特進OB・OGの先輩が企画してくれました
いつでも参加してみよう!
特別進学コースでは月〜金曜日の放課後、寮生と希望者を対象に東北大・宮城教育大・山形大・宮城大・東北医科薬科大などに進学したOB・OGの先輩が指導をおこなう「チューター学習」を実施しています。
チューター学習は、昨年(2019年)に先輩たちの発案で「チューター相談室」にリニューアル。さらに同時期に「特進塾」という先輩による講習が加わり、現役大学生による授業を受けたり、進路相談ができる貴重な機会を提供してくれました。《特進塾についてはこちら》
ところが今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、オンライン(Zoom)での実施に切り替わることに。オンラインでの実施になった際も先輩は、在校生のためにと様々な工夫をしてくれました。チューター学習用のZoomを数時間解放し、Classi(学校内でのコミュニケーションツール)で告知をして、生徒が気軽に参加できる環境を整えてくれました。オンラインでは、東京の大学に進学した先輩も参加してくれています。
チューター代表として東北大学3年生の大竹さんにお話を聞かせてもらいました。
大竹さんからのメッセージ
- 大竹さん 東北大学 教育学部
【特別進学コース 2018年3月卒業生】“歳が近い存在だからできること”を目指して
チューター共通のビジョンとして「チューターが在校生にとってどういう存在になりたいのか」を考えたときに、歳の近い大学生だからできることをしたいという思いがあります。自分が高校のとき、大学生活なんて想像もつきませんでした。その経験から、大学ってこんなところ、講義はこんな感じ、と大学生ならではのサポートをしてあげられたらと思っています。大学について調べたいけどどうしよう、勉強でわからないところがある…そんな不安はきっと誰にでもあるはず。そのときチューターが1つの選択肢として、当たり前に入ってくれるようになってほしいです。
オンラインの利点を活かした、新たな可能性も増えました
以前の「特進塾」では日替わりでチューターによる講義を行っていたのですが、先生方が行われている放課後講習と立ち位置が似ているのではないかという課題にぶつかりました。もちろん仙台育英の先生方は“教えるプロ”ですから、大学生が同じ土俵に立つことはできません。そこでチューター学習のさらなる“改革”を考えていましたが、模索していたところでコロナ禍に直面してしまいました。
始まったオンラインでのチューター学習は、今までのようにノートを見せてもらうことも、まずは端末の画面共有をするところから始めなくてはならず、コミュニケーションの難しさを実感しました。ただ、オンラインという手段が増えて良かったことも。昨年までは宮城県内や近県のOB・OGが直接来校していましたが、オンライン化により東京の大学に通うチューターが参加してくれています。また、今年は例年よりチューターの人数が増えました。私たちも後輩に提供してあげられる情報が増えることに繋がるので嬉しいです。
また、チューター学習をたくさんの人に知ってもらいたいので、現在Webサイトの企画・作成をしています。チューターの紹介など楽しいコンテンツを用意しているので、ご期待ください!