全国青少年書き初め大会で
全日本高校芸術教育研究会会長賞

『全国青少年書き初め大会』の結果は即日発表され、センター内にあるホールで表彰式が行われた。そこに輝かしい位置に仙台育英学園高等学校書道部の名があった。団体として、全日本高等学校芸術教育研究会会長賞。そして、個人の部では、英進進学コース3年(成田中出身)の三浦朱莉さんが『全日本高等学校芸術教育研究会会長賞』、特別進学コース1年(秀光出身)の佐々木菜津子さんが『審査委員奨励賞』に選ばれていたのだ。

「500人を超える参加者が一堂に介した会場で2時間、前もって練習した書を限られた時間の中で仕上げていきます。“時間との戦い”です。そして、書き上げ、最後に印を押して提出するまで、すべて一人。途中、誰かの励ましを受けたり、アドバイスを求めることもできません。“孤独との戦い”でもあります。私がその日書いたのは8行4段に及ぶ草書の書譜。最後には間に合うかどうかの不安が頭の中を駆け巡るばかりでした」(佐々木菜津子さん)

佐々木さんは、前年、2018年12月の第67回宮城県高等学校書道展覧会でも漢字の部で特選を受賞している。