仲間がいたから辿り着けた
心から感謝を伝えたい…

2019年2月3日、部員24人が大阪へと向かった。『書の甲子園2018』の表彰式に出席のためだ。

式は毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた。壇上に並んだのは現キャプテンの細川和紗くんと前キャプテンの伊澤りほさん(外国語コース3年・岩手大宮中出身)。続いて9度目の東北地区優勝の賞状を藁科あおいさん(英進進学コース2年・西多賀中出身)が受け取り、伊澤さんが団体優勝の謝辞を述べた。

『個人の部』表彰式では、文部科学大臣賞の小倉風羽さん(特別進学コース2年・南光台中出身)、それに次ぐ大賞の荒みさきさん(英進進学コース3年・鹿島台中出身)、準大賞の中島結衣さん(特別進学コース3年・仙台第二中出身)がそれぞれ壇上で賞状を受け取った。表彰式の中では小倉さんによる席上揮毫も行われた。

表彰式に続いては、部の代表14人による晴れの“書道パフォーマンス”。育英カラーの紺の着物に黄色い襷の袴姿、腕にもブルーとイエロー柄のリボンを巻き、『ユー・レイズ・ミー・アップ』の曲に合わせて3.5m×6mの紙に力強く「ありがとう」と、感謝の文字を書き上げていった。

永年目指した夢の舞台
一度近づき離れたところ
誰にも見せない泪もあった
多くの出逢いや支え
仲間がいたから辿り着けた
心から感謝を伝えたい
ありがとう

書道部員それぞれが最高に光り輝いた1日だった。