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研修1日目と2日目は多賀城校舎から成田空港へ、成田空港からスイスのジュネーブへ…。3日目からヨーロッパの地での研修がスタートしました。 研修3日目はスイス・ジュネーブで、赤十字国際委員会、難民高等弁務官事務所、国境なき医師団、UNヨーロッパ本部を訪問。普通は入れない国際会議が行われる議場の席に座って説明を聞いたり質問したりでき、戦争や難民、病気、食糧難など世界的規模の問題を考えるよい機会になりました。生徒たちは、事前研修で学んだ以上に深刻な情況を知って、自分たちに今できることは何だろうと真剣に話し合っていました。 |
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ジュネーブで各機関を訪問して感じたこと、考えさせられたこと等、生徒たちの作文からご紹介します。 | |||||||||||
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■高等弁務官事務所を見学して 銃を持つ子どもたちの 現実を初めて知りました 高等弁務官事務所では、会議室で講話を聞きました。中でも印象的だったのが、村の子どもがゲリラに連れて行かれて、その子どもが銃などの訓練を受け、育った村の人々に銃を向けることもある、ということです。この事実を知り、とても悲しくなりました。 (3M3 菊地くん) ■赤十字国際委員会を見学して-1 世界で起きている悲惨な事実を知り、 胸が苦しくなりました 国際赤十字社訪問では、解説を聞いているうち、今の世界での危険や、実際起こっていること、今まであった悲惨なことを知り、“もし、私がこの人だったら?”と胸が苦しくなってしまいました。しかし、それに対しての赤十字の今までの努力や力を尽くした人たちの話を聞いて、感動しました。このような団体があるから世界が成り立っているのかなと思いました。それと同時に私だったら何ができるだろうと考えさせられました。 (3M1 古元さん) ■赤十字国際委員会を見学して-2 自分は「中立」を貫けるか…、 まだ自信はありません 赤十字国際委員会では、質問の時間も激しい議論になりましたが、特に「中立」については多様な意見が出ました。 赤十字の方が「目の前に大怪我をしている他人と少し怪我をした身内がいたら、どちらを助けるか」と質問した時、みんなは「大怪我をしている他人を助ける」と答えました。赤十字の方もそれが「中立」だと話されました。でも私は、もし本当にその状態になった時、自分がどちらを助けるかわからなくなりました。もし怪我をしているのが母親だったら、私は母親よりも大怪我をしている人を優先できるのか、もしかしたら母親を優先してしまうかもしれないと思いました。 (3M1 加藤さん) ■UNヨーロッパ本部を見学して 国際会議が行われている場所を 見学できたのは貴重な体験です UNヨーロッパ本部の会議場は、天井の装飾が豪華で室内も大きく、この場所で重要な会議が行われているのだと考えると、ここを訪問できたことはとても貴重な体験だと思いました。でも、やはり一番の思い出は講話です。特に先進国と発展途上国についてのお話はとても勉強になりました。 (3M1 早川くん) ■UNヨーロッパ本部・国境なき医師団を見学して 医師団の世界各地での 活動が理解できました 国際連合の訪問では、実際に総会で使用されていた会議室や各国からの贈呈品などが見られて、とても良い経験になりました。 国境なき医師団では、医師団の世界各地での活動の様子が理解できました。活動している人たちの中には日本人の医師や看護師もいるそうです。 (3M3 早坂くん) |
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