困難を乗り越えながら
部活動の総決算をできたことに

「昨年から準備に入っていたスプリングコンサートが中止という段階から“今年はいったいどうなっていくんだろう”と部員一同不安な日々が始まりました。3月に入って、学校自体が臨時休校。ほとんど絶望的な気持ちになったのを記憶しています。7月のオンライン秀光祭決定!の報せには部員一同、飛び上がって喜びました」

10月3日に行われた『オンライン秀光祭』での演奏を終えて、部長の奥村さん(秀光コース2年)はこのように話す。

「夏の間の練習を経て秀光祭のための演奏ができたことは、秀光オーケストラ部の“1年間の総決算”を実行できたという意味で、とても感慨深いものがありました」

奥村さんたち秀光コース2年生の部員は、11月7日に実施される彼女たちにとっての部活動5年間、個々人にとっての“総仕上げ”となる『ソロコンサート』に向けての準備に入った。

1996 秀光中学校開校とともに弦楽部として創部。
1999 管楽器も入れてオーケストラ部として演奏。
仙台フィルの先生方への指導依頼をスタート。
2001 第1回SPRING CONCERT を開催。
2003 秀光中等教育学校開校 弦楽部からオーケストラ部に。
2006 学園創立100周年コンサートをNYSE(New York Symphonic Ensemble)とともに東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)で開催。
宮城県合奏発表会に初参加。
2011 多賀城市役所ロビーコンサート参加。
宮城県小・中・高等学校音楽発表会 管弦楽「金賞」。
2012 オルフェウス室内管弦楽団が来校し共演。
イタリア・クレモナ在住の楽器製作者が共同制作したヴァイオリンを寄贈される。
2014 定禅寺ジャズフェスティバル初参加。
管弦楽祭に初参加。
第1回STAND 仙台フィル&秀光オーケストラ・ジョイントコンサート(指揮はパスカル・ヴェロ氏)実施。
2015 宮城県高等学校音楽祭初参加。
宮城県合奏発表会初参加。
2018 障害者支援施設「萩の里 福寿苑」への訪問演奏。
2020 オンラインで開催の秀光祭で演奏。

(11月7日実施の『ソロコンサート』の模様は学園HPのトピックスで紹介しています)