2012 Topics

 ニューヨーク在住のシンガー・AKさんが秀光を訪問

 
 
 

 3.11の東日本大震災以降、被災地を励まそうと大勢の方々が東北を訪れ、私たちの学校も温かい激励をいただいてきました。そして今回本校を訪ねてくださったのは、ニューヨーク在住の女性シンガーソングライター、AKさん。4月23日(月)、秀光2年生と4年生の授業に参加してくださいました。
 AKさんは、2001年に活動の拠点をニューヨークに移す以前は、日本でも本名の「柿原朱美」として精力的に音楽活動をおこなってこられました。3.11の震災後は、日本支援の“JP GIRLS NYC”を立ち上げ、これまで7回のイベントで募金活動をされ、昨年の夏には宮城県と福島県を二週間にわたって訪れるなど、支援活動を続けられています。
 今回の訪問は、AKさんと本校のアイェレット・フォーゲル先生との共通の友人を通して実現したのでした。
AKさんのプロフィール【AK Official Website内】

▼AKさんから歌のプレゼント、
 音楽室がミニライブ会場に

 AKさんが最初に訪れたのは、2年生が授業をしているNCホール(音楽室)。最新アルバム『SAY THAT YOU LOVE ME』からのアップテンポなダンスチューン『BEAUTIFUL SUNRISE』、被災地へのメッセージを込めてAKさん自身が選んだバラード『LIVING TOGETHER』を聴かせてくださいました。

 歌のあとは、生徒たちひとりひとりが描いた絵がAKさんに手渡されました。これは、AKさんが被災地を巡る中でおこなっている活動のひとつ。みんなが描いた絵はNYのタイムズスクエアに飾られるとのことです。「絵のお返しに」とAKさんが取り出したのは可愛らしい7体の人形。NYの子供たちが被災地復興への願いを込めて作ってくれた人形でした。AKさんは、最後にディズニー映画で知られる『星に願いを』を歌ってくださいました。


▼英語力は才能じゃない!
 誰でも話せるようになります

 そのあと、AKさんは4年生たちが待つ教室へ。英語で生徒たちの質問に答えました。“Where are you from ?”という生徒の質問にAKさんが「広島県福山市!」と答えると、生徒たちから驚きの声が。それまで英語しか話さず、しかもその英語があまりに流暢だったため、んAKさんのことをネイティブだと思っていたようです。そんな生徒たちにAKさんは素敵なメッセージをくださいました。
 「私は学生時代、英語はいつも赤点だったの。でも、英語で話したい、コミュニケーションがしたいと思ったら誰でも話せるようになります。だから、頑張って!」
 気取らないAKさんの温かい人柄に、生徒たちはすっかり打ち解けた様子。思い出に残る楽しい時間となったようです。