【2010年度】  
 
   
SHUKOH MIDDLE SCHOOL TEACHERS
音楽科 

楽器で自分を表現する喜びと
自信が次のステージへの
挑戦につながります
 
前澤 絵菜
武蔵野音楽大学
音楽学部 出身

 「金管のパートだけ音を出しましょう」。 前澤先生の声に、 トランペットやホルン、 トロンボーンが美しいハーモニーを響かせた。「次は木管」の号令でフルートやクラリネット、 サックスも音を合わせる。 中学生としては珍しい本格的な楽器を手に、 メロディーを奏でる生徒たちの表情はいきいきと輝いている。
 「十数年の時を経た楽器も含め、 準備から片付けまで生徒自身が責任をもっておこないます。練習の中で音楽に対する鋭い感性が磨かれ、 楽器への心遣いも生まれます」

音楽で感動を共有

 目標は秀光祭やユーロスクール、 NYSEとの共演など多彩なステージだ。生徒の書く チェックカードには“今日はうまく音が出なかった。 次回こそ!”“マウスピースでもっと練習しなくては”と意欲的なコメントが並ぶ。
 「仲間と団結して素晴らしい演奏をやりとげた時、 それが自信となって次の挑戦につながります。私も本校の卒業生として、 自分が味わった喜びや感動を後輩へ伝えたい」
 世界を舞台に音楽交流を体験し、 秀光生は感性豊かなグローバリストへ成長する。

   
 
   
 
牛渡 純
武蔵野音楽大学 音楽学部 出身

 今年度は吹奏楽学習においての指導方法の工夫、評価の見直しを考えています。 生徒とともに活き活きした授業を組み立てていきたいと思っています。オーケストラ部においても基礎力トレーニングのさらなる充実をめざし実践中です。