
キラリティ(対掌性)な性質を知り、
自分たちで旋光計をつくって計測してみよう
第7回サイエンス・コ・ラボ
『分子のキラリティ(対掌性)と旋光度の実験』
日時 | 2016年12日17日(土)13:00〜16:00 |
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場所 | 宮城野校舎 理科実験室 |
参加生徒 | 秀光4・5年生および特別進学コース1・2年生(希望者) |
講師 | 東北大学高度教養教育・学生支援機構 助教 小俣乾二先生 TA(ティーチングアシスタント)の皆さん |
全7回のサイエンス・コ・ラボが、今年度の締めくくりとなる第7回目を迎えました。今回のテーマは『分子のキラリティ(対掌性)と旋光度の実験』。東北大学高度教養教育・学生支援機構の助教である小俣乾二先生とTAの方から、分子の構造が対掌性(キラリティ)であるときの特性や、旋光性を計測するにはどうすればよいかについて指導をしていただきました。
実験内容
キラリティは、人間のDNAにも関わりがあります
小俣先生は「細胞がシグナルをうけるときは、何かしらの受容体が反応しているということです。らせん構造のねじれ(キラリティの一種:ヘリシティ)は人間のDNAにもみられるかたちで、これはマクロレベルのキラリティであるといえます」と人間の体とキラリティに深い関わりがあることを話していただきました。
サイエンス・コ・ラボとは
秀光と仙台育英特別進学コースの生徒が共同で行う、理科の実験講座『サイエンス・コ・ラボ』。2012年夏から始まった本講座は、大学の教授および先生から指導をしていただき、高校科学のレベルを越えた最新の実験を体験できるのが魅力です。毎年全7回、異なるテーマでの講義が行われており、生徒たちが興味・関心をもって取り組んでいます。