“なんて新しい授業のスタイルなんだろう!”と
入学早々、感激しました

この“新しい授業のかたち”の内容を紹介するにあたって、先の新田さんに続いてもう一人の生徒に登場してもらおう。この春、新1年生として情報科学コースで学び始めた小野律樹くん(角田中出身)だ。

小野くんは中学生の時に父親からExcelの使い方を教えてもらって以来パソコンに興味を持つようになり、「電子機器の先進国・日本で自分も機械のシステムに関わる仕事をしたい、そのためにMOSや情報処理の資格が取れる高校に進もう」と仙台育英情報科学コースに入学してきた。

小野律樹くん

小野くんは、情報の授業スタート時の思いを次のように語る。

「授業では一人1台のSurfaceを渡されました。先生がホワイトボードに書く文章を鉛筆でノートに写していく代わりに 、キーボードで打って、できた文章(文書)をファイルにして保存していく…。なんて新しい授業のスタイルなんだろう!と感激しました」

教室にはプロジェクターが設置され、先生のパソコンとつながっている。先生が操作するパソコン上の画面がリアルタイムで正面スクリーンに映し出され、生徒はそれを見ながら手元のSurfaceを操作していく。

「どこをクリックし、どこを開いてどのような作業をするか、細かい手順まで視覚的に学べるので、とてもわかりやすい実習授業になっています。最初は、わからないことがあると先生がそばに来て教えてもらえるのかと思っていたのですが、プロジェクターのほうが効率的で便利です」