ILC宮城 令和4年度 第25回前期卒業式
何事もプラスにとらえれば
困難があっても乗り越えられます
広域通信制課程ILC宮城の令和4年度第25回前期卒業式が9月17日(土)、宮城野校舎のオークルームで挙行されました。ILC宮城の卒業生は9名。一人一人に校長先生から卒業証書が手渡されました。
校長先生は式辞の中で、今年の夏の甲子園(第104回全国高校野球選手権大会)でのエピソードとして「準決勝、聖光学院(福島)との試合終了後に本校硬式野球部の佐藤主将が、聖光学院の選手に“明日は優勝してくれよ。仙台育英は東北代表なんだから”と声をかけられたそうです。佐藤主将はこの瞬間からプラス思考に切り替わり、東北代表なら味方が900万人に増えたと考え、何も怖いものがなくなったそうです。その話を主将から聞いた仲間たちも前向きな気持ちで決勝に臨むことができた、とのことです」と語られました。そして「本学園には、学園創立者 加藤利吉先生から受け継がれた3つの要素の掛け算がある」とし、「一つ目は熱意。二つ目は能力。でもこの2つだけではうまくいかない。大切なのはプラス思考を持つこと。皆さんはこの掛け算を実践したからこそ、高校卒業という目標を成就することができました。どんなに苦境に立たされていても考え方としてプラス思考があれば必ず乗り越えられます。これからも、そのように生活を送ってほしいと思います」と、温かいエールを贈られました。
卒業生代表による答辞では「ここで知り合った友人と一緒にわからない問題を解いたり、スクーリングでは教科担当の先生に丁寧な解説をしたいただいたおかげで今日の日を迎えることができました」と学校生活を振り返りながら「多くの思い出を胸に私達卒業生9名はこれからも成長していきます」と力強い抱負で締め括りました。