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【卒業生座談会】第1期生が語るICT活用と挑戦の3年間

2026.03.23 10:00

国家資格は「将来の自分への貯金」

仙台育英学園沖縄高等学校の開拓者として、3年間を走り抜けた第1期生。 入学当初は「PCは苦手」「国家資格なんて自分に取れるの?」と不安を抱えていた彼らが、いかにして自信を掴み取り、それぞれの道へと羽ばたいていったのか。 諸見里萌心さん(宮里中学校出身)、齋藤 隆心さん(読谷中学校出身)、町田琉斗さん(コザ中学校出身)の3名に、本音で語り合ってもらいました。


1. 「PCが得意ではなかった」だったあの日から、日常ツールになるまで

ーー 入学前、ICTやPCについてはどんな印象でしたか?

 諸見里萌心さん(以下、 萌心) 中学校の時はChromebookを使っていましたが、そこまで得意というわけではなくて。でもタイピングは好きで、興味はありました。沖縄高校でSurfaceに変わり、毎日1日中使う生活。最初は戸惑ったけれど、今ではPCでまとめたり共有したりするのは、大人になっても絶対に使う必須スキルだなって実感しています。

齋藤 隆心さん(以下、 隆心) 正直、最初は「PCを使っても使わなくても変わらないかな」と思っていました(笑)。でも今は、文字を書くよりPCの方が断然いい。ただ、PCを使っているだけで「勉強した気」になってしまう怖さもあるので、そこは自分の意識次第。今ではすっかり、書くよりPC派です。

町田琉斗さん(以下、琉斗): 僕も興味はあったけど、得意ではありませんでした。やっぱり「PC=勉強している気分」になりがちなので、ちゃんと知識が入っているかは常に意識していましたね。でも、この学校は課題をしっかり出せば成績に反映される仕組みなので、テスト一発勝負よりもコツコツ頑張る自分には合っていました。


2. 「国家資格」が特別ではなくなった理由

ーー 皆さん、ITパスポートや情報セキュリティマネジメントなどの国家資格を取得されました。これについてはどう感じていますか?

全員: 入学した時は、自分が国家資格を取れるなんて全く思っていませんでした(笑)。

琉斗: 最初は「国家資格=すごいもの」というイメージ。でも、学校でみんなが同じ方向(合格)を目指して勉強しているうちに、それがいつの間にか「普通」であり「当たり前」の目標に変わっていったんです。今振り返ると、その環境自体がすごかったんだなと思います。

隆心: 僕は教員志望ですが、大学で推奨されている資格を高校のうちに取れたのは大きい。将来、生徒たちに教える立場としても、この知識は不可欠だと思います。

萌心 資格を取ることで、世間一般の中での自分の立ち位置が分かった気がします。大学でも取得を勧められる内容ですが、その「土台」がすでに築けていることが、これからの自信に繋がっています。


3. グループワークで得た「自分以外の視点」

ーー 沖縄校の特徴でもある「グループワーク」はどうでしたか?

萌心 PCがあるからこそ、共有がスムーズでした。情報のまとめ方も含めて、社会人になっても役立つ経験だと思います。

隆心 中学校よりグループワークが多くて、いろんな人の考えを知ることができました。自分だけの狭い視点ではなく、多角的に物事を考える力は、間違いなく自分のためになったと感じます。

琉斗 自分の知らない知見を共有してもらえるので、相手のためだけでなく、自分のためにもなる時間でしたね。


4. 第1期生の「努力」の裏側:ストイックな勉強法

ーー 試験前などは、かなり追い込んで勉強していたそうですね。

隆心 僕は結構ストイックにやりました。研修旅行の飛行機の中でも、ずっと政治経済の教科書を読んでいました。周りから「勉強オーラが出てる」と言われるくらい(笑)。後半になってようやく「これならいける」と手応えを感じました。

萌心 私はモチベーションを保つために、勉強法を工夫しました。壁一面に色とりどりの付箋で単語を書いて貼ったり。今もまだ私の部屋の壁、一面黄色いですよ(笑)。あとはYouTubeの解説動画も活用しました。

琉斗 僕もひたすら過去問を解きました。検定前は、よく放課後に残って友達とお喋りしながら、でも集中して勉強したのが良い思い出です。「この学校に来たからには、絶対に結果を出そう」と決めていました。


5. 後輩たちへ、そして未来へ

ーー 最後に、これから挑戦する後輩たちへアドバイスをお願いします。

隆心 資格や受験で行き詰まることもあるけれど、自分を責めすぎないでほしい。じっくり取り組めば、必ず「いける」と思える瞬間が来ます。

萌心 勉強を「楽しい」と思える工夫をしてみて。自分に合った方法を探して、この学校でしかできない経験を大切にしてほしいです。

琉斗 やる気がなくなったり、辛くなることもあると思う。そんな時は、将来の自分が損しないための「ステップ」だと考えてみてはどうでしょう。繰り返しになるけど国家資格は将来の自分のための貯金だと思います。


【編集後記:また、この場所で】 インタビューの最後、卒業後に学校へ来校して遊びに(挨拶に)来る予定について聞いてみました。 「北海道に行くから夏休みに!」という隆心さん、「浦添の専門学校だから週1で来ます(笑)」と笑う琉斗さん、「ホームシックになりそうだから長期休みには必ず!」という萌心さん。 第1期生が築いた「挑戦が当たり前」という文化は、これからもこの校舎に息づいていきます。
■諸見里 萌心 進路先:産業能率大学 情報マネジメント学部 現代マネジメント学科
在学時に取得した検定:情報処理検定3級/金融リテラシー検定/情報処理検定2級ビジネス情報/情報処理検定2級プログラミング/マイクロソフトオフィススペシャリストExcel2019/マイクロソフトオフィススペシャリストPowerPoint2019/データサイエンス数学ストラテジスト中級/ITパスポート(国家資格)/情報セキュリティマネジメント(国家資格)
■齋藤 隆心 進路先:北海道大学 教育学部
在学時に取得した検定:情報処理検定3級/金融リテラシー検定/実用英語技能検定準2級/情報処理検定2級ビジネス情報/情報処理検定2級プログラミング/マイクロソフトオフィススペシャリストExcel2019/マイクロソフトオフィススペシャリストPowerPoint2019/データサイエンス数学ストラテジスト中級/ITパスポート(国家資格)
■町田 琉斗 進路先:沖縄ビジネスソリューション専門学校 工業専門課程 SAPエンジニア科
在学時に取得した検定:情報処理検定3級/金融リテラシー検定/情報処理検定2級ビジネス情報/マイクロソフトオフィススペシャリストExcel2019/マイクロソフトオフィススペシャリストPowerPoint2019/プログラミング英語検定ベーシック/ITパスポート(国家資格)

 
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