本校の特色 スクールポリシー
仙台育英学園高等学校 広域通信制課程
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教育目標
明るい人間関係の構築のもと、他者と磨き合おうとする互譲・切磋の意欲をもち、自己調整能力・計画実行能力を駆使しながら理想の自己像にむけて行動できる実践者の育成 -
進路指導目標
高等学校卒業資格取得を第一としながら、大学・専門学校へ一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜を活用して進学すること、適性のある業界へ就職すること、若しくは現職でのさらなる活躍を目指す。
概要
1997年12月、宮城県から認可され、本県に本校を置いている私立高校の中では初めての通信制課程であった。2001年12月には広域通信制課程の認可を受け、2002年4月にILC青森校、2014年4月にILC沖縄校が開校し、広域化を進めてきた。※ ILC … Ikuei-Learning-Center
広域通信制課程は、3つのILCが互いに連携し合いながら教育課程内外の活動を通じて、自分自身と向き合う自己管理能力や他者との協働に必要な人間性を養うとともに、社会人として求められる教養・意識を高め、自身と他者の成長のために高度なパフォーマンスを発揮できることを目指す。
広域通信制課程は、宮城県、青森県、沖縄県の3つのスクーリング拠点が互いに連携し合うことで、教育課程内外の活動を通じて、明るい人間関係の構築のもと、他者と磨き合おうとする互譲・切磋の意欲をもち、自己管理能力に属する自己調整能力・計画実行能力を駆使しながら理想の自己像にむけて行動できる実践者の育成を目指す。また高等学校卒業資格取得を第一としながら、大学・大学校・専門学校への進学や適性のある業界への就職、現職でのさらなる活躍につなぐための指導・支援を行う。
資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
教育目的(=スクールミッション)が反映された教育目標の達成に向け、在学中に引き出す資質と育成する能力を下記のとおり設定する。
■資質
【基礎的な資質】
【高度な資質】
■能力
【基礎的な資質】
【高度な資質】
【基礎的な能力】
【高度な能力】
教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
資質、能力を育むべく、下記の教育課程を編成する。
- 基本的生活並びに学習における手助けとなるべく、自身への気づきを促すことを目的として、丁寧な対話を全授業で実践する。
- 課題達成によって、着実に成功体験を積ませ、取り組みを褒めることで、能力向上を図る。
- 新卒者をはじめ、他の高等学校からの転学を希望する生徒や中途退学者など、学習意欲のある者を受け入れ、前籍校を含め3年間以上在学した上で74単位以上の単位を修得すれば卒業資格を得られるようにする。
- 教育課程の特例に基づき、報告課題の添削指導や面接指導はICTを活用できるように教育課程を編成し、生徒が主体的・自律的に履修できる体制とする。
- 世代を超えたコミュニケーションを必須と考え、普段の授業以外での行事(新入生歓迎会・オリエンテーション・スポーツ応援など)をカリキュラムに編成していく。
評価方法は下記のとおりとする
- 2021年度以前の入学生に対しては旧規定に基づく評価を適用するものの、下記の内容も可能な限り取り入れる。
- レポート・スクーリング・テストの取り組みを踏まえて多様な学習活動の中で「観点別学習評価」を行う。また、テストの中でも設問等の設定方法を工夫することで「観点別学習評価」を行う。
- 学習における「目標・内容と評価の一致」のための前提となる「教科・科目別全体シラバス」や「単元シラバス」を作成していく。
- 「観点別評価」のうち、「知識・技能」、「思考・判断・表現」では教科目の特性を生かして、各教科目が観点の評価項目を決定する。
- 「観点別評価」のうち、「主体的に学習に取り組む態度」では、全教科目で自己管理能力に属する自己調整能力(目標を立てる力、伸長する力)・計画実行能力(計画を立てる力、完遂する力)を評価項目に設定する。その具体的なルーブリックは以下のとおりとする。
入学者の受け入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
建学精神、教育目標、進路指導目標に共感し、「人間性」「社会適応力」に掲げる資質・能力の体現と習得を目指そうとする入学者について、求める資質・能力に基づいて募集する。広域通信制課程では自己推薦選抜試験、一般入学試験を実施し、受験生の適性や潜在的な資質・能力を多面的かつ総合的に評価する。
広域通信制課程募集で求める資質・能力
- 資質・能力の体現とその習得に向けて努力する姿勢や意欲がみられること。
- 中学校あるいはそれに準ずる卒業資格があること。
- 進路目標が広域通信制課程の進路指導目標と一致していること。