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2023.03.30

ILC宮城 令和4年度第25回後期卒業式

好きなことを突き詰めて自分を磨き、
人生を豊かにしていきましょう

 3月8日(土)、仙台育英学園高等学校 広域通信制課程ILC宮城の令和4年度第25回後期卒業式が行われました。この日卒業を迎えたILC宮城の卒業生は65名。高校卒業資格となる卒業証書は、加藤雄彦校長先生自ら卒業生一人ひとりに手渡されました。
 校長先生は式辞の中で、「大切なのは好きなものを作ってコツコツと毎日続けていくことだと思います。好きなことを突き詰めることで自分が磨かれ、人生が豊かなものになっていくはずです」と温かい激励の言葉を贈られました。
 答辞では卒業生代表が「学習で悩んだときは先生が励ましてくださり、新しい友達との出会いが学校生活を楽しいものにしてくれました。学校行事も数えきれないほど素敵な思い出を作ることができました。将来は患者さんと歯科医師をコミニュケーションでつなげるような歯科衛生士になりたいと思っています。今後もどうか私たちを温かく見守っていただけますようお願いします」と学校生活を振り返りながら熱い抱負を語りました。卒業生たちは高校卒業証書を手に、晴々とした表情で宮城野校舎を巣立っていきました。
 

校長式辞【抜粋】

 リオデジャネイロオリンピック(五輪)で活躍した元体操選手の白井健三さんとお話する機会があり、人生で大切なものは何かということをお聞きしたことがあります。すると白井さんは、次のように答えられました。
 「よく、夢を持て、と言われることがが多いかと思いますが、それはあとでいいと私は思います。大事なのは、何でもいいから好きなものを持つこと。僕にも好きなこと3つがあります。まず1つ目はもちろん体操。これはやってないと気がおさまらないほど好きです。2つ目は食べること。3つ目は遠征先のきれいな景色を写真に撮ること。体操は、選手としてはもう引退しているし、いつまでも続けられる保証はない。けれど、食べることを徹底的に追究したら、もしかすると料理研究家になれるかもしれないし、遠征先のきれいな風景を撮影し続ければ、世界中を旅する写真家になれるかもしれない。好きなことを3つあげることができたらその一つを仕事にできるかもしれません」
 白井さんのおっしゃるとおり、大切なのは好きなものを作ってコツコツと毎日続けていくことだと私も思います。いきなり夢を持つと挫折します。でも好きなことを突き詰めることで自分が磨かれます。その愚直さが人生の中で花開き、人生が豊かなものになっていくはずです。
 

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