お知らせ

硬式野球部 優勝報告会と表敬訪問

8月23日 優勝報告会

 2022年8月に開催された第104回全国高校野球選手権大会で、東北勢初の優勝を果たした仙台育英の硬式野球部メンバーが8月23日(水)に宮城野校舎で優勝報告会を行いました。
 会場のゼルコバホールに、深紅の大優勝旗を掲げた主将の佐藤悠斗さん(3年)たちが入場すると甲子園球場で熱い応援を送ったチアリーディング部、吹奏楽部、生徒会執行部をはじめ、各部活動の生徒およそ200名が集まって、選手たちを大きな拍手で迎えました。
 報告会では、生徒会執行部の生徒2名が司会進行を務め、須江監督と主将佐藤さんに花束が渡されました。

 

主将挨拶

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硬式野球部主将 佐藤悠斗さん(フレックスコース 3年)
 硬式野球部は、第104回夏の甲子園大会で東北勢初の優勝を果たすことができました。色々な困難を乗り越えてここまで来ることができましたが、その困難を乗り越えることができたのも、ここにいる皆さまのおかげでもあり、自分たちの努力もあり、本当にすべての方達にご協力をいただいての優勝だと思っております。最後になりますが、自分たちにとって、ここにいる全ての皆さま、そして東北の全ての皆さまにとって、この夏のいい思い出になったことを嬉しく思います。ありがとうございました。
 

監督挨拶

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硬式野球部監督 須江航先生
 仙台育英学園高等学校としては、(甲子園の決勝戦に挑むのは)春も合わせて4度目の正直、東北地方としては13度目の正直です。107年間に13度も挑戦した。それだけ難しいことをやったという実感が少しずつ選手も湧いていると思いますが、その難しいことをやったのは決してここにいる18人のメンバーだけでなく、控えの選手や学校の皆さん、吹奏楽部、チアリーディング、生徒会執行部、みんなで成し遂げたことなんです。今日僕たちは壇上に立って祝ってもらっていますが、今日はみんなで喜びを分かち合いたいと思っています。本当に心強い応援をありがとうございました。
 

応援団 生徒代表の言葉

生徒会副会長 岩松さん(特別進学コース2年)
 私は初戦である2回戦から決勝戦までの5試合、計14日間の行程に参加させていただき、人生で初めて甲子園の試合を目の前で見ました。阪神甲子園球場に足を踏み入れてみると、その場にいなければわからないような迫力と緊張感に包まれました。3年生の先輩方におかれましては、新型コロナウイルスの影響を受けて、硬式野球部としても本当に多くの制約があり、思うように練習ができないこともあったことでしょう。そんな状況でも目標である日本一に向け、さまざまな創意工夫を凝らし、日々努力を重ねてきたことが今回の結果に結びついたのだと思います。

9月5日 表敬訪問

 9月5日、加藤雄彦校長先生や監督の須江航先生をはじめとした先生方、関係者、硬式野球部員代表18名が宮城県庁、仙台市役所、多賀城市役所、登米市役所を訪れ、喜びの報告と応援してくださったお礼を伝えました。8日には宮城県高野連事務局、河北新報社、朝日新聞仙台支局へも表敬訪問に訪れています。

宮城県庁

 宮城県庁では村井嘉浩知事と菊地恵一県議会議長から特別表彰の賞状と記念品が授与されました。また、職員の皆さんから選手一人一人に県産ヒマワリとバラなどを使った祝福のブーケが贈られました。
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仙台市役所

 仙台市役所では、消防音楽隊が全国高校野球選手権の大会歌「栄冠は君に輝く」などの演奏で盛大に出迎えてくださいました。正面玄関で郡和子市長から花束が贈呈され、庁舎内ではスポーツなどの分野で活躍した人をたたえる「賛辞の楯」が贈られました。
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多賀城市役所

 本校多賀城キャンパスと硬式野球部のグラウンド「真勝園」のある多賀城市への優勝報告は、さんみらい多賀城イベントプラザ(STEP)を会場に行われました。報告会では深谷晃祐市長から「栄誉の楯」が贈呈され、市役所に駆けつけてくださった市民の皆さんにも温かい祝福の声をいただきました。
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登米市役所

 登米市には、本校の東和蛍雪校舎があり、今年7月には開校式に熊谷盛広市長が出席されたというご縁があります。登米市からは栄光の盾と地元産のひとめぼれの新米300キロが贈られました。また地元出身の尾形選手と高橋選手が「これからも地元のために頑張っていきたい」と挨拶しました。
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