【推薦入試】

 

岩手医科大学 医学部医学科 に公募制推薦で合格

 
特別授業での化学実験、
『化学工学会学生発表会』や『科学の甲子園』等への参加…、
科学的探究心がさらに刺激されました


工藤 くん
平成26年3月卒  
古川四小出身


放課後の化学実験の特別授業は
化学の奥深さを改めて感じました

 秀光に入学したとき、多賀城校舎がとても大きく見えたことを今でも憶えています。周りの友達もすごく頭が良さそうに見えて、授業についていけるかどうか不安でした。でも入ってみたらすぐに打ち解けて、授業も先生方がていねいに教えてくださったので、不安は次第に消えていきました。6年間ともに過ごした同学年の人たちとは、卒業後もずっと付き合えるような仲間になりました。
 理系が好きな私にとって、秀光での学習は刺激的なことがたくさんありました。たとえば、化学実験の特別授業。週1回の放課後の授業だったのですが、さまざまな実験を通して化学の面白さや奥の深さを自分の手と目で体験することができました。


サイエンス・コ・ラボで学んだテーマで
化学工学会の学生発表に挑戦

 東北大学の先生方による理科実験講座『サイエンス・コ・ラボ』は、かなり専門的な内容でした。第1回目の『霧箱の作製と自然放射線の観察』では、震災以来ニュース等で頻繁に耳にするようになったものの、実際はよくわからない「放射線」というものを直接自分の目で見ることができました。もっと深く研究したいと思い、5年生のときに化学工学会学生発表会(米沢大会)で、共同実験者と共に放射線に関する研究発表を行い、奨励賞を受賞しました。同じく5年生では『科学の甲子園』にも挑戦。興味のあることにチャレンジする機会を次々と与えてくださった先生方には本当に感謝しています。
 医師を目指そうと思ったのは6学年に上がったあたりから。海堂尊の『極北クレーマー』という本を読んで地域医療に興味を持ちました。岩手医科大を進学先に選んだのも、この大学が地域医療に特に力を入れていることを知ったからです。今後は患者さん一人ひとりの声を尊重できるような地域に密着した医師を目指そうと思っています。