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ILC宮城 INFORMATION

2019.04.05

ILC宮城 平成30年度 第21回後期卒業式

高校卒業資格を得たことに誇りを持ち
堂々と社会に羽ばたいてください

 広域通信制課程ILC宮城の平成30年度第21回後期卒業式が3月2日(土)、宮城野校舎オークルームを会場に挙行されました。ILC宮城の卒業生は46名。加藤雄彦校長先生から卒業生一人ひとりに、高校卒業資格として卒業証書が手渡されました。
 校長先生は式辞の中で、「これから挫折したり壁にぶつかったりすることもあるかと思います。そのときはこの仙台育英学園で勉強した時期、さまざまな困難を克服して卒業証書を手に入れた、このことを忘れず自信に満ちて臨んでほしいと思います」と温かい激励の言葉をかけられました。
 答辞では卒業生代表が「私は全日制課程で不登校になりましたが、心機一転し通信制課程で学び直しました。通信制課程で学び始め、こんなにも歳月の流れが早く感じたのは充実した日々を過ごせた証しだと思います」と学校生活を振り返り、「それぞれの目標・夢に向かって感謝の気持ちを忘れず、これからも成長していきます。そして、仙台育英学園高等学校の卒業生として恥じない行動をとりたいと思います」と抱負を述べました。


 

卒業生代表答辞【全文】

 冬の厳しい寒さも和らぎ始め、春の足音が間近に感じられるこの良き日、加藤雄彦理事長校長先生はじめ御来賓の皆さま、諸先生方、保護者の皆さまにご列席を賜り、誠にありがとうございます。

 私たち卒業生46名に対し、かくも盛大な卒業式を挙行していただきましたこと、卒業生一同感謝の念に堪えません。

 仙台育英学園高等学校広域通信制課程ILC宮城を卒業すると同時に、私たちは自分の目標に向け、もう一つ上のステージへステップアップしてまいります。

 私は全日制課程で不登校になりましたが、心機一転し通信制課程で学び直しました。通信制課程で学び始め、こんなにも歳月の流れが早く感じたのは充実した日々を過ごせた証しだと思います。校外学習では山形蔵王研修に参加し、ILC青森・ILC沖縄の生徒と蔵王の美しい自然の中でスキーやスノーボードを通して交流をもち、夜は美味しい夕食をいただいたり、温泉に癒されながら心に残る楽しい時間を過ごすことができました。またボウリングにも参加し、スポーツを通していい交流の時間を過ごすことができました。通信制課程での時間を思い出す度に友人・先生方と楽しく話したことや勉強したことなどたくさんの思い出が蘇ってきます。

 通信制課程の学習面では、レポートで分からない問題があった時は、友人と教え合ったり、先生方に教えていただきました。

 行事面では、ILC宮城以外にもILC沖縄の生徒とも交流を深めることができました。通信制課程で学んだことや、友人と出会えたことは、私にとって宝物です。

 卒業後は、仙台医療福祉専門学校の医療保育科に進学します。通信制課程で学んだことを糧に専門学校で更に学んでいきます。

 専門学校での検定合格・国家資格取得のために、「初志貫徹」でどんな困難も乗り越えていけるよう頑張っていきます。

 一番身近で支えてくれた家族には大変な迷惑をかけてきました。学費や教材費・交通費などでとても心配をかけてしまいました。専門学校に入学してからも、学費や生活費にお金がかかります。私自身もアルバイトと学業の両立を目指して頑張っていきたいと思います。これからも支えてもらうことが多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

 先生方は、親しみやすい笑顔で、いろいろな相談にのってくださったり、友人との付き合いが下手な私にアドバイスをくださったりと、私たち生徒の心にいつも寄り添ってくださいました。心から感謝しています。ありがとうございました。

 ここにいる46名は、それぞれの目標・夢に向かって感謝の気持ちを忘れず、これからも成長していきます。そして、仙台育英学園高等学校の卒業生として恥じない行動をとりたいと思います。

 加藤雄彦理事長校長先生・先生方・ご来賓の皆さま、私たちは未熟者です。これからも温かい目で見守っていただければ幸いです。

 最後になりますが、仙台育英学園高等学校のますますのご発展と、加藤雄彦理事長先生をはじめ諸先生方・ご来賓の皆様の御多幸を祈念し、答辞とさせていただきます。


平成31年3月2日 卒業生代表

ILC宮城