2024.11.01
ILC宮城 東和蛍雪校舎研修
学園について理解を深めながら
登米の郷土料理も
美味しくいただきました
ILC宮城で10月25日(金)、東和蛍雪校舎での研修が実施されました。
今回は37名の生徒たちが参加。学園創設の経緯や建学の精神、校歌の歌詞に込められた意味などについて学習しました。登米の郷土料理「はっと汁」作りの実習では、小麦粉をこねて生地を作るところから体験。自分たちで作ったはっと汁とおにぎりは昼食にみんなで美味しくいただきました。最後に生徒の駒木くんが今回の研修でお世話になった方々にお礼の言葉を伝えました。登米の文化と学園の歴史などについて理解を深める良い機会となったようです。
お礼の言葉
生徒代表 駒木さん
今回の研修ではまず、校歌に対する考え方をより深められたと思います。歌詞の1番には「戦争に対する向き合い方」、2番では、単なる「平和な世の中」を謳うだけでなく、その平和を生徒たちが護っていくことの大切さ、3番では戦争に至った歴史を通して平和をどう護っていくかという「人の生き方」などというふうに、歌詞それぞれに想いが込められていたので、これまで以上に母校や世の中、そして平和に対する関心を深めることができました。特に私は、「宮城の大地は最高の教育機関である」という意味の「天の恵める青葉郷」という歌詞から、今自分が満足に勉強できていることは当たり前でないことに気付かされました。
はっと汁体験では、農民たちが知恵を絞ってできた料理が法度(はっと)となってしまった経緯があり、その様子が今の「逆転の仙台育英」の精神に通ずるものであるということを知りました。もちもちっとした食感と研修から得た知識がいい思い出になり、とても充実したいい時間を過ごすことができました。
お世話くださった皆様、ありがとうございました。