多賀城、宮城野間を自転車で往復し、
走ることに没頭しました

仙台育英陸上競技部では1年生から京都での全国高校駅伝に出場しました。インターハイなどでも成績を残すことができましたが、仙台育英生、仙台育英陸上競技部員としての3年間は、とにかく“基礎を徹底して身につけるために地味で地道な努力”を続けた3年間でした。

所属は英進進学コースで、多賀城校舎。毎日は、多賀城校舎での陸上競技部での朝練からスタートしました。

午前6時から多賀城校舎グラウンドで60分ほど走り、それから着替えて授業に。そして授業が終わると、即、自転車に飛び乗って多賀城から宮城野校舎へ。宮城野原の運動場で太陽が沈むまで走り、練習が終わるとまた自転車を漕いで多賀城へ。寮に帰り、夕飯を食べて…。3年間、この繰り返しでした。

多賀城・宮城野校舎間、片道40分ほどの自転車は、足腰を鍛えるのにも役立ちました。

走る練習ばかりで勉強のほうはおろそかにならなかったかというと、そんなことはありません。毎日の授業をしっかり聞くように心がけていました。コースの中でいつも「半分から上」以上の成績をキープするようと心に決め、実際そうでした。

それができたのはクラスメートのおかげです。仲の良い2人の級友がいつも勉強面でも助けてくれました。英進進学コースでそんなクラスメートたちに巡り会えたのはとてもラッキーでした。