県高等学校書道展覧会の成果と
“2019さが総文”への切符

11月に“書の甲子園 全国優勝!”の報を受け、翌年2月に大阪で開催される授賞式に向けて部員たちは日々の稽古にいっそうの力を入れて臨んだ。授賞式の会場では、毎年、新聞やテレビでのニュースにもなる“受賞パフォーマンス” があるからだ。

全力を傾けていた書道部員に、絶好調の活躍ぶりをさらに後押しする受賞の知らせが次々に舞い込む。

12月に入って宮城県美術館県民ギャラリーで開かれた第67回宮城県高等学校書道展覧会では本校部員が、

第一部(漢字)

第二部(かな)

第三部(漢字仮名交じりの書)

第四部(篆刻・刻字) のすべての部で推薦(最高賞)、特選、金賞などを受賞したのだ。 12月9日、同ギャラリーでの表彰式に臨んだ。

さらに、この書道展ではもうひとつの大きな“特典”が待っていた。『全国高等学校総合文化祭』への出場への切符だ。

「宮城県高等学校書道展覧会は、運動部でいえば“ 県総体”。県の代表者は“全国大会”である『全国高等学校総合文化祭』出場することができるのです」(渡邊先生)

県の代表枠5人のうち、本校書道部員が3人も入った。 5人のうち3人とは、本校書道部にとってもこれまでにない快挙だ。『全国高等学校総合文化祭』は2019年7月、佐賀県内を会場に開催(2019さが総文)される。