Photo/eスポーツ講座(学校選択科目)では本格的なゲーミングPCも使用【宮城野校舎 南冥パソコンルーム5F】

今話題の“eスポーツ”を
部活動や学校選択科目として導入

資格取得やSurface以外にも、コースで積極的に取り組んでいるのが、世界的にも盛り上がりを見せている“eスポーツ”(エレクトロニックスポーツ)。複数のチームで協力しながら、コンピューター(ビデオ)ゲームで対戦する、というものだ。2019年4月から部活動として本格的にスタートした「eスポーツ部」は、2018年から先駆けて活動しており、同年12月の「第1回全国高校eスポーツ選手権」に出場し、ベスト8に進出した。

競技として情報科学コースで使っているのは“League of Legends”という5人1組の対戦形式のゲーム。阿部くんも1年生のときeスポーツの大会に挑戦した生徒の一人だ。「チームプレイで、仲間と協力する力と勝ったときの喜び、達成感をみんなで分かち合うのがeスポーツの醍醐味だと思います」

仙台デザイン&テクノロジー専門学校での講習の様子

さらに2年生を対象に、学校選択科目として「eスポーツ講座 」も2019年5月から開講した。指導してくださるのは日本電子専門学校(東京新宿区)の先生方と専門学生のみなさん。ゲーミングPCを使ってスカイプ等の通話アプリを介し、資料を使いながら授業を進めている。受講者は「第2回全国高校eスポーツ選手権」に出場する予定の希望生徒が中心。2年目となる今回こそは前回果たせなかった決勝大会進出を目指す。