【推薦入試】

 

山形大学 理学部地球環境学科 に公募制推薦で合格

 
秀光の先生方は
将来研究したいテーマを見つける
手助けをしてくださいました


守 くん
平成24年3月卒
石巻小出身


校外のイベントに参加することで
将来の方向性が固まっていきました


 小さい頃から鉱石を集めるのが好きでした。地学をもっと勉強してみたいと考えるようになったのは後期課程4年生の夏、高校生対象の「サイエンスサマースクール」に参加したことがきっかけでした。これは、物理系、生物系、地学系などに分かれて実験をする、山形大学主催のイベントです。クラスのホームルームで、参加者を募集していることを知り、早速申し込みました。このイベントで指導してくださった山形大学の先生は、研究室に閉じこもるのではなく、フィールドワークを積極的に行うタイプの研究者。その姿勢に心が動かされました。また、学生と先生の仲の良さも印象的で、この大学で学んでみたいと思うようになりました。
 理科の東海林恵子先生の勧めで2泊3日の「サイエンスキャンプ」にも参加。岐阜県にある東濃地科学センターで、原子力で出た廃棄物を埋め立てるための穴を掘削しているところに見学に行きました。今問題になっている放射性廃棄物を処理する現場を目の当たりにすることができ、改めて考えさせられました。また、サイエンスキャンプには全国各地から高校生たちが集まってきます。彼らと交流できたことも刺激的な体験となりました。
 漠然と科学者になりたい、でも具体的に何を研究したいのかわからなかった私に、秀光の先生方はさまざまな機会を与えてくださいました。これらのイベントに参加したことは、将来研究したいテーマを突き詰めるきっかけとなりました。将来やりたいことを探す手助けをしてくださった先生方には本当に感謝しています。

バスケと勉強を両立させるため
寮生活を選択

 3年生から5年生の冬まで、バスケ部に所属していました。5年生のときは部長も務めました。バスケ部のコーチに、「バスケに打ち込むのもいいけれど、勉強もしっかりやれ」と言われたので、勉強も手を抜きませんでした。とはいえ、練習は夜遅くまでで、私の家がある石巻までは通学の時間もかかり、そのあと勉強するとなると、体力的にかなりキツイ。勉強の時間を確保するため、4年生のときから学校の寮で生活することにしました。
 もうひとつ、秀光での楽しい思い出があります。それはバンド活動。メタル系のバンドでボーカルをつとめました。メンバーも秀光生。バンド活動をしている秀光生は意外と多いのです。学園祭などでもライブをしたりして、思い切り発散できました。好きなバスケとバンド活動に打ち込みながら、志望大学にも合格することができて本当に嬉しく思います。とても充実した学校生活でした。

 
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