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2025.06.19

令和7年度平和学習【命どぅ宝】

戦後80年、私たちができることについて考えました

 

 2025年6月19日(木)沖縄高等学校とILC沖縄の合同学校行事「平和学習」を実施しました。今回の平和学習は、「沖縄市の戦後史や平和の大切さについて学ぶ」「平和の尊さや命の大切さについて深く考える」「沖縄戦の悲惨な歴史を学び、平和の尊さについて考える」ことを目的に行われました。学年ごとにテーマや学習場所を設定し、次のような内容で実施しました。

■コザヒストリート 見学

沖縄市の復興の歴史をたどる「コザヒストリート」を訪問。グループごとに1階・2階の展示を見学し、地域の歴史や平和の尊さについて学びました。

 
■平和講話「PEACE LIVE ~祖父母の人生~」
体育実習室にて、沖縄ミュージシャン・あかばしさんを講師にお招きし、「歌と語りによる平和学習」を行いました。生徒たちは、歌やお話を通して「戦争」や「平和」、そして「命の大切さ」について心を動かされる時間を過ごしました。
 
■平和祈念資料館 見学
平和祈念資料館にて、学芸員の方からの講話を受けた後、館内を自由に見学。 戦争の悲惨さや平和の尊さを実際の資料を通して学ぶ貴重な機会となりました。
今回の平和学習で、参加生徒たちはそれぞれのプログラムを通して多くの学びと気づきを得ることができました。今後も、こうした学びの場を通じて、「平和を考える心」を育んでまいります。
 
☆参加生徒の声☆
【Aさん】
自分の母と父も幼少期の頃お金はドルを使っていた記憶があると教えてもらったことがあります。身近にもまだ沖縄戦の体験者、その後の時代を生き抜いた人達がいるのでお話を聞く機会があればまた聞きたいと思いました。
 
【Bさん】
資料を見て80年前はこんなことがあったと知ることができました。また沖縄市民平和の日や慰霊の日が建てられた背景も知ることがでました。これを機に平和について少し調べてみようと思いました。
 
【Cさん】
今自分たちが生きている時代が戦後ではなく戦前になるかもしれないと聞いて、自分たちに何ができるのかを考えるキッカケになりました。
戦前にならない為には、新聞やニュースで世界の状況を見て、判断することが大事だと思いました。あかばしさんが来てくれて良かったです。
 
【Dさん】
お話や歌を通して、戦争の悲惨さや胸に響くものを感じました。祖母の気持ちや祖父の手紙の内容でつくられた歌は聞いている時も、聞いた後も自分の事のように思ってしまい、喪失感を抱きました。
「平和をまもる事」は「命をまもる事」という事にも共感し、これから先、生きていくうえで、他の人にも知って欲しい思いと戦争が起きないように自分なりにも平和をまもっていきたいと思いました。
 
【Eさん】
学童疎開は今まで子供達を逃すためのものと思っていたのですが、戦争に参加できない、兵士になれない子供を学童疎開で連れて行っているという話を聞いて、戦争をしていた時代は戦うことしか考えていなかったんだなと思いました。
最近では戦争体験者、語ることができる人が少なくなってきています。なので、戦争を語れる人がいるうちに戦争体験者から話を聞いて次の世代に語り継いでいきたいです。
 
 
【Fさん】
今まで平和学習にあまり真剣に取り組んだことがなかったので、今回しっかりと学芸員さんの話や資料館の展示を見て、沖縄戦の悲惨さや損害、本土復帰までの道のりなどをしっかり学ぶことができて、本当に良かったです
 
【問合せ】
電話番号 098-930-4111
〒904-0021
沖縄市胡屋2丁目6番17号
《問合せ時間 9:30〜17:30》

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