています。
     いろいろな事情がありILCに編入し、いろいろあり卒業が遅れ他の人とは少し違う高校生活になりました。でも今ならこの学校を卒業することができ、本当によかったと思います。腐らずに生きることを頑張ります。

    在学中に身に付けた
    計画性は今後も
    積極的に役立てます

    R.S.
    MESSAGE03

    中学時代に体調を崩してしまい全日制は難しいと判断し、通信制のある仙台育英に入学しました。最初はこんな体調で最後まで通いきれるのか等心配が尽きませんでしたが、家族や先生方のサポートのおかげもあり、勉強面も怠ることなくこうして卒業・進学することができました。
     通信制は自由な時間が全日制より多いため、より体調回復に専念することができました。一年目は履修科目も多く、初めてのことばかりで目を回していましたが、今振り返ってみると自分なりにちゃんと楽しめていたなと感じます。自分で計画を立てて進められる環境だというところも、プレッシャーを感じずにいられたのだと思います。この計画性は大学に限らずこれからの自分に役立つ力ですので、今のうちから身につけることができて良かったです。
     コツコツ積み重ねていけば大抵のことはうまくいく、とこの3年間で改めて実感しました。自分に合った環境で高校生活を送れたことをとても嬉しく思います。

    自分のペースで
    楽しく通ううち、
    学校が楽しくなりました

    D.E.
    MESSAGE04

    僕は中学時代に不登校になり学校自体が嫌いでした。ですが、この学校に来て自分のペースで登校でき、家族や友達、優しい先生のおかげで毎日楽しく学校に通うことができ、学校が好きになりました。初めの頃は、学校のない日が退屈に感じたり友達が出来ないことなど、たくさん悩みを抱えていました。ですが、この環境のおかげで自分から行動する主体性が身につき成長することができました。例えば行事に参加したりアルバイトをしたり、留学に行ったりして自分の好きなことに自由に挑戦することが出来るようになりました。その結果、様々な人と出会い楽しい思い出を作ることができました。特に研修旅行と東和蛍雪校舎は思い出深いです。
     これから大人になるにあたって一人でしなければいけないことが増えると思います。それにつれて悩みや辛いこともたくさん増えると思います。ですが、自分らしさを忘れずに挑戦し続ける気持ちを大切にしようと思っています。

    過去の自分に会えるなら
    通信制を選んで正解だったと
    自信を持って伝えたい

    K.M.
    MESSAGE05

    中学時代、学校に行くのが怖かった。人間関係がうまく築けず、毎日が苦痛だった。だから、高校は自分のペースで学べる通信制を選んだ。通い始めてみると、その選択が正解だったとすぐに実感した。学校には同じように人間関係で悩んだ経験を持つ子が多く、共感できることがたくさんあった。最初は不安だったけれど、気づけばたくさんの友達ができていた。特に2泊3日の京都では他校舎の生徒とも交流し、普段の生活では味わえなかった新たな視点や価値観を学んだ。彼らとの会話や共同の活動を通して、友情の大切さと多様な考え方の素晴らしさを実感した。駅伝の応援では皆で力を合わせる喜びを分かち合い、連帯感を深めることができた。
     通信制の大きな魅力は自由な時間を有効活用できることだ。平日が空いている分、アルバイトを始めることができ、実際に社会に出て多くのことを学んだ。接客を通じてコミュニケーション能力が向上し、責任感も身に付いた。学校の授業だけでは学べない経験ができたことは、大きな成長につながったと感じている。
     「通信制=孤独」というイメージを持つ人もいるかもしれない。でも実際はそんなことはなかった。むしろ自分に合った環境でのびのびと学べる最高の場所でした。もし過去の自分に会えるなら「通信制を選んで正解だったよ」と自信を持って伝えたい。あのとき勇気を出してこの道を選んだからこそ、今の自分がある。高校生活、最高の思い出になった。

    先生の言葉のおかげで
    高校生活を後悔なく
    送ることができました

    T.T.
    MESSAGE06

    3年間、とても長いようで短い高校生活でした。自分の高校生活は小学生、中学生の時に思っていたのとは全く違う生活でしたが、一ミリも後悔していません。すごく成長することができた3年間だったからです。
     そしてこれからは理学療法士になるために3年間専門学校に通います。将来の目標を見つけたのもこの学校に通いたくさんの先生方に出会えたからです。これからの学校生活は、他の人より1歩2歩後ろからのスタートだと思います。久しぶりの学校生活はとても不安なことばかりですが、最後に笑顔で「ありがとう」と言ってもらえるような理学療法士になるため、2倍3倍頑張らければ、と思っています。
     この学校に入学してから1年間はずっと後悔していました。「全日制に行って毎日楽しい高校生活を送りたかった」と。でも、2年生の初めに長野先生に言われた「今の自分は昔のなりたかった自分なんだよ」という言葉のおかげで後悔のない高校生活を送ることができました。
     まだまだ子供すぎる18歳ですが、3年前の自分よりかなり大きくなれました。これからも1日1日を大事に、成長していき、夢の理学療法士になり育ててくれた親にたくさんの親孝行をしていきたいです。

    中学で学べなかったことを
    もう一度学び直す機会を
    与えていただきました

    T.I.
    MESSAGE07

    私は山形から通学していました。中学の時、学校に行けなくなり、地元の高校に進学することができませんでした。通信制課程を選択したということで、レポートやスクーリングという初めて聞く言葉に戸惑いを感じながらも、先生のご指導のもと無事に3年間で卒業をすることができました。
     山形から週1回のスクーリングに通うということは、私にとってはとても勉強しやすい環境だったなと思います。レポートの内容でわからないことは、スクーリングで先生に質問したりして解くことができました。また、中学時代受けられなかった授業を学び直しをする機会を与えていただきました。このことは大変良かったなと思います。2年生のときに京都に駅伝の応援に行く機会がありました。普段あまり話さない人たちと仲良くなり先生とも話をする機会があり、とても充実した良い思い出になりました。
     4月からは建築の勉強をしに新潟に行きます。将来のことを考える機会を与えていただいたこの学校にとても感謝をしています。ありがとうございました。

    通信制で身に付けた力は
    指定校推薦でアピールする
    強みにもなりました

    K.K.
    MESSAGE08

    高校1年の11月頃に通信制課程へと編入しました。全日制の学校が自分には合わず体調を崩してしまい勉強についていくことができなくなったからです。通信制に入ったときは何もわからず戸惑いましたが、優しい先生方の手厚いサポートのおかげで徐々に慣れていきました。慣れてからは同じ学年の人と同じ時期に卒業したいと目標を掲げ、少し多めの単位を履修しながら日々勉強していました。レポートの数の多さや難しさに苦戦しながらも、自分で調べたりしながらやり遂げることができました。通信制ならではの自己管理の大変さを実感しました。それと同時に通信制に入ってから自分が成長できたポイントの一つです。
     進路については前から大学に進学したいと考えており、先生方の推薦をいただいて石巻専修大学へ入学することになりました。指定校推薦をいただくために改めて自分がどういう人間なのか自己分析をしたりもしました。責任感の強さや自己管理能力など通信制に入ってから身に付いた能力も推薦書に書きました。なぜこの大学を志望したかというと地元とのつながりを大切にしているところに魅力を感じました。今年からはこの大学で学び地域に寄り添っていけたらいいなと思います。

    通信制の自由な2年間で
    好きなことを学んだ結果、
    TOPIKの最上級に合格!

    S.T.
    MESSAGE09

    高校2年生の春から通信制に転入した。通信制が全日制と大きく異なる点は「自由」であることだ。服装の自由、髪型の自由、そして時間の自由。自由な時間をどう使うかが在学中の私の課題となった。そこで私はアルバイトを始めた。初めは仕事を覚えるのも一苦労だったが、約2年間続けた今では新しく入ってきた後輩に指導しながら自分自身の成長も感じることができている。
     そして私は中学生の頃から続けていた韓国語の学習に力を入れた。韓国語能力試験、通称TOPIKという試験がある。中学生の頃受検した際の結果は2級だったが、通信制在学中に最上級である6級を取得することができた。そこから自信がついたことや、母国語ではない言語を使う楽しさを知ったことから、卒業後は韓国に留学するという中学生からの目標を叶えることになった。
     自由な時間が増える分、関心のある分野や自分に必要な学びを選択して専念できるのは通信制に入学して良かった点のひとつである。また、自分自身と向き合い、考えることも多くなった。自由の中で自分をどう律するか。自分次第で結果を良くも悪くも作ることができる場所だと考える。通信制に在学した約2年間で私は大きく成長することができた。

    この学校を選び、
    弱さを受け入れたことで
    前を向くことができました

    K.C.
    MESSAGE10

    私はもともと全日制の仙台育英学園高校に在籍していましたが、精神的不調により通信制へ転入しました。不安でいっぱいでしたが、今は卒業後の自分の進む方向性をいろいろと考えられるまでになりました。
     私は自分への恐怖を取り除くことができませんでした。学校に行けなくなった理由に明確なものはありません。学校に通うこと自体がつらかったのかもしれません。そこに怠惰はなかったと肯定していいのか、自分の障害から目を背け、本当はできたのにやらなかった努力不足だったのではないか。そんな考えから脱せないまま、日々を過ごしました。
     しかし、通信制で学ぶ中で、そんな感情から脱するきっかけを掴めました。私は恵まれている、ということに気がついたのです。私の両親は諦めずに通信制という道を示してくれました。全日制の先生方もいろいろと尽力してくださいました。私のことを考え、理解し、助けてくれた人がいたのです。おかげで私は前に進むことができました。
     怠惰で努力不足でも、全てが終わるわけではありませんでした。この学校を選び、自分の弱さを受け入れたことで、前を向いていいのだと思うことができました。通信制を選択し、無事に卒業することができるのは、本当に幸せなことなのだと再認識しています。大変お世話になりました。ありがとうございました。

  • 先生方と話すうちに
    やりたいことが明確になり
    大学進学を決めました

    Y.I
    MESSAGE01

    私の高校生活で印象に残っていることは、先生方にたくさん助けていただいたことです。数えきれないほど相談を聞いてくださったり、会うたびに声をかけてくださる優しさにとても救われていました。
     高校に入学してすぐの頃は勉強についていけるかどうかや、レポートを終わらせられるかなどでとても不安でした。しかし、教科の先生方がたくさん教えてくださったおかげでレポートをすべて出すことができました。最後の年でスクーリングに全て出席してもっと前からスクーリングに出席しておけばよかったと少し後悔しました。
     行事はILC青森ウォークに2回参加したのですが、2回とも体調を崩して途中で帰ってきてしまったので外に出るのは向いていないと感じました。もう少し体力をつけたいです。
     中学生の頃に不登校になって人数の多い教室に入ることが難しかった私のために隣の席を用意してくださるなどの対策をしてくださったおかげでテストやスクーリングで教室に入れるようになれたので、とても感謝しています。
     専門学校や大学に通うという選択肢は高校に入学してすぐの頃はなかったので先生方と話すうちに自分の夢ややりたいことが明確になってきて通信制の大学への進学を決めました。高校で学んだことを少しでも活かしたいです。
     周りと比べると充実した高校生活ではなかったけれど、とても楽しかったし印象に残る高校生活でした。最後までたくさん迷惑をかけていしまって申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。私も誰かを助けられるような人になるために頑張りたいです。

    行動を起こす原動力こそが
    夢や希望だということを
    この学校で実感しました

    S.S
    MESSAGE02

    今と入学当初を比べて変わったことは、自分の「考え方」です。以前は勉強以外のことは全て無意味で、勉強しない自分は存在意味がないと思っていました。しかし今の自分は全く違う「考え方」を持っています。
     以前は点数を取ることだけが勉強だと思い、自分で考えることを忘れてしまっていました。今はというと、もちろん点数も重要だと思っていますが、点数は単なる自分への保険であり、自分の真意を無視してしまう問題は解決されないと思っています。つまり何かしら自分で考えない限り、いつまでも新しい気づきがないと思っています。
     それと以前は、希望、夢などの肯定的な言葉が安っぽく感じ、あまり良い印象を自分の中でも持てませんでした。しかし今の考え方を結論から言うと、希望も夢も重要だと思っています。なぜなら希望がないと夢を見ることはできないと思うからです。それは行動しないと始まらないということでもあると思います。その原動力こそが、希望という要素だと思っています。
     高校生活での思い出を考えたとき一番良かったなと思えた出来事は、自分の頭で考えることで、シニシズムなどの思想を知る機会が増えたことです。正解がなく数限りない考えを探究していくために、たくさんの書物を読み、自分なりに解釈を繰り返して、自分の生活にも生かすことがとても楽しいです。
     最後に、大学受験にあたり、添削や面接の練習をしてくださった先生方に感謝の気持ちを伝えたいです。忙しい中、時間を割いてくださりありがとうございました。このように自分が変われたのも、通信制ならではの自分のペースで勉強に打ち込むことのできる特色あってこそだと思います。変化を恐れず学ぶことを忘れず、どんな状況でも希望を持ち続けます。

    自然学習会をきっかけに
    人と関わることの
    楽しさを知りました

    Y.A
    MESSAGE03

    私にとって高校生活は、自分を見つめなおし、大きく成長できる時間だった。中学生の頃、不登校を経験した私は、新しい学びの場としてこの高校を選んだ。最初は不安もあったが、この3年間で少しずつ自信をつけ、多くのことを学ぶことができた。
     まず高校生活の中で勉強に対する意識が大きく変わった。中学時代は勉強が苦手で、なかなか理解できないとこも多かったが、高校では基礎から学びなおすことができた。自分のペースで学習を進められるおかげで、少しずつ苦手意識を克服し、学ぶことの楽しさを感じられるようになった。
     また、印象に残っているのは、種差少年自然の家で行った自然学習会である。そこでは、カニ釣りをしたり、浜カレーを食べたりする体験をした。普段の生活とは異なる環境で、自然に触れながら学ぶことができたのは、とても貴重な経験であった。仲間と協力しながら活動することで、コミュニケーションの大切さを改めて実感し、人とかかわることの楽しさを知るきっかけにもなった。
     さらに、高校生活中に飲食店でアルバイトを始めたことも、大きな成長につながった。アルバイトを通じて多くの人とかかわる機会が増え、社会でのコミュニケーションの大切さを学んだ。最初は人と話すことに緊張することもあったが働く中で少しずつ慣れ、自然に会話ができるようになった。この経験を通して、自分が成長できたことを実感している。
     高校生活を振り返ると勉強の面でも、生活の面でも、一歩ずつ前に進むことができていると感じた。これから私は専門学校に進学し、高校で学んだ知識や経験をいかしながら、社会に出るための準備をしていきたいと考えている。この3年間は私にとって、大切な経験が詰まった時間だった。

    決断力を身につけたことで
    自分を好きになれたのが
    とても嬉しかったです

    M.O
    MESSAGE04

    僕がこの3年間で成長できたと思うところは感情に支配されずに過ごせているところ、自分で自分のことを決めるという決断力です。
     通信制課程の魅力は自分の好きな時間に好きなように学べることだと思っています。だからこそ、親や先生などと同じ場所にいる時間が少なく好きな時間に好きなことをできるのと同じように、めんどくさいと思ったや嫌いなものを後回しにしたり、逃げてやらないという選択も簡単に取れてしまう環境でもあると思っています。実際にそういう選択をしたことがあります。レポートをする気分じゃないから何もしないを続けた結果、どんどんたまっていって自分を苦しめることになりました。このままじゃだめだと思い机に向かって勉強をする時間を決めてそれを癖づけたり、家事をする時間を作って、とにかく何もしないでやりたいことだけやって寝る日を作らないように頑張りました。それを始めてから今まで解けなかった問題やできなかった料理や掃除などができるようになって、「自分こんなことできたんだ」と今まで気づかなかったことを見つけられました。今ではやりたくないものから逃げずに挑戦してみることが多くなって、いやなことから逃げない強い気持ちをもって生活できています。
     2つ目の決断力というのは将来のことについてです。自分は中学生の時にはまだ何をやりたいのかがあまりなく、将来のことについてあまり考えていませんでした。でも高校生になって将来を考え始めました。一人の時間が多く自分と向き合う時間も人一倍多くありました。やっと将来のやりたいことができ大学に行くという決断ができました。ちゃんとその意見を言えて決断できた自分が好きになったしうれしかったです。通信制に通っていないとできない経験が自分にとって大切な3年間でした。

    「自分に自信をもって」
    先生の温かい言葉に
    頑張る力をもらいました

    M.K
    MESSAGE05

    私は高校生活を振り返り、とても成長できた3年間だったと思います。まず私は小学生のころから不登校で学校や勉強に対して苦手意識があり、高校に入学してからもレポートやスクーリングはもちろん、テスト自体が初めての経験のため最初はとても不安を感じていました。しかし、先生にわからない問題を聞いたり、時にはおすすめの本を紹介してもらうなど先生と話す機会が増え始めると、学校に行くことへの不安はなくなりました。また期末テストでは、まじめにレポートや自主学習に取り組んだ結果、自分の中で満足のいく点数を取ることができました。それからは努力したら結果につながることが楽しくなり、勉強に対しても前向きに取り組むようになりました。2年生になり自分の学習ペースをつかみ始めると学校や勉強に対して苦手意識がなくなりました。
     また、3年生の夏頃にはアルバイトと就職活動を始め、とても濃い1年間となりました。アルバイトでは社会人としてのマナーや責任感などたくさんのことを学ぶことができました。特に私は元々人見知りで内向的な性格でしたが、接客のアルバイトを通して行動力を身に付けることができました。
     就職活動中には進路について悩み先生に相談したり、また、自分のアピールポイントがわからなくなり先生方からたくさんアドバイスをいただきました。その中でも「自分に自信をもって」という言葉をもらい、改めて頑張ろうと決意しました。それからは自分に自信を持ち、落ち着いて面接を受けることができ、無事就職先を見つけることができました。
     私はこの3年間の高校生活で積極性や自己管理能力などたくさんのことを学ぶことができました。この経験を卒業後にも生かし、何事にもまじめに、そして積極的にこれからも取り組み、成長していきたいと思いました。

    コミュニケーション力がつき
    素敵な先生方や友達と
    出会うこともできました

    M.T
    MESSAGE06

    私は、仙台育英学園高等学校ILC青森に入学してすごく成長することができたと思っています。
     中学生の頃の自分は、病気になって、学校には毎日通うことができず、学校に行けたとしても午後からでした。そのため勉強は遅れ、クラスの友達とも馴染みづらさを感じて学校に行きたくないと思ってしまうようになりました。しかし、仙台育英の通信制課程に入学して、自分のペースで学校に通えるようになると、気持ちが楽になり、学校が苦ではなくなって、スクーリングに規定回数以上出席したりしました。入学してすぐの頃は、わからないことだらけで、友達もできるか不安でしたが、学校に行くと、先生方が気さくに声をかけてくださったおかげで、話すことや質問などが苦手だった私が、自分から声をかけたり、質問したりできるようになりました。3年間で、コミュニケーション能力が上がったと自分でも思います。そのおかげで、友達もできました。今では、体調が整ってアルバイトを始めることもできました。
     この3年間で私は、性格も明るくなって、自分に自信を持つことができました。そして、素敵な先生方や友達と出会うこともできました。仙台育英ILC青森に通うことができて本当に良かったと思っています。3年間、学校生活を支えてくださった先生方には感謝でいっぱいです。これからの人生、何が起こるかわからないけれど、自分らしさを忘れずに頑張りたいと思います。ありがとうございました。

    通信制に通ってから
    周囲に「明るくなった」と
    言われるようになりました

    A.N
    MESSAGE07

    私は仙台育英学園高等学校の通信制課程に入学してから周囲に、「何か雰囲気が変わったね」や「明るくなった」と言われるようになりました。最初は転入学したということもあり、通信制というのはどんな場所でどんな先生がいてどんなふうに勉強を進めていくのだろうと不安でいっぱいでしたが、その不安を払拭するように先生方が優しく声をかけてくださいました。そのおかげで安心して通えるようになったと思います。
     また、ここでは友の大切さを学びました。行事で種差海岸を一緒に歩く、一緒にゴルフをするという経験を通して仲間と一緒に何かをするということの素晴らしさや、一人でするよりも友と一緒にしたほうが楽しさは何十倍にもなるというのを知ることができました。プライベートでは夢を語ったり、ある時は相談に乗ってもらったりと本当に持つべきものは友であり、家族と同様、宝のような存在です。
     振り返ってみると、自分でもわからなかった一面や学ぶことがたくさんあったと感じます。こうした一面や学びに気づくこと、そして何よりも私自身が明るくなることができたのは手厚くサポートしてくださった先生方、私を励まし一緒にいてくれる友人、私を見守りながらこの学校に通わせてくれた親のおかげだと思います。本当にこの学校に通うことができて幸せ者だと思いました。卒業後もこの気持ちを忘れず、親孝行ができるように精いっぱい頑張ります。

    自分に向き合えたことで
    精神や体調が整い
    充実した高校生活が送れました

    M.S
    MESSAGE08

    中学3年生の時に起立性調節障害と診断され、高校に入学しても思い描いていた高校生活を送ることができず、とてもつらい思いをしました。母に勧められ、仙台育英の説明会に参加した際に、初めは通信制に対しての先入観があったり、周囲の友人たちとは異なる道を進むことに不安もありましたが、とても雰囲気がよく、ここで学びたいという気持ちがより強くなりました。スクーリングに行くたびに先生方が明るく気軽に話しかけてくださり、楽しく通えました。
     通信制での学びでは、自己管理能力と時間の使い方が重要です。自分でスケジュールを立て、計画的に学ぶことは簡単なことではありませんでしたが、計画を立てて行動することが好きになり、そのおかげで、スクーリングやレポート、アルバイトの両立をすることができました。
     通信制は、全日制と違い、自分の時間があるため、自分と向き合う時間が多くありました。自分と向き合う時間があったからこそ、生活リズムや精神を整えることができ、ほぼ完治した状態まで回復しました。回復したことにより、挑戦できなかった行事に参加することもできました。その中で特に私が印象に残っている行事は、ボウリング教室です。運動しながら普段交流のない生徒や、先生方と盛り上がれたことや、2位という結果になり悔しかったことなどが思い出となっています。
     最後に、私を支えてくれた方々に感謝の気持ちを伝えたいです。どんな時も味方になってくれた家族や友人、勉強や進路で悩んだときに寄り添いサポートしてくださった先生方、皆さんの支えがあったからこそ、ここまで来ることができました。これからも、学び続ける姿勢を忘れず、成長し続ける自分でありたいし、自分も誰かを支えられる人になりたいです。

    完璧にこだわりすぎず
    しっかり休むことの大切さを
    3年間で学びました

    K.Y
    MESSAGE09

    3年間を振り返ってみて、自分が主に取り組んできたこと、身に付けたことは2つあります。
     1つ目は勉強についてです。3年間で合計6回の学校のテストがありました。そのテストを毎回、本気で取り組むことができたと思っています。特に、国語の勉強を通して、自分に合った楽しい物語の読み方というのも得ることができたと思っています。いつもは何気なく読んでいた文章も、登場人物の気持ちを表現しているんだと気づいたりすることができました。実際に共通テストを受験して、このような能力がしっかりと身についているんだと自覚することもできました。中学生の時は国語は苦手科目で点数も低かったのですが、得点源となる科目にすることができてよかったです。これからも多くの本に触れて、自分では思いつかないような様々な表現を楽しんでいきたいです。
     2つ目は、自分との向き合い方についてです。私はこの3年間で、完璧にこだわりすぎず、しっかりと休むことの大切さを学んだと思います。私は前の学校で、勉強と部活の両立にこだわり続けて、結局、一気にすべてをやめることになってしまいました。このようなことを二度と起こさないようにたくさん考えました。大切なことは一番に優先すべきことをしっかりと考えることだと思いました。大切なことは、すべてを成功させることではなく、すべてをダメにしないことなんだと考えられるようになりました。
     4月から大学生になり、自分で考えて行動することがほとんどになります。すべてをダメにしないために、何を優先すべきなのかを今までよりもしっかり考えて生きていけるように頑張ります。

    先生方や友達のおかげで
    やりたいことを明確にし
    進路を確定できました

    R.U
    MESSAGE10

    ILC青森に入学する前の私は、些細なことですぐに自分に自信を無くしてしまい、落ち込むようなとても弱い人間でした。一人で行動をすることもできず、前までの自分だったら見ず知らずの人がたくさんいる場所に通うことはできなかったと思います。
     そんな私ですが入学してからは当たり前のことだけど一人で見ず知らずの人がたくさんいる環境にも足を踏み入れることができるようになり、多くはないけど友達も何人か作ることができました。レポートはわからないところもあきらめずに時間をかけて解きすべて期限内に提出することができました。勉強は足りないところもあったと反省しているので、それは今後の専門学校での生活に活かしていきたいです。
     転入する前までは考えられてすらいなかった進路も、先生方や友達のおかげでやりたいことを明確にし、無事に進路を確定させることもできました。人とのコミュニケーションをとるのが苦手なところはまだ克服できていないけど、残りの期間で少しでも克服できるようにし、テストが終わったからと気を抜かずに勉強に取り組みたくさんの人を笑顔にできる大人になりたいです。学校生活は1年間という短い期間だったけど自分のいろんなところを成長させることができたと思っています。

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