「もっと強く」を目指す選手たちに日々関わることは
とても楽しく、やりがいのあることです

コーチとして仙台育英にやって来て2年が過ぎた。生徒たちを指導するのは想像していた以上に楽しいし、やりがいを感じる。

「ラグビー部に入ってくる生徒は、ラグビーは初めてだったり、中学校の頃からすでにクラブチームなどで始めていたり。また、入部そうそうメキメキと上達してくる子がいれば、なかなか芽を出せずにウロウロしている子も…。さまざまです。 そんな子たちを見ていると、それぞれの中に“かつての僕自身”を発見します」

そんな部員たちに、必死になって、“この子の力をさらに伸ばすにはどんな言葉をかけてやればよいか、行き詰まっているところから脱出させるにはどんなきっかけを作ってやればよいか”を考えながら日々指導する。

「いずれにしても“もっともっとラグビーがうまくなりたい”と目を輝かせながら練習に励んでいる彼らの将来に向けて関わっていけるというのはとても楽しく、やりがいのあることです」

そして、自身のキャリアにおいても、もう一つのテーマを設けて努力している。それは、「教師」としてのもう一つのキャリア。いま、教員免許を取って地理歴史を教えられるようになるため、週に何度か仙台市内の大学に通っている。