Never give up! の精神で、
諦めることなく、夢を!

後輩のみなさんに望むのは“夢を持ち続けてほしい”ということ。自分自身の夢をしっかり持って、その夢に向かって努力していってほしいということです。それで、もしその夢がかなわなくても、また次の目標をみつけて、どんどんチャレンジしていってほしい。

僕自身も目標を達成できなかったことがあります。事実、半分くらいはだめでした。でも、また新たな目標に向けて頑張ったし、結果も出せた。

みなさんには、“逆転の仙台育英”の言葉があります。だから、大切なのは、“Never give up !”の精神。これを忘れずに“逆転の仙台育英”の気持ちで、力の限り努力していってください。期待しています。

服部勇馬選手 Yuma Hattori
1993年生まれの新潟県出身。中里中学校(新潟県十日町市立)から仙台育英学園高等学校に進学。在学中は、2年生次に1万メートルで高校2年生の歴代2位(当時)《28分58 秒08》の記録を残した。また全国高校駅伝競走大会には3年連続で出場し、2・3年生次に1区を走った。卒業後は東洋大学に進み、箱根駅伝の2区で2年連続で区間賞を獲得した。現在、実業団のトヨタ自動車に所属。2018年に福岡国際マラソンで当時日本歴代8位《2時間07分27秒》で14年ぶりの日本人優勝を果たした。そして2019年に行われた2020年東京オリンピック選考会となるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で2位となり、東京オリンピックの代表に内定。2021年、東京2020オリンピック代表として出場した。