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2017.04.28

ILC宮城 第20回前期入学式

自分の意思を持って
これから新しいステージを作っていきましょう

 

 仙台育英学園高等学校 広域通信制課程ILC宮城の第20回前期入学式が、4月8日(土)に挙行されました。会場の宮城野校舎オークルームで33名が加藤雄彦校長先生から入学許可をいただきました。

 校長先生は式辞の中で、平成29年3月にILC青森(青森県八戸市)を卒業した先輩のメッセージを紹介されました。卒業メッセージには「中学卒業後、専門学校を経て職人として働き、結婚、出産、子育てと生活に追われ、ふと振り返ったとき心の中にずっと、高校生活というコンプレックスがあったことに気づいた」と綴られていました。続けてILC青森の学校生活を振り返りながら 「私の今後の人生の中で、この3年間の経験は様々なステージで生きてくる事は間違いないと思います」と、喜びの言葉でしめくくられていました。校長先生は「このように先輩も高等学校の卒業資格を取得し、7万人をこえる仙台育英の卒業生として仲間入りをしました。皆さんも新しいステージを自らの力で作っていってほしいと思います」と新入生に温かいエールを贈られました。
 


 
 

歓迎のことば【ILC宮城 在校生から】

 
 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。これから、みなさんの新しい生活が始まります。期待や不安、戸惑いなど、心に抱いている人も多いと思います。しかし、この仙台育英学園高等学校広域通信制課程には、ここ仙台をはじめ八戸・沖縄にもたくさんの仲間がいます。会える機会はそれほど多くないかもしれませんが、その存在が心の支えになることは確かです。

 広域通信制課程は、全日制課程とは違い、何をするにも自分の意思が必要不可欠です。何の教科を履修したいのか、進路はどうするのか、どのように時間を使っていきたいのか。すべて自分できめることができます。だから、仲間の中には仕事と勉学を両立している人、子育ての合間を縫って勉学に励んでいる人など様々な人たちがいるのです。新入生のみなさんも、この入学を機に、自分ならではの生活リズムを作れればと思います。
 一見すると、全日制のみなさんの高校生活とは違った高校生活だと思うかもしれません。そこに戸惑いを感じている人も多いと思います。けれど、その違いが広域通信制課程の強みの一つだと思うのです。自分の意思を強く持ち、それに基づいて行動する。これは簡単なように見えて難しいことです。その自主性をもって自分の人生を切り開いていく力を培える時聞が大いに増えます。それはとても貴重で大切な力です。

 それに、様々な仲間との出会いや経験をすることで自分の心を成長させることができます。自分の世界を広げ、人を理解することで、かけがえのない自分らしさという宝物を手にすることができるでしょう。私も、この学校で学ばなければそれに気が付くことはできませんでした。

 ここに在籍する私たちはみな「高校卒業」という共通したことを目指している仲聞です。それを心に刻み、これからの学校生活を楽しんでほしいと思います。
 今日からの毎日が楽しく、そしてそれぞれの目標への一歩を踏み出せることを願い、歓迎の言葉といたします。みなさん、共に頑張っていきましょう。

平成29年4月8日
在校生代表
 

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