【一般入試】

 

 

山形大学 医学部医学科に
一般入試で合格


平成22年3月卒
阿部 くん 
亦楽小(宮城)出身


6年間、人生での財産になる
たくさんのことを
学びました


 
   
■魅力的な行事もたくさんあり、
 自己の形成につながりました


 小学生の頃から将来は医者になりたいと思っていた私は、中高一貫教育で6年目を大学入試に向けての受験勉強にあてるというカリキュラムに魅力を感じ、秀光に入学しました。
 実際に入ってみると、勉強ばかりのイメージとは違って、魅力的な行事がたくさんあり、楽しく充実した日々を過ごすことができました。特に3年生の時のユーロスクールでは、ヨーロッパでのチャリティーコンサートやホームステイを通 して、異国の文化を実際に目で見て感じ、日本の文化と比較することによって、“世界を知る”ことができたように思います。
 また、幼稚園からピアノを習っていて、音楽にも興味がありましたので、秀光ではオーケストラ部に所属し、トランペットを担当しました。音楽の授業ではフルートやクラリネットを演奏することもできました。音楽を通 して、みんなで心を一つにすることの素晴らしさを学びました。
 生徒会会長も務めました。印象に残っているのは、春の学校祭で、みんなの意見をまとめることの大変さを知りましたが、いろいろなことへのチャレンジや経験が自己形成につながったと思います。

■特別講座での実験は、物理や化学が
 “映像”として覚えられます


 いろいろなことにチャレンジしていた分、効率よく学習することに工夫をしました。学校の授業は、授業中に全部理解しようという意気込みで受け、分からないことがあれば、授業後すぐに質問。疑問は残さないようにしていました。
 秀光の授業は大学入試のためだけではなく、知識をどれだけ身につけられるかという学習内容でした。たとえば英語は、1年生の時から会話主体の授業で、コミュニケーションをとるための一つのツールとして学習。大学に入学後、英語の論文を読んでいくことまでを見据えての授業でした。
 放課後の特別講座(実験講座)は4年生の時は物理、5年生の時は化学を受講しました。実際に実験をすることによって、目で見て確かめて納得。物理・化学を“映像”として覚えることが出来ました。

■将来は、患者さんの痛みに
 寄り添える救急医になりたい


 志望していた医学部医学科は東大に匹敵する難しさと言われているので、Z会の「東大マスターコース」を受講しました。毎週土曜日に東京へ行き、授業を受けたのですが、ここでも大学入学後のことまでふまえた、内容の濃い学習をすることができました。4年生の時から通 い始め、6年生の時は東大の過去問を解いていました。とても難しく、家に帰ってきてからも悪戦苦闘。しかし、難問に取り組んでいたからこそ、入試本番で力を発揮できたと思います。
 将来は救急医になることを目指しています。救急車のたらいまわしのニュースを見て、このようなことは少なくしていきたいと思ったからです。患者さんの痛みや苦しみに寄り添い、どのように治療したら良いかを考えていく医者になりたいと思います。

 

   
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