2017年春からは、新入生全員が
タブレットパソコンで日々の授業を

新田さんの入賞は全国から延べ4万9千人を超える学生がエントリーしたなかからという快挙。受賞のいきさつは本ホームページで6月に掲載したトピックスで紹介した通りだが、このような“全国レベルでの受賞者”が生まれるに至ったのは、コース設立以来、“情報社会のエキスパート養成”を目指してきた情報科学コースの取り組みの成果が実ってきたからといえる。

同コースは、普通科コースでありながら、設立以来、「デスクトップパソコン実習室での授業」さらに「1人1台のノートパソコンで」と、実習を重視した授業に力を入れてきた。そして、2017年春からは、その“生徒1人1台”の態勢をさらに前進させた。新入生の生徒全員が、「タッチペンが使えるキーボード付きタブレットパソコン“Surface”を使って授業を行う」というスタイルを導入したのだ。

「Word、Excel等で文書を作成し、それをWi-Fiを通して共同作業に展開させることができます。ペンタッチを利用すれば、すべての授業でのノートづくりも各生徒のSurface(3年間貸与)1台で可能になり、毎日の授業のかたちは大きく変わってきました」(情報科学コース担当・日野彰先生)