春、夏のコンサートに音楽祭、
恒例行事のすべてが中止に

2020年、春、日常が一変

平成8年(1996)の秀光開校から5年目、平成12年(2000)に秀光オーケストラ部は誕生している。毎年開催されてきた秀光祭でメインの舞台を飾るのはもちろん、『高校音楽祭』『管弦楽祭』への出場、『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』への参加、そして2年前から始まった障害者施設でのボランティア演奏…学校の外に出ての演奏も積極的に続けて来た。また、後述するが、プロ演奏家とのジョイントコンサートも部の誕生時から毎年実施されてきた。

しかし、今年は状況が一変。新型コロナウイルスの流行により、すべてが普段とは違ってしまった。

秀光最大の恒例イベント、秀光祭の行方は…?

プロ演奏家とのジョイントコンサートももちろんなし。加えて、個々の技量を上げることを目的として毎年3月に行われてきた少人数のアンサンブルを中心とした『スプリングコンサート』もなし。7月の新人部員の初の発表の場である『フレッシュコンサート』も中止になった。

そして、秋に行われてきた、秀光オーケストラ部の一大イベントである『秀光祭』も中止に…?