仙台育英ラグビー部で学んだことを基礎に
大学、社会人リーグ、クラブチーム選手として

日本に来た当時、仙台育英ラグビー部は“そこそこ”の強さだった。だが、丹野博太監督のもと、急速な“上り坂”に入った時でもあった。

「入部した1年生の時には、丹野監督にとって初めての県大会決勝戦に進出。2年生の時には“18年ぶり2回目の花園(全国大会)出場”を果たしました。今でこそ“21年連続23回出場”を誇る“東北の雄”ですが、当時から監督でいらっしゃる丹野博太先生にとっても初めての花園出場だったそうです。僕も出場しました。そして、3年生の時にはキャプテンも務めました」

仙台育英ラグビー部での3年間が評価された。大学進学にあたっては当時、ラグビー部強化に力を入れ始めていた流通経済大学が迎え入れてくれた。

「全国各地から優秀な選手たちが集められ、僕が1年生の時、流通経済大は2部リーグだったのが、途中1部に上がって。そんな時期に僕は4年間、スタメンとして出させてもらいました」

関東代表、U23日本代表にも選ばれた。