【推薦入試】

 

東京女子医科大学 医学部医学科 に公募制推薦で合格

 
目標は地域医療に貢献すること!
強い精神を持った医師になると、
京都研修で誓いました


森川 さん
平成24年3月卒
榴岡小出身


仕事と家庭の両立を
視野にいれて…


 母も祖父も小児科医なので、幼い頃から医師という職業に漠然とした憧れを抱いていました。医学部への進学を本気で決意したのは中学2年生の時で、きっかけは祖父が私の見ている前で事故に遭ったからです。それ以来、目の前で苦しんでいる人を助けられるようになりたいと強く思うようになりました。
 東京女子医大は唯一の女子の医科大学だけあって、女性が仕事と家庭を両立できるようなバックアップ体制がしっかりしている点に魅力を感じました。

学校生活での体験が
合格に直結しました

 推薦入試を視野に入れ、定期テストで良い点を取れるように勉強してきましたが、今思えば、秀光で過ごした6年間の学校生活がそのまま合格につながったような気がします。一番印象に残っているのがユーロスクールです。イタリアのバチカンで、本で見たことのあるミケランジェロのピエタ像やレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐を目にした時は感動しました。東京女子医大入試の面接では、イタリアでの体験をそのまま話すことができました。 
 実は、初対面の人と話すのは苦手で、面接には不安がありました。緊張感を取り除くため、受験前にいろいろな先生に面接の練習をしていただきました。今まで直接お話したことのなかった副校長先生にまで思い切ってお願いしました。ちょっと厳しい質問も出していただき、本番までに度胸がつきました。
 受験内容の一つにグループ討論があり、これも、事前に学校で練習していたおかげで、司会者としてリードすることができました。最初は話が広がらずに困ったのですが、「あなたは別な切り口を見つけて切り開いていくタイプだ」と先生に言われたことを思い出し、新たな見方を提案したところ、活発に意見が出るようになりました。
 医学部を受けるにあたって少し医療のことを知っておいた方がいいだろうと思って新聞や本を読んでいましたが、学校の京都研修で宇多野病院に行き、現場の医療を見ることができたのは収穫でした。外科の顧問の先生の過酷な手術の話を聞き、強い精神を持った医師になろうと心に誓いました。学ぶ場所は東京ですが、将来は宮城に戻ってきて地域医療に貢献したいと思っています。

 
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