【推薦入試】

 

 

山形大学 医学部医学科に
公募制推薦で合格


平成22年3月卒
三浦 さん 
若柳小(宮城)出身


秀光で学んだ“人とのつながり”を
大切にできる医者を
めざします

 
   
■かかりつけのお医者さんの姿をみて、
 「私も医師になりたい」と…


 小学生の時、父が購読していた科学の本(Newton)を読んだこと、かかりつけの小児科の先生が地域の子供たちを支えているのを見て憧れたことなどから、医師を目指すようになりました。その夢に近づくために秀光への入学を決めたのですが、そのきっかけとなったのはオープンスクールに参加したことです。医歯薬系を中心にした大学進学の実績、ヨーロッパ研修などの魅力的な行事、そして「先取り学習」といった秀光ならではの教育のあり方を知って、これらは目標達成への効果的な手段になると考えたからです。
 勉強は、毎日楽しくできました。理由のひとつは少人数制の授業にあると思います。少人数での授業だからこそ先生は一人ひとりに目をかけてくださり、その結果、私たちの理解度は深まり、次の質問にもどんどん進んでいけるのでテンポよく学習を進めることができました。質問があれば、放課後、執務室に行って先生を独り占めにし、1対1で教えていただきました。疑問を絶対に残さず、解るまで学習指導していただける環境はとてもすばらしいものでした。

■「伝える気持ち」があれば思いは伝わると
 海外での経験を通して学びました


 3年生でのユーロスクール(ヨーロッパ研修)では、アイルランドでの1週間のホームステイを体験しました。英語でのコミュニケーション力がアップすることを期待して参加しましたが、「伝える気持ち」があれば思いは伝わるんだということを学びました。研修後は今までよりも人とのコミュニケーションに積極的になれ、人と話すことが好きになりました。
 このことは、部活動でも生かされました。私はオーケストラ部に所属してコントラバスを演奏していたのですが、年に一度のニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルとのジョイントコンサートで一緒に演奏する外国人演奏者の方々に積極的に話しかけることができたのです。皆と一緒に演奏して一つになれた時の感動は忘れられません。いろいろな行事を通して“人との関係やつながり”がとても大切だということを学びました。

■少人数の中でずっと一緒だった先生だから
 私たちをしっかり理解してくださっていました


 私にとって、先生方の存在はとても大きいものでした。進路で悩んだ時、泣きながら心の内を話したこともありました。先生は長時間にわたって話を聞いてくださり、私を理解し、そして、自信がもてるアドバイスをしてくださいました。少人数のクラスの中で、私たちとずっと一緒にいてくださる先生のお言葉だからこそ、心に響いたんだと思います。入試直前の先生からの励ましは、本当に心強かったです。
 私が目標とするのは、地域に貢献できる医師です。地域の人たちと距離の近い、なんでも話せる環境作りと“人とのつながり”を大切にできる医師になりたいと思っています。
 現在の医学では、コミュニケーション能力がとても重視されています。秀光で学んだ“人とのつながり”はこれから、深いところで生きてくると思います。

 

   
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