2025年11月13日（木）、1年生・2年生の全生徒が、沖縄サントリーアリーナ（沖縄市）で開催された「ResorTech EXPO in Okinawa」と「IT未来フェスタ in ResorTech EXPO2025」に参加しました。今年は展示会の見学だけでなく、高校生向けの体験コンテンツやワークショップがさらに充実し、より“参加型”の学びとなりました。会場では、AIやロボティクス、VR/AR、デジタルマーケティングなど多様な技術が紹介されており、生徒たちは企業ブースの担当者に積極的に質問をしながら、最新のICTが社会の課題解決にどのように役立っているのかを実際に体験を通して学びました。特に、生成AIを用いた業務効率化のデモや、観光・医療分野のDX、eスポーツ体験などは多くの生徒の関心を引いていました。また、IT未来フェスタでは高校生向けのミニセミナーやワークショップが開催され、生徒は自分の興味のあるプログラムを選びながら参加しました。ITをどのように活用し、地域社会や自分の将来にどのように生かしていけるのかを考える機会にもなり、探究活動や進路選択に向けた新たな視点を得ることができました。さらに、本校生徒が起業家教育の取り組みとしてピッチイベントにも登壇しました。 当日は自らの学びの成果を発表し、多くの来場者に対して日頃の探究活動の一端を示すことができました。専門家や企業関係者からのコメントをいただくなど、実社会とつながる実践的な経験となりました。技術そのものを知る段階から一歩進み、「技術をどう生かすか」「社会のニーズにどう応えるか」という視点でイベントに向き合う生徒が増えたことが大きな変化でした。今回の経験が、今後の学びやキャリア形成において大きなヒントとなることを期待しています。

【生徒の振り返り】

・普段情報ⅠやITパスポートで学習した知識を使いながらシステムを開発する企業や、IT企業の事業内容や開発しているもの、体験、沖縄での事業展開の計画といった貴重な話を多く聞くことができた。将来的にIT業界に踏み入るときに生かせそうなイベントだったと感じた。

・さまざまな企業や学校の話を聞いて、現代社会ではどのような技術が進んでいるのか直接聞けて良かったし、将来どのような企業、学校に行きたいか考える機会にもなった。台湾では日本よりもICT技術が進んでいてその人たちの話も聞けて楽しかった。サイクリング走行体験では自分の体力の無さを改めて思い知ったので、もっと運動しようと感じた。

・Canva使った就活のポートフォリオが勉強になった。普段からcanva使ってるから、説明の中で既に知ってることもあったけど、もっと目につくようにする方法を学ぶことが出来た。また、Will・Can・Mustの３つの観点から企業と自分に共通してるものを探すっていうのを初めて知ったし、実用的だったから今後も意識して進路考えれたらいいなと思った。

・今回の進路学習で気付く事の大切さを学んだ。日常から気付きをえて、自分の何気ない風景や環境から情報を拾う事が未来のビジョンをはっきり見るために必要な事だと分かった。