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ILC宮城 INFORMATION

2018.10.31

ILC宮城 平成30年度 第21回後期入学式

信頼できる先生方と一緒に
心機一転頑張っていきましょう

 仙台育英学園高等学校 広域通信制課程ILC宮城の平成30年度第21回後期入学式が9月29日(土)午後、宮城野校舎のオークルームを会場に挙行されました。この日9名の新入生が、ILC宮城での学園生活をスタートさせました。
 校長先生は式辞の中で、「皆さんはおそらく初めての経験をたくさんすると思いますが、通信制の先生方が一人一人に合わせて柔軟かつ適切に教えてくださると思います。これから一緒に頑張っていきましょう」とエールをおくられました。
 ILC宮城の代表生徒による『歓迎のことば』では「ILC宮城には、仕事や子育てと勉学を両立させている人など、様々な人たちがいます。今まで出会ったことがない人に出会ったり、知らなかったことを知ることで、自分の世界が広がり、物事を様々な視点から考えていくことができます。それは豊かな人間性を育てていくということにつながっていくと私は確信しています」と温かい励ましの言葉がありました。


 

ILC宮城 新入生歓迎の言葉【全文】

 錦秋の候、新入生の皆さん、並びに保護者の皆さま、ご入学おめでとうございます。

 在校生を代表し、心よりお祝い申し上げます。私は通信制課程で学び始めて1年半になります。みなさんの中には、これから始まる広域通信制課程に通う新生活に対して、楽しみや期待といった気持ちよりも、不安や戸惑いのほうが大きいと感じている人がいるかもしれません。私もその一人でした。

 この仙台育英学園高等学校広域通信制課程には、ここ仙台はもちろん、遠く八戸・沖縄にもたくさんの生徒が在籍しています。直接会う機会はあまり多くはありません。それでも沖縄研修やスキー研修で他の地域の友達と会うこともできます。みんな高校卒業という同じ目標に向かって学んでいる仲間です。

 そういう仲間がたくさんいるということは、確かな心の支えになるのではないでしょうか。

 広域通信制課程で学ぶためには、何事においても自分の意思・計画性が問われる自己管理能力が大変重要です。

 進路はどうしたいのか、そのためには何の教科を履修し、勉強すればいいのか、それをこなすためにはどのように時間を使うのか、全て自分の意思で決めなくてはなりません。しかし、安心してください。その意思決定までには先生方の優しく丁寧なアドバイスがあります。全日制同様通信制にもアドバイスしてくださる先生方がたくさんいらっしゃいます。勉強のこと、生活のこといろいろな悩みに対して相談にのっていただけます。

 私は、卒業後、医療と保育の専門学校への進学を希望しています。

 進学先では、保育士と幼稚園教諭の国家資格取得や医療事務検定合格に向けて、勉強を頑張りたいと思っています。また進学先の学費が高額なため、アルバイトをしてお金をためていこうとも考えています。今からは全て自分の意思で進路を決めていかなくてはなりません。最初のうちはとても不安な気持ちになってしまいます。

 しかし、それこそが広域通信制課程の中での成長の課程だと思います。自分で考えて自分自身の意思と力で行動する、当たり前のようでいざ実行しようとするととても難しいです。しかし、それを習慣として身に付けることができれば、自信や成長へつながっていくと思っています。またILC宮城には、仕事や子育てと勉学を両立させている人など、様々なひとたちがいます。今まで出会ったことがない人に出会ったり、知らなかったことを知ることで、自分の世界が広がり、物事を様々な視点から考えていくことができます。それは豊かな人間性を育てていくということにつながっていくと私は確信しています。私ももっと経験や知識を積み重ね、より深みのある人間になれるよう、皆さんと共に精進していきたいと考えています。

 人生において一つの区切りとなる高校卒業へむけて、そして、次の目標への一歩を踏み出せるよう、また、これからの学校生活が楽しく実のあるものとなることを願い歓迎の言葉といたします。

平成30年9月29日
在校生代表

ILC宮城