学校法人仙台育英学園 仙台育英学園高等学校 広域通信制課程 学校法人仙台育英学園 仙台育英学園高等学校 広域通信制課程

MENU
CLOSE

INFORMATION INFORMATION

2020.10.12

ILC宮城 令和2年度 第23回前期卒業式

意志あるところに道がある、
そしてこれから先も意志はあり、新しい道があります

 広域通信制課程ILC宮城の令和2年度第23回前期卒業式が9月26日(土)、宮城野校舎の中講義室で挙行されました。ILC宮城の卒業生は8名。校長先生から一人一人に卒業証書が手渡されました。
 校長先生は式辞の中で「Where there is a will, there is a way(意志あるところに道がある)」という有名な言葉を引用し「皆さんには意志があり、それを成し遂げてこの卒業式を迎えたのは素晴らしいことです。そして意志はこれから先もあり、新しいところにも道がある。宮城野校舎に通った日々を胸に、高校卒業資格を上手に生かしながら新しい道を拓いていってください」と温かい激励の言葉を贈られました。
 卒業生代表による答辞では「先生方や両親に心配をかけてしまうこともありましたが、すべて自分の責任に任されている通信制課程での生活があったからこそ、学習や時間の使い方などの大切さを学ぶことができたのだと感じています」と、学校生活を振り返りつつ、将来の目標に向けて力強い抱負が紹介されました。

卒業生代表答辞【全文】

 

 虫の音にも深まる秋を感じる頃となりました。

 本日この佳き日に、私たちILC宮城の8名は仙台育英学園高等学校広域通信制課程を卒業します。

 加藤雄彦校長先生をはじめ、諸先生方には、ご多忙の中、ご列席賜り、卒業生一同心より御礼申し上げます。

 1年半前、私は本校広域通信制課程に転籍いたしました。転籍した当初は、週1回土曜日に行われる一斉スクーリングと平日火曜日から金曜日に行われる通信制学習室でのスクーリング、レポート、テストなど、システムが毎日学校に通う全日制課程とはまったく違い、不安で一杯でした。特に半年後に友人が卒業してしまうと、話し相手がいなくなり急に心細くなりました。

 しかし、執務室や講師の先生方に色々と声を掛けていただき、レポートで分からない箇所があるとスクーリングで担当の先生に質問し教えていただく中で、徐々にレポートの提出の仕方やスクーリングの出席の仕方にも慣れていきました。また友人が側にいなくても一人で学習計画をたて、レポートの提出日やスクーリングに出席する日を自主的に決め、提出期限よりも早めに通信制での学習を終えるよう頑張れるようになりました。

 先生方や両親に心配をかけてしまうこともありましたが、すべて自分の責任に任されている通信制課程での生活があったからこそ、学習や時間の使い方などの大切さを学ぶことができたのだと感じています。特に今年は、その後コロナウィルスの流行により、自宅で過ごす時間が増えた分、自分を見つめ直す時間をもつことができました。

 そして今は、保育士になろうと専門学校への入学のために勉強しています。卒業を迎え、両親には通信制課程での学習をいつも支えてもらい、感謝しています。

 最後になりますが、校長先生をはじめ、先生方に改めて御礼申し上げますとともに、母校、仙台育英学園高等学校の益々の御発展を心より御祈念申し上げ、答辞とさせていただきます。



令和2年9月26日
卒業生代表

INFORMATION