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2021.11.02

ILC宮城 令和3年度 第24回前期卒業式

困難は必ず乗り越えられる、
常に前進して行きましょう

 広域通信制課程ILC宮城の令和2年度第23回前期卒業式が9月26日(土)、宮城野校舎の北辰 体育実習室で挙行されました。ILC宮城の卒業生は13名。校長先生から一人一人に卒業証書が手渡されました。
 校長先生は式辞の中で、「これから先、新型コロナウィルスの流行でまだまだ先が見えない状態です。しかし過去の歴史を振り返れば疫病は人類に何度も降りかかってきています。問題はその疫病とどう向き合っていくか。皆さんはさまざまな事情によって苦労をしながら卒業を迎えました。そういう意味では困難は、強い意思があれば必ず乗り越えられるものだと思います。皆さんもこの学校のケヤキのように立派に成長されることを期待しています」と温かい激励の言葉を贈られました。
 卒業生代表による答辞では「ここにいる13名にはこれからも楽しいことや辛いことがたくさんあるかと思います。楽しい時には自分を忘れず、苦しい時には、本校の建学の精神である“至誠” “質実剛健” “自治進取”を思い出し、苦難にひるむことなく、前へ進んでまいります」と力強い抱負が述べられました。

 
 

卒業生代表答辞【全文】

 

 季節は折々にその美しさを感じさせてくれます。今大変な時ではありますが、そっと窓の外を見まわすと、秋の穏やかな薫りを感じさせてくれるときがあります。
「白露もこぼさぬ萩のうねりかな」
 松尾芭蕉の句です。芭蕉も詠んだ萩は万葉集に最も多く詠まれている日本人に親しまれた花です。また、ミヤギノハギは宮城県の県花としても親しまれています。その萩は、今、満開で秋の深まりに色を添えています。
 本日、私達13名は仙台育英学園高等学校通信制課程を巣立ってまいります。今はコロナ禍で世界中がその対応に追われています。そのような時にもかかわらず私たち卒業生のためにかくも盛大な卒業式を挙行していただき、感謝の念に堪えません。加藤雄彦理事長校長先生には心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
 また、今、校長先生より温かい御言葉をいただき重ねて御礼申し上げます。

 私達13名は、今まで優しく指導してくださった加藤雄彦理事長校長先生、通信制課程の先生方、そして、どんな時も私達のことを真剣に考えてくれた家族に見守られながら、卒業証書を手に新しい人生の扉を開こうとしています。
 通信制課程で過ごした日々は、一生の親友との出会いを与えてくれました。一緒にリポートを学習したり、難しい問題を教え合ったり、談笑したことは私にとって心の支えとなる大切な思い出です。
 全日制課程では、人間関係で悩み、ストレスから休みがちになりましたが、仙台育英学園高等学校通信制課程に転籍してからは毎日が充実していました。
 転籍した当初は、週一回土曜日に行われる一斉スクーリング。平日に行われる通信制課程学習室でのスクーリング。リポート・試験など、全日制課程と通信制課程ではシステムが全く違い、不安で一杯でした。特にリポートは枚数が多く提出期限を守るのが大変でした。しかし、学習計画をたて、分からない問題については担当の先生に質問し、一生懸命に取り組みました。
 通信制課程でやりぬいたことは、これまでの私にはない自信を与えてくれました。始めに芭蕉の句を詠ませていただきました。「白露もこぼさぬ萩のうねりかな」この句は萩の強さをうたった句です。私はこの萩の花のようにこれからも粘り強く頑張っていく所存です。
 昨年10月には校外学習で、博物館学習に参加し、友人と伊達家ゆかりの刀や兜を見学し、古の人々の生活に思いを馳せ、美しい紅葉の中楽しいひと時を過ごしました。

 卒業後は、製造業の仕事に就き社会人として一生懸命に取り組みたいと思います。
 また、家族には長い間大変迷惑や心配をかけてきましたが、祖母や両親の愛情を感じなかった日はありません。いつも穏やかな家族に温かく見守られ大切に育ててもらったことに感謝しています。
 ここにいる13名にはこれからも楽しいことや辛いことがたくさんあるかと思います。楽しい時には自分を忘れず、苦しい時には、本校の建学の精神である “至誠”  “質実剛健”  “自治進取” を思い出し、苦難にひるむことなく、前へ進んでまいります。先生方、保護者の皆様、私達はまだまだ未熟者です。これからもどうぞ温かく見守り、御指導くださいますようお願いいたします。

 最後になりますが、仙台育英学園高等学校のますますの御発展と、加藤雄彦理事長校長先生をはじめ諸先生方の御多幸をお祈り申し上げ、答辞とさせていただきます。



令和3年9月25日
卒業生代表

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