【推薦入試】

 

津田塾大学 学芸学部英文学科 にAO入試で合格

 
秀光の英語教育で
言葉へのこだわりと
積極性が養われました


狩谷 さん
平成26年3月卒  
長町南小出身


GCで会話能力が上がり
翻訳に興味が湧きました

 英語教育に力を入れている秀光への入学を勧めたのは私の母です。母は英文学科卒で、外国の言語や文化の学習は人間形成に大きな影響をもたらすとよく私に話してくれました。秀光には使う言葉を英語のみに統一した“Global Communication”という授業があって、相手の話す言葉を正しく聞き取り、自分の意志を相手に伝える会話のやりとりで英語のコミュニケーション能力を養います。でも、日本語が使えないと細かなニュアンスがなかなか伝わらず、たとえ教科書レベルの読み書きができても、会話で相互理解できなければ現地では役に立たないと思い知らされました。
 言葉は生き物で、使われる目的やシチュエーションによって意味合いが複雑に変化します。学ぶほど言葉へのこだわりが生まれ、言語の異なる人の間でコミュニケーションの橋渡しをする『翻訳』に興味が湧いてきたのです。津田塾大学には翻訳と通訳の専門コースがあります。オープンキャンパスで参加した講義は、「福島の子どもたちが書いた震災の詩を英語に翻訳するとき、詩に出てくる福島・ふくしま・フクシマ、それぞれのワードをどう区別するか」というテーマで、同じ響きに込められた書き手の深い感情までこだわる情熱に心を揺り動かされました。


秀光の音楽と英語は
私の大切な財産です

 受験のために特別な勉強はしていませんが、授業の予習だけは6年生まで一日も欠かさず続けました。授業を完璧に理解できれば実力は自ずとついてきます。GCの授業のおかげで英語の発音とヒアリングに自信がつき、NYSEと競演したとき思い切ってメンバーに話しかけたら、すぐ意味が通じて音楽の話題で盛り上がりました。私はオーケストラ部でコントラバスを弾いているので、プロのベーシストの方に聞きたいことがたくさんあったのです。「上手に演奏するにはどんな点に気をつければいいのですか?」と尋ねると「みんなの音を聴けばいいんだよ」という答えでした。アドバイスに従い、演奏中に耳をすませてオケ全体の音を聴くようにすると曲中での自分のポジションが明確になり、バランスを崩さない演奏ができました。音楽では、スイスでのチャリティコンサート前日、現地の人たちに「聴きにきてくださいね」と英語で話しかけながら手作りのチラシを配り、当日会場に入りきらないほどの聴衆の前で演奏したのも忘れられない思い出です。秀光で学んだ英語と音楽は私にとってただの教科ではなく、世界中の人々と心をつないでくれる手段であり、私自身を成長させてくれた大切な財産です。