お知らせ

フレックスコース2年多端さんがJR東日本より感謝状を授与されました

生徒の勇気ある行動を
表彰していただきました

 令和2年9月18日のこと。フレックスコース2年生の多端さんが下校時に通学路を自転車で通りかかったところ、東北本線 陸前山王駅構内の踏切内に遮断機が下りて乗用車が閉じ込められてしまう一部始終を目撃しました。多端さんは危険と判断し、踏切の非常ボタンを押下。多端さんの適切な判断と勇気ある行動により大事故を未然に防止したとして、JR東日本仙台支社から感謝状が授与されることになりました。

 表彰式は10月21日(水)、本校多賀城校舎 グローリーホールVIPルームを会場に、JR東日本の多賀城駅駅長の柴田さんと管理助役の小田桐さん、仙台支社総務部の橋本さんに来校していただき、執り行われました。多端さんに感謝状が手渡され、柴田駅長から「多端さんのおかげで人身事故にもならず、車両に乗っていたお客様がケガをすることもなく、無事に列車を止めることができました」「非常ボタンを押すのには大変勇気がいることだったと思います。他の生徒の皆さんにも是非、踏切だけではなく、通学する駅のホームなどでも自分が危険だと思ったら今回のようにためらうことなくボタンを押してほしいと伝えてください」と話していただきました。

多端さん(フレックスコース2年・利府西中出身)から

 当日は状況を見て、とにかく目の前で事故が起こってほしくない、押すしかないという気持ちで動きました。後日、学校で表彰していただけると聞いたときは驚きましたし、正直今もまだ現実感がありません。でも自分では人として当たり前のことがちゃんとできたと思っているので、将来もし同じようなことがあったときにも、すぐ行動できる人になりたいと思います。
 もともと人の役に立つことが好きで、インターアクト部に所属しています。昨年は仙台すずめ踊りの夏まつりイベントのお手伝いなどに参加し、やりがいを感じられたことが嬉しかったので、コロナ禍が終息して、来年以降また参加できることを願っています。