特別進学コース『特別 強化勉強合宿』

 
10日間の“勉強合宿”はこのように企画され、そして実行された...
サマースクールの10日間を
100%有効に使いたい!!
 
勉強合宿の現場を訪ねたのは、合宿終盤にさしかかった8月5日の夕方。北辰館1階の食堂で夕食をとる生徒たちに“合宿疲れ”の表情は微塵(みじん)も見られません。 この合宿が行われることになったそもそものきっかけは…。特別進学コース・高橋淳郎先生(数学)に聞いてみました。
 
発端は、「この夏、思いきり勉強に
打ち込んでみたい」という一言から


「“サマースクールの期間中、もっと時間を有効に使って勉強に専念できないだろうか”という生徒の一言から、『特別 強化勉強合宿』のプランが持ち上がったのです」と高橋先生。 「“期間中の7月下旬から8月上旬までの約10日間、できれば学校に泊まり込んで思いっきり勉強に打ち込んでみたい”と言うのです」 特進の3年生全員に声をかけてみたところ、28名がその呼びかけに応え、この初めての試みが行われることになったのです。

「1日10時間は机に…」の目標、
全員が難なくクリア!!


「合宿では私たち教師による授業のほかに、自習の時間も設けています。この自習の時間中に各生徒が互いの勉強の進度に応じて得意分野を教え合ったり、みんなで足りない部分を補い合ったり…。理想に近いかたちの合宿になりました」 勉強以外の生活面、たとえば清掃や身の回りの整理・整頓も生徒による自主管理。毎朝5時に起床、自分たちで当番を決め合って管理しています。そして、日々の目標は、“1日10時間は机に向かおう!”。 「現実には10時間以上は勉強しているようです」と高橋先生。

「合宿で一まわり逞しく
なったみたい…」


合宿はサマースクールスタートの7月28日からスクール終了の8月7日まで。中間の8月2日・土曜日にはたまった洗濯物を持っての“一日帰宅”の日があったのですが、翌日の日曜日には集合時間前にただ一人欠けることなく28名全員が集合。 「家に帰っても、翌朝合宿のときと同じように朝5時に起きて勉強をスタートしていたようです」 “合宿で一回り逞しくなったみたい”と家の方に言われた生徒もいるとか。

忘れてならないのは、
学校側の“陰のサポート”


ですが、この合宿がうまくいっているのは、学校側の“陰のサポート”があってこそ。まず、食事の心配がないのがなにより。朝晩は合宿場所の北辰館で。昼は校舎内の食堂、レオホールで…。北辰館にはお風呂もあります。

* * * * * * * *

参加した生徒たちからは、 「1年生のときから、こんな合宿があったらよかったのだけど…」 「10数年の人生でこんなに勉強したのは、初めて…」 などの声が…。

生徒たちの声