【推薦入試】

 

 

防衛大学校 理工学部に
公募制推薦で合格


平成22年3月卒
伊藤 くん 
岩沼小(宮城)出身


志望大学、レベル別で、
時には個別…すばらしい
学習環境でした



 
   
■自衛官を務めている親戚の話を聞いて
 憧れの気持ちをいだいて


 自衛官を目指すようになったのは、親戚に陸上自衛官・海上自衛官がいて、その仕事ぶりを聞いて「かっこいい!」と憧れを持ったからです。特に海外での災害派遣の様子には魅力を感じています。自衛隊に入ることも考えましたが、せっかく秀光に入学したのだから大学に進学して、よりレベルの高い職に就きたいと思い、防衛大を志望しました。

■友達に影響され秀光に入学…
 最初はレベルの高さに圧倒されました


 小学校のとき、同級生2人が秀光を志望していたことに影響され、僕も一緒に入学しました。実際に入ってみると、クラスメイトの知的レベルの高さに圧倒され、追いつこうと必死で勉強しました。この学校で一番すごいと思ったのは、文系の生徒でも数学や化学の成績が良いということです。これは、一人ひとりがマルチに勉強できるカリキュラムが組まれているからだと思います。
 放課後の特別授業はその一つで、僕は学力の底上げのためにも積極的に参加してきました。生物と化学を受けたのですが、志望大学別、レベル別の授業で、時には個別で教えていただくこともあり、とてもすばらしい学習環境でした。
 朝7時から8時45分まで、数学の先生が実施してくださった「朝学習」でも大学の過去問を解いたりして、学力を確実にアップさせることができました。希望者受講で、僕は朝6時に起きて参加しました。防衛大の筆記試験には数学がありましたので、この朝学習での成果が実ったのだと思います。

■公務員としての自覚を持った
 優しくも厳しい人間になりたい


 早起きして学校に来るのは大変でしたが、起きる時間が早いと1日のリズムが良くなると感じました。毎朝6時に起きることが習慣となり、大学が決まった今ではランニングなどをして自衛官になるための体力づくりをしています。
 自衛官になることを意識し、日常生活の中では、挨拶をきちんとすることを心がけてきました。きちんと挨拶をすることで、自分を律することもできたように思います。
 4月からは「特別国家公務員」となり、勉強することが仕事という一社会人となります。防衛大という社会の中での集団生活や分刻みのスケジュールに不安はありますが、やり遂げていく自信はあります。今は航空自衛隊に憧れていて、大学の留学制度も利用しアメリカへの留学なども考えています。公務員としての自覚を持って、優しくも厳しい人間になっていきたいです。

 

   
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