憧れを憧れに終わらせることなく
限られた練習時間の中で

プロとの共演に耐えられる演奏レベルを目指して

「プロの演奏家と共演するステージを毎年持つとなれば、それに耐えられるだけの演奏レベルのアップをめざす必要があります」と牛渡先生。オーケストラ部の前身である弦楽部の時代から、月1回ほどのペースで仙台フィルのメンバーを講師に招いてのレッスンがおこなわれている。同じ時期から大崎地区の施設を借りての練習合宿がスタート。これもオケ部の恒例イベントとして毎年続けられている。

お楽しみに加えてクラシックの楽曲に挑戦

ジョイントコンサートや秀光祭で演奏する曲目としては、必ずクラシックの楽曲が取り上げられている。

「ディズニー音楽やポピュラー音楽もいいのですが、“お楽しみ”だけで終わらせたくない。部員たちからも“ベートーベンのシンフォニーに挑戦してみたい”といった声が上がって来ます。憧れを憧れに終わらせずに、限られた練習時間ながら毎年、ベートーベンやモーツァルト、ドボルザーク、そしてシベリウスなど、さまざまなクラシック作曲家の楽曲にも挑戦してきました」(牛渡先生)