【推薦入試】

 

 

山形大学 医学部医学科に
公募制推薦で合格


平成22年3月卒
川上 さん 
青山小(宮城)出身


一日も早く医療現場に立ち
国境なき医師団に参加して
支援活動をしたい


 
   
■大量の宿題と実力テストで
 長期戦を戦える力がつきます


 医師として働く父の姿を見て、幼い頃から医療に興味をもっていましたが、具体的に進路を意識したのは「国境なき医師団」の活動を知ってからです。自分も医師になって途上国や災害現場へ行き、ケガや病気で苦しむ人たちの力になりたい。その夢を叶えるには、医学部に合格者を多数出している秀光へ進学するのがベストだと思いました。
 秀光に入って印象的だったのは宿題の量です。授業のたびに「えっ、こんなに?」と驚くほど予習・復習の課題やプリントを渡され、週末はさらに量が増えるので、休日は宿題に追われて大変でした。授業もレベルが高く、実力テスト等で常に現在の実力を評価されるため気を抜く暇がありません。そのかわり着々と知識を積み重ねている手応えがあり、“真面目に授業を受ければ基礎固めは万全”、と自信がつきました。
 国立の医学部は全科目で平均した高得点を要求されるので、短期決戦での合格は難しいです。6年間を振り返ると、毎日の宿題やテストをこなすうちに自然と机に向かう時間が増え、それが習慣となって本番までペースが崩れなかったことが最大の勝因だったといえます。後輩の皆さんへアドバイスするなら、「常に自分の生活に甘さがないか見直す」こと。成績が伸びない時は、友達と勉強しているようで実はおしゃべりの時間が長いとか、だらだらTVを見てしまうとか、どこかに無駄があるのでは? 無駄な時間を削って学習にあてれば、必ず結果が出るはずです。

■コンテストへの挑戦が
 苦手克服につながりました


 4年生の時、週1回上京してZ会の東大マスターコースを受講、駿台予備校の箱根合宿にも参加しました。全国トップクラスの高校生たちと一緒に学んで成績がレベルアップしたのはもちろん、互いに抱える悩みを語り合ったおかげで不安や孤独感が解消したのは大きな収穫です。
 ほかにもいろいろなコンテストに参加して、朝日新聞社主催の英作文コンテストで審査員特別賞を、県の英語弁論大会で最優秀賞を、国語の読書感想文コンクールでは高図研賞を受賞しました。選から漏れた回数も多いですけど(笑)。このような学外行事への参加を勧めてくださったのは秀光の先生方です。先生方は、生徒の意欲と適性に合わせて各種コンテストやイベントに参加する機会を設け、そのチャンスに食らいついていく生徒を全力でサポートしてくださいます。私は英語が苦手だったのですが、頑張って挑戦することがプラスの刺激となり、受験勉強のモチベーションも高まりました。
 山形大学医学部は学生を積極的に医療現場とかかわらせる方針で、1年次は救急車に同乗して患者搬送の現場を見学する実習、4年次からスチューデントドクター制度を用いた病院での臨床実習など、卒業前から実践的な臨床実習経験を積めるのが特長です。この教育システムを最大限に利用して、一日も早く現場で活躍できる医師を目指します。

 

   
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