【一般入試】

 

山形大学 医学部医学科 に一般入試で合格

 

授業は全て
受験につながるので
集中して上手に 活用しましょう!


後藤 さ
平成24年3月卒
八木山小出身


ユーロスクールでのWHOの聴講に
刺激を受け医師体験に参加

 小さい頃から医師という職業に憧れていました。それは私が喘息という病気を持っていたからです。でも本気で医学部を受験しようと思ったのは高校生になってからでした。秀光の行事であるユーロスクールで訪れたWHOで講話をお聴きした進藤先生に刺激を受け、学校の掲示板にあった医師体験に参加したことがきっかけでした。高校2年生の時、様々な大学のオープンキャンパスに参加し、その中でも特に学生の臨床実習に力を入れている山形大学を受験することに決めました。11月に推薦入試があり、受験勉強の他に面接対策も同時に行うのが大変でした。この頃はずっと1人で勉強していたので、なかなか人と一対一で目を見ながら長く会話することがなく、言葉が出て来ず悩んだ時期がありました。そして1月にセンター試験を受け、推薦はあと一歩のところで不合格になってしまいました。ここから前期の一般入試に向けての切り替えが私の受験勉強の中で最も大変でした。推薦はあまり期待しないでと言われていましたが、私はセンターでは大きなミスはなかったと思っていたので少し期待していたところがあり、駄目だったときの落ち込みはかなりのものでした。また、仲の良かった友達は推薦で合格していたので、なかなか推薦から前期に頭を切り替えることができませんでした。それでも先生方や友達に励まされながら、何とか切り替えて前期試験に臨むことができました。試験ではできるところをしっかり押さえることを心掛けましたが、今振り返ってみると試験のことはあまり覚えていません。しかし一度駄目だった分、合格したときは嬉しさもひときわでした。


学校での時間を大切にしつつ
自分なりに息抜きもしましょう

 私が後輩の皆さんに伝えたいことは2つあります。1つは学校を大切にするということです。私はなかなか長期間での目標を立てられない方だったので、一つ一つのテストごとに区切りをつけ、日々の授業を中心に勉強していました。学校の授業は全て受験につながっています。先生が授業で話した一言が実際の試験でとても役立ったこともありました。また学校では分からない問題は気軽に先生に質問することも、友達と協力して答えを導き出すこともできます。授業で基本を押さえ先生が出す応用問題に挑戦するというやり方が私にとても良く合っていたと思います。2つ目は自分なりの息抜きを見つけることです。何も考えずダラダラと何時間も勉強するよりも、集中してから息抜きを挟むことで頭が切り替わり、より効率的に勉強できます。私は時間を決めてテレビを見たり音楽を聴いたりしていました。
 人それぞれ自分に合った勉強法があると思いますが、参考にしていただければと思います。本当に最後まで諦めずに勉強して行けば必ず結果はついてきます。ぜひ頑張って欲しいと思います。

 

 
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