東和蛍雪校舎インドネシア留学生日記【2023年6月〜2024年1月】

東和蛍雪校舎インドネシア留学生日記

■2023年6月9日

 雨だったので「てるてる坊主」を作り、明日の天気が晴れるように祈りました。
  ♪てるてる坊主てる坊主あ~した天気にしておくれ♪
 日本の歌も覚えて歌いながら、楽しそうに作って飾っていました。
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  • 日記より
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■2023年6月12日

 制服を着て、とてもうれしそうに登校してきました。お弁当も頑張って作っています。
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  • 授業の様子
  • 手作り弁当
<帰りの日記から>
 今日は制服を着てきました。私はとてもうれしいです。なぜかというとかわいいからです。先生が「かわいい。似合う。」と言ってくれました。私はうれしかったです。にこにこの顔になりました。特に気入っているところは、スカートとボタンです。制服をくださってありがとうございました。
    ナイラ アマンダ サプレテ
 
(ほかの生徒が制服で気に入っているところは・・・)
 スカート、ボタン、リボン マーク、色、セーター です。
 

■2023年6月16日

 昨日多賀城校舎に行った時の日記を書きました。お友達ができたことや授業の内容などを漢字を入れながら上手に書けるようになってきました。今日は、文章の読み方をペアで聞き合いながら練習しました。日本語の長い文章にもなれるように頑張っています。
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<アリニ アウリアさんの日記から>
 昨日は、多賀城校舎に行きました。多賀城では日本語とえいごをべんきょうしました。私はえいごがあまりわかりませんでした。それから、歯のチェックをしました。むしばがないといわれました。 かえるときにせんぱいにあいました。友だちもできました。名前はななさんです。かわいい人です。いっしょにべんきょうをしました。ななさんはとてもしんせつなひとです。
 

■2023年6月19日

 今日からN4の試験に向けて模擬テストを始めました。聴解のテストが速くて大変そうでしたが、「繰り返しやると段々慣れるからがんばって」と励ますと、「がんばります。」笑顔で元気に答える14人です。
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<メラニ プトリアさんの日記から>
 今日は、英語の歌を歌いました。楽しかったです。いしがき先生もおもしろくて元気な人です。
 そして、昼ご飯もおいしかったです。肉と野菜です。ネンさん作ってくれてありがとうございました。今夜もよろしくね。
 それから、N4日本語のしけんもあります。とてもむずかしいですが、これからもっとがんばります。
 

■2023年6月20日

 昨日日記を書いた後、「日記を写真に撮らせてください。」と言ってきた生徒がいました。どうしたのかと聞いたら、「インドネシアのお母さんに見せたいから。」とのことでした。
 今朝その生徒にどうだったか聞いたら、「お母さんすごく喜んでいました。すごいね。」と言っていました。と嬉しそうに報告してくれました。自分が頑張って書けるようになったことと、お母さんに褒めてもらったことで大きな喜びと自信をつけたようです。
 毎日の日記は大変そうですが、自分の思いを自分の言葉で書けることはとても大切なことです。“継続は力なり”みんな頑張れ~!
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■2023年6月23日 

 昨日のインドネシアの紹介の続きで、自分の尊敬する人について書きました。
 
<生徒の日記から>
 私のそんけいする人は、両親です。なぜかというと、両親が私を大切にしてくれているからです。そのため、高い教育を受けることができています。私の両親はとても良い人です。 母が私を産んでくれたのでとてもかんしゃしています。母の仕事は子もりです。母は朝から夕方まで仕事に行きます。母はとてもがんばりやです。私も母のようにがんばりたいです。 父がなくなってしまってとても悲しいです。父がいなくて本当にさびしいです。
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 この文章を読み、「お父さんはいつ亡くなったの?」と聞いたら、「昨年の12月。」と言ってぽろぽろ涙を流し始めました。「先生も2月にお母さんが亡くなって寂しいから、気持ちがよく分かるよ。」といいながら、二人で涙を流していました。すると、そばにいた生徒数名が、一生懸命携帯で翻訳して「悲しいけど、元気出してください。」とたどたどしい日本語で励ましてくれました。その、優しさにまた涙があふれました。 言葉はうまく通じなくても、心は通じ合うことを実感しました。そして、福祉にとって何よりも大切な優しい心をしっかり持っているこの留学生たちは本当にすばらしいです。 すてきな14名との出会いに感謝です。
 

■2023年6月26日

 畑の管理をしてくださっている及川さんにお手伝いをいただきながら、野菜の収穫をしました。
夜に早速料理をして食べたようです。「野菜があまり好きではなかったのですが、おいしかったのでちょっと好きになりました。」と言っている人もいました。
 
<ナウラさんの日記から>
 畑でじゃがいもとにんじんを収穫しました。ニンジンを抜くとき周りを手で掘ってからぬきました。おいしそうなニンジンが出てきてうれしかったです。じゃがいもは、ごろごろ出てきました。たくさんとれました。友達や先生と一緒に収穫したのがとても楽しかったです。キャベツや玉ねぎもいただきました。 夜に、ネンさん・アリニさん・エルシさんと一緒に料理をしました。ジャガイモを入れて野菜ケチャップチキンを作りました。おいしかったです。
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■2023年6月27日 

 今日は、シャナヤさんとナウラさんの卒業式でした。朝のうちに「私たちは今日の午後2時からそつぎょうしきがあります。オンラインで出席したいのですがいいですか?」と丁寧な日本語で話すことができました。
 写真のようにオンラインで参加している間、隣の教室で12人は静かに学習したりお掃除をしたりしていました。
 卒業式が終わったとき、二人は、うれしいけれども友達や両親と話をしてちょっとホームシック気味でしたが、シャナヤさんとナウラさんを囲んで、みんなが「おめでとう!」と、声をかけて祝福のハグをしているうちに笑顔になっていました。仲間の温かなパワーはすごいです。
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■2023年6月28日

 今日は、プワサという断食の日でした。水分も取らず一日がんばりました。暑い日でしたので、「少し休みながらやる?」と聞くと、「いいえ大丈夫です。いつも通り授業してください。」と言われ、日曜日の日本語能力試験に向けて練習問題をがんばりました。
 午後には、試験に向けて油断せず努力することや、少しずつこつこつがんばると確実に成果を得られることを伝えるために「うさぎとかめ」の話をしました。インドネシアでもこの話はあるようで、「わかる、わかる。」と言いながら聞いていました。
 ♪もしもしかめよ。かめさんよ・・・♪の歌を教えたら喜んで歌っていました。
 今日の振り返りの日記に、「うさぎとかめ」の話で感じたことを書きました。
 
<プトリさんの日記から>
 今日は「うさぎとかめ」の話を聞きました。この話でカメはとても勤勉だと思いました。ウサギは、カメを過小評価しすぎです。だからカメが勝ちました。インドネシアでも「クラクラとケリンチ」の話があります。インドネシアの物語でもウサギが負けてカメが勝ちます。私はカメのように勤勉でいたいです。
 
<ファイハさんの日記から>
 今日は「うさぎとかめ」の話を聞きました。この話は、とても多くの意味がとれることを言いたいと思います。私はウサギのように、油断せずカメのようにネバーギブアップしたいです。インドネシアでも同じ話があります。
 歌も教えていただきました。「ピョンピョンとグーグーグー」のところが面白かったです。でも、一番好きな歌は「かたつむり」の歌です。

■2023年6月29日

「うさぎとかめ」のインドネシアのアニメがあることを教えてくれたので、懐かしいインドネシアのアニメを見て、日本の話や絵の違いを話し合いました。
 お昼には、自分たちで収穫したじゃがいもを、ゆでて食べました。「あま~い」「おいしい」と言いながら喜んで食べていました。じゃがいもにもとうがらしをたっぷりかけて食べていました。  
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<インタンさんの日記から>
 今日はN4の模擬テストの成績発表がありました。私は、聴解と読解がにがてなのでもっと勉強をします。そして、N4の試験に良い成績で合格したいと思っています。私、がんばってね。
 今日は、じゃがいもをたべました。とてもおいしかったです。先生ありがとうございました。
 
<プトリさんの日記から>
  今日は、インドネシアの「うさぎとかめ」のアニメを鑑賞しました。私は、ウピン、イピンを見るのが大好きです。なつかしかったです。
 N4の模擬テストの成績発表がありました。私は、読解が苦手です。返されたテストの間違い直しをしました。私は、間違えた所を直すのに必死でした。しっかり直して、2日のテストをがんばりたいです。
 

■2023年6月30日

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 2日のN4日本語検定の試験が近づき「緊張する。」「難しくて心配。」と不安そうにしている子どもたちに、これまでがんばって勉強したことが何よりも大切であることを話しました。そして、仙台育英学園は、利吉先生が「まけっちゃくね。」といいながら困難なことにも負けずに努力して作った学校で、「逆転の仙台育英」と言われていることを話したら、帰りに利吉先生の顕彰碑に見守ってくださいと手を合わせ、バスの中でがんばりますと笑顔を見せてくれました。 
 

■2023年7月1日 寮で

 試験前日に寮で、苦手なところや分からないことを確認しました。みんなで励まし合い、教え会いながらがんばっていました。
 最後に「がんばるぞ!」とみんな笑顔でした。  
 寮では、料理や掃除、洗濯、アイロンかけなどもがんばっている子どもたちです。 
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■2023年7月3日

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 昨日の試験を終え、「疲れた~」「難しかった~」と言いながらも、元気に登校してきました。
 そして、「先生、寮にも来て教えてくれたからプレゼント持ってきました。」と、手作りの料理を持ってきてくれました。「先生の分は焦げていない、きれいなところを持ってきました。」と嬉しそうに手渡してくれました。昨日は疲れたはずなのに、お礼に作ってくれた子どもたちの優しい気持ちに感動しました。とってもおいしかったです。職員室の先生方も「おいしい」と言いながら食べ、「ごちそうさまでした。とってもおいしかったです。」と温かなメッセージを入れ物に添えて返してくれました。先生方全員が、温かく留学生を育ててくれていることもありがたいです。
 今日は、まず昨日の試験のことを日記に書きました。どんな様子だったか。何が難しかったか。周りの人たちの様子はどうだったか。今後自分はどんな風に勉強していきたいかを書くように話したら、全員が2ページ以上書くことができました。 
 
  • ハイファさんの日記
  • プトリさんの日記

 日記の後は、利吉先生の顕彰碑の前で「昨日のテスト見守ってくださってありがとうございました。」と手を合わせていました。
 それから花壇の花の苗の植え替えも手伝ってくれました、みんな手際がよく、100本の苗をあっという間に植え替えました。 
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 その後、ちょっと気分転換に、近所を散歩しました。畑でニンジンを収穫し、きれいなお花の前で記念撮影をしました。
 

■2023年7月4日

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 今日の午前中に「総合的な探求の時間」で志津川に行って来ました。
 行きながら、東和町は山が多く、杉や松などがたくさんあることや、田んぼや畑が多いことを実際に感じながら移動しました。「緑の色がいろいろあってきれい。」「田んぼがきれい。」などと言っていました。美しい日本の緑を実感することができました。
 志津川についてからは、まず震災遺構に行き、2011年3月11日におきた東日本大震災について話をし、津波の恐ろしさを目の前の防災庁舎を見ながら語りました。日本もインドネシアも周りが海で津波が非常に危険な地域ですので、こうした学習は大切なことです。子どもたちは真剣に聞いていました。
 バスに乗り降りするたびに「浅田さんありがとうございます。よろしくお願いいたします。」と、毎回笑顔で声を掛けていました。「今日だけでなく、毎日の登下校の時にもこのようにしっかり挨拶するので、とても気持ちいいです。」と運転手の浅田さんは話していました。
 日本人が忘れかけている小さな感謝の気持ちがこの子どもたちにはしっかり根付いていることに感心させられました。  
 
<ナイラさんの日記から>
 今日は、志津川に行って来ました。はじめに震災遺構を見に行きました。ここでは、つなみでたくさんの建物が被害を受け、人々が命を落としました。私はこんなに建物がこわれたのかと驚きました。たくさんの人がなくなって悲しいです。
 次に海に行きました。海の場所は涼しくて美しく、水は冷たかったです。今日は、とても貴重な体験をしました。

 
<ネンさんの日記から>
 今日は、志津川の震災遺構を見てきました。ここでは、つなみで破壊された高層ビルを見ました。私はつなみの前にはここにたくさんの人が住んでいたと思いました。それなのに、いっしゅんで町がなくなり、私は苦しいです。今は、建物の周りが緑になってきれいになった気がします。
 つぎに、海に行きました。海はとても素敵で美しかったです。海水はとても透明できれいです。

 
<シャナヤさんの日記から>
 今日は、志津川に行って来ました。はじめに震災遺構を見に行きました。つなみでたくさんの建物が破壊されたところを見ました。多くの人もなくなりました。私はとても悲しいことだと思いました。もうこんなことが起きないでほしいと思いました。
 つぎに、海に行きました。海はきれいでとてもすてきでした。私と友達は水で遊んでたくさんの写真を撮りました。楽しかったです。

 

■2023年7月5日

 バスの運転をしてくださっている浅田さんがお休みだったので、寮で勉強をしました。
 いつもどおりテキストを使って勉強をしたり、ペアで会話練習をしたり、漢字練習をしたりしました。お昼は、みんなで「そうめん」と「たこ焼き」を作って食べました。
 
 
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<アリニさんの日記から>
 今日は、先生が寮に来ました。私たちは寮で勉強しました。だから浅田さんは今日はお休みです。9時から16時まで勉強しました。お昼にそうめんとたこ焼きを作りました。私は初めてそうめんとたこやきをたべました。とてもおいしかったです。ありがとうございました。

 
<ファニアさんの日記から>
 今日は、寮で勉強しました。寮で勉強するのも楽しかったです。でも、学校で勉強する方が好きです。さらに多賀城の学校では、たくさんの友達がいて私と同年代の友達と日本語でコミュニケーションできるように訓練しています。 今日はたこ焼きとそうめんを食べました。とてもおいしかったです。先生ありがとうございます。

 

■2023年7月7日

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 今日は七夕。七夕の歌を歌い、笹竹に飾り付けをしました。短冊には「家族が健康でいられますように」「N4の試験に合格しますように」「日本語が上達しますように」などと書かれていました。家族のことや日本語の上達について書いている人が多かったです。
 
 
<ファイハさんの日記から>
 今日は、七夕です。おりひめとひこぼしが1年に一回会えるといわれている日です。朝に、七夕の歌を歌い意味を教えてもらいました。歌詞をひらがなと漢字で書きました。七夕の歌はきれいでかわいい歌だと思いました。みんなで笹竹に折り紙でつくったものと短冊を飾りました。私は、短冊に「両親と兄弟が幸せになることを願っています。」と書きました。願いがかなうといいなあと思います。

 

<うれしいプレゼントに感動>

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 今日は、写真のようにすてきなプレゼントをもらいました。
「先生と教頭先生にプレゼントがあります。」と、後ろに隠しながら持ってきて渡してくれました。プレゼントをもらった時だけでなく、相手に喜んでもらえるように・・・と、サプライズを考えて、みんなが笑顔で作っている様子を想像して、温かい気持ちになりました。優しい子どもたちに感謝です。

■2023年7月10日

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 今日は、英語を教えていただきました。石垣先生は毎回すてきな英語の歌を教えてくださいます。日本語の意味を教えていただきながら楽しそうに歌っていました。「この生徒はまじめで一生懸命でとてもいいですね。」とほめていただきました。
 
 
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  • 今日のお弁当です。ウインナーと野菜とバランスよく入っていてとてもおいしそうでした。毎日よく作っているなあと感心します。

■2023年7月11日

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 昨日、高齢者疑似体験用品が届きました。教室にあった箱を見て「先生これ何ですか。開けてみたい。」というので開けてみて、早速体験をしてみました。「重い」「痛い」「見えにくい」「少ししか聞こえない」「靴も重くて歩きにくい」などと言いながら体験していました。
 
 
<ラフミさんの日記から>
 今日は、お年寄りの体験をしました。へッドホンとめがねと重いベストとひざを動かないようにするものと、曲げたままの腰になるひもをつけました。とてもたいへんでした。私は、腰と足が痛いです。いつもこんな思いをしているお年寄りの人はつかれると思います。痛くてかわいそうです。だから私は、かいごふくししになったら、やさしく声を掛けたりお世話をしたりしたいと思いました。

 
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  • 腰が痛いと言っていた友達をマッサージしていました。

■2023年7月12日

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 今日は、昨日の続きで、車いす体験をしました。ブレーキのかけ方や声の掛け方など安全・安心な使い方を勉強しました。
 始まる前に考えた、優しい声掛けの言葉を上手に使い、乗っている人に安心感を与えながら動かしていました。 また、スロープのない段差など、一人でできないときには「手伝ってください。」と声を掛けることも恥ずかしがらずにできました。
 教頭先生と顧問の先生も協力してくださいました。
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<プトリさんの日記から>
 今日は、車いす体験をしました。私はのった時、楽しい気持ちとやさしい気持ちになりました。大切なことは、「だいじょうぶですか。」と「手伝ってください。」と言うことです。スロープは、後ろ向きでゆっくり進めます。一人でできない時にはだれかに手伝ってもらいます。今度だれかを乗せるときには、今日勉強したことを思い出して、やさしく乗せてあげたいです。

 
<ナツワさんの日記から>
 今日は、車いす体験をしました。私は乗せられたとき、うれしくやさしい気持ちになりました。大切なことは、ゆっくりゆっくり押すことと、一人でできないときは「手伝ってください。」と言って、だれかに手伝ってもらうことと、乗っている人に「だいじょうぶですか。」と言うことです。スロープを降りるときは、後ろ向きでゆっくり進みます。今度、おじいさんやおばあさんを乗せるときは、今日勉強したことを思い出してやさしくのせてあげたいです。

 
<インタンさんの日記から>
 今日は、車いす体験をしました。私は、のった時らくな気持ちになりました。大切なことは、「お元気ですか。いたいところはありますか。」「手伝いますか。」などと声をかけることです。スロープは、うしろむきでゆっくりおりることがだいじです。一人でできない時には「手伝ってください。」とまわりに声をかけて手伝ってもらいます。そして、のっている人に「心配しないでください。」と声をかけます。そうすると、相手の人は安心すると思います。今度だれかをのせるときには、今日勉強したことを思い出して、やさしくのせてあげたいです。

 

■2023年7月13日

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 昨日の宿題は、二人組で文章の読み方を聞き合って、感想を伝えることでした。
「〇〇さんは流暢に読んでいて聞きやすかったです。」「一生懸命読んでいました。」というほめ言葉の他にも「少しつまずくので、もっと練習しましょう。」「アクセントがおかしいときがあるので気を付けましょう。」など、気を付けていた方がよいところもきちんと伝えていました。気づいたことを伝え合い、素直に聞いて直すことでより良い発音や読み方の向上につながります。まじめな14人のすばらしさをまたまた感じてうれしくなりました。

 
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<朝の水掛けに感謝>
 毎朝、登校してすぐに、毎日二人ずつ交代で水掛をしてくれています。暑い中一生懸命水掛をしてくれているおかげで、花壇の花は、猛暑に負けずにきれいに咲いています。

■2023年7月14日

 みんなの日本語の学習の中で、「あなたが住みたいうちの絵をかいて説明してください。」という問題があったので、自分が住みたい部屋の絵と文をかきました。

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  • プトリさんの部屋
  • シャナヤさんの部屋
<プトリさんの日記から>
 私の住みたいへやはかわいいへやです。まどには黄色いカーテンがあります。つくえの上に本とコンピュータがおいてあります。かわいい花のカーペットもあります。本だなには、本がたくさんあります。かがみは大きくて見やすいです。へやのまんにかかわいい人形もあります。とても、かわいいです。
 このように、私のへやはきれいでかわいいです。

 
<シャナヤさんの日記から>
 私の住みたい部屋は、かべが白いです。かべに家族の写真がかざってあります。いつもベッドに入る前に写真を見ます。
 窓の外から山が見えます。ベッドのとなりにタンスがあります。ベッドの近くに本だながあります。本だなは茶色です。本だなの上には花がかざってあります。本だなにはマンガが並べてあります。かべにかがみもあります。このように私の住みたい部屋はいるだけでうれしくなるような部屋です。

 
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■2023年7月18日

 3連休明けでしたが、14人全員が元気に登校してきました。今日は、新しい上靴を嬉しそうに履いていました。「かわいいです。とても気持ちいいです。」とみんな笑顔でした。今日は、寮での暮らし方や約束の再確認をしました。約束事を自分たちで考え、きれいに紙に書きました。

<アリニさんの日記から>
 私たちは、寮のかぎをもらいます。かぎをもらうということは、責任を持つということです。落としたりなくしたりしないように入れ物に入れて大切に持ちたいと思います。いつもはロッカーにしまっておいて出かけるときだけ持っていきたいと思います。私はこれから責任をもって行動したいと思います。寮で気を付けることは約束を守ることです。私は特に、「どこにだれと何をしに行くか」をきちんと話してから出かけるようにしたいです。

 
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  • 今日のお弁当も、とってもおいしそうでした。
    ネンさん、アリニさん、エルシさん、ナウラさん、ありがとう。

■2023年7月19日

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 今日は、理事長 加藤 雄彦 校長先生が東和蛍雪校舎においでになりました。
子どもたちは初めてお会いするのでとても緊張していましたが、理事長加藤雄彦校長先生が、優しい笑顔でお話ししてくださったので、すぐに緊張がほぐれ、みんなにこにこしてお話を聞いていました
 
 
<メラニさんの日記から>
 今日は、東和蛍雪校舎に理事長加藤雄彦校長先生が、おいでになりました。私たちは初めてお会いできてうれしかったです。
 校長先生は、やさしくて、にこにこしていて、背が高くてかっこよかったです。
 「みなさんはパイオニアとして、がんばってください。」とおっしゃいました。
 私たちに、住むところや食べ物や制服など、かいてきに過ごせるようにいろいろとしてくださって本当にありがとうございます。
 私は、これから、もっともっと日本語のことを勉強して、日本でかいごしになるためにがんばります。

 
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  • 昨日の夜、折り紙で作ってきたチューリップの花束をプレゼントしました。

■2023年7月20日

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 今日は、SGグループに進学予定の4人がオンラインで面接をしました。たくさんの人たちとのオンラインでの面談に緊張していました。
 小論文の内容も難しく、不安な様子でしたが、「少しずつやっていくと大丈夫。」と、励ますと、「頑張ります。」と笑顔で返事をしていました。難しいことに挑戦してがんばろうとする意欲がすばらしいです。
 他の子どもたちも仕事をする上で大切な内容なので、一緒に学んでいくことを話しました。
 
<エルシさんの日記から>
 今日は、とても暑い日です。頭が痛くなりました。
 今日の勉強は、私とシャナヤさんとアリニさんとメラニさんで、試験の小論文の内容を勉強しました。とてもむずかしかったです。
 今、私はとても心配です。試験がとてもむずかしいからできません。でも、がんばります。
 
<メラニさんの日記から>
 今日は、オンラインでSGグループの人たちと話しました。すごくどきどきしました。元気もなくなってしまいました。わからないところもあって心配しましたが、先生がわたしのとなりにいっしょにいたのでちょっと安心しました。
「大丈夫だよ。」と言われました。よかったです。がんばります。
 
<アリニさんの日記から>
 私はエルシさんと、シャナヤさんと、メラニさんとSGグループの人たちと面接をしました。面接の前に私はとても心配しました。でも、ピピン先生と由子先生がいたので、安心しました。
 私は日本語がたくさんわからないので心配ですが、がんばります。
 今日は、そのほかに、英語の歌も歌って楽しかったです。
 
<シャナヤさんの日記から>
 今日は八戸の試験の勉強をしました。いっぱい漢字があって文章を読むのが難しかったです。私たちは、小論文の書き方を勉強しました。とても難しかったですががんばります。
 その後、英語の歌を歌いました。とても楽しかったです。
 午後から、私とメラニさんとエルシさんとアリニさんとSGグループの人たちと面接をしました。私はたくさんの質問がありましたが、どきどきしてあまり話せませんでした。
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  • 今日は高校野球宮城県大会準々決勝でした。仙台育英が勝ったことを喜びながら、昨年の全国優勝の写真などを見ました。土日は寮で応援すると話していました。
 

■2023年7月25日

 先週末の日記の宿題は、「金曜日に見た、介護についてのビデオの感想を書く」ことでした。
 言葉の意味が分からないことが多かったようですが、映像から大切なことを知ろうと一生懸命見ていた様子がよく分かりました。
 時々ビデオなどを見ながら、介護についても少しずつ学びを深めていきたいと思います。
 
<メラニさんの日記から>
  今日は、友達とビデオで介護について見ました。ことばはわからないことが多かったですが、見ているうちにだんだんといみがわかってきました。おとしよりのめんどうを見ていました。しょくじをたすけてあげたり、リハビリをしてあげたりしていました。おとしよりにはなすときは、こえをやさしくしてちょっとおおきいこえではなします。それでおとしよりはきこえます。とくにえがおでおとしよりはげんきになります。よぶときにはうしろにしてはいけません。あうときにはあいさつをしなければなりません。いじょうです。
 
<ナウラさんの日記から>
 昨日友達と私はかいごについてのビデオを見ました。とても楽しいです。何を言っているのか意味がよくわかりませんが、動きをとおしてりかいしようとしました。
 その後、しんいち先生と一緒に漢字をまなびました。私たちは、毎日多くのことを学びます。先生方ありがとうございます。
 
<シャナヤさんの日記から>
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  • ◀︎寮の玄関の様子です。
    「はきものをそろえると心もそろう」の詩を紹介したら、学校だけでなく寮でもいつもきれいにそろえています。一度話したことをすぐ理解してきちんと実践していることすばらしいです。
『はきものをそろえる』
*この詩は長野市の円福寺の和尚さんが作ったそうです。
    はきものをそろえると  心もそろう
    心がそろうと はきものもそろう
    ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない
    誰かがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう
    そうすればきっと 世界中の 人の心もそろうでしょう
 

■2023年7月26日

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 今日の16時から、八戸学院に行った先輩たちと次年度進学予定の4名がオンラインで交流会を行いました。4名だけでなく、全員が先輩の話を聞いて、それぞれ次年度に向けての心構えをもったり、不安を取り除いたりすることができました。
 
<アリニさんの日記から>
 私はせんぱいたちとオンラインで、はなしをしました。友達たちと先生たちもオンラインを聞いていました。
 せんぱいたちは、私たちにたくさんおしえてくれました。せんぱいは月曜日から金曜日まで勉強をします。それから土曜日と日曜日はアルバイトをします。せんぱいたちはとてもすばらしいです。私も来年アルバイトをしますから、勉強しなければなりません。しっかりがんばります。
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<シティナズワさんの日記から>
 私は、オンラインで、せんぱいと友達が話をすることを聞いていました。私もがんばろうと思いました。
 
<ラフミさんの日記から>
 オンラインで先輩の声を聞いたら先輩に会いたくなりました。でも、とてもとおいところにいます。私はとても会いたいと思います。
 
<エルシさんの日記から>
 八戸の先輩とミーティングしました。先輩はとてもかわいくて親切な人たちです。八戸の勉強はとてもむずかしいですが、楽しそうです。私は今少し心配ですが今日ミーティングできてうれしかったです。
 先輩ありがとうございました。
 
<シャナヤさんの日記から>
 私の質問でたくさんの答えが得られて、とても嬉しかったです。先輩は八戸がとても寒いと言っていました。でも、私も行きたいです。私はこれからもっと勉強をがんばります。
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■2023年7月27日

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 市役所に行って、マイナンバーカードの手続きをしました。月曜日にピピン先生に連れて行っていただき、申請が終わったメラニさんとナイラさんが、みんなにやり方を教えてくれました。
 うまく通じないところもありましたが、自分たちで手続きをしようとがんばっていたことすばらしかったです。市役所の方々もとても親切でした。
 また、待っている間、絵手紙を見ながら読めるようになった漢字を読んだり、意味を質問したりして、いろんなところから日本語を学ぼうとしている姿にも感心しました。
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  • <自分たちで「はっと」を作って食べました>
     「はっとが食べたい」ということになり、いろんな野菜と鶏肉を入れて、インドネシア風「はっと」を作りました。
     「はっと」の生地を薄くのばすときには、粘土遊びをしているような感覚で楽しそうにのばしていました。
     久しぶりの「はっと」とてもおいしかったです。
 

■2023年7月28日

 今日は、仙台で健康診断がありました。朝ごはんを食べた後、お昼のおにぎりをみんなで作って持っていきました。「運転手の浅田さんにも作ってあげました。」と、一人分多く作ってくれた優しい子どもたちです。
 日曜日の夜は寮の近くでお祭りがあり、花火を見ることを楽しみにしています。

■2023年7月31日

 昨日は登米市迫町佐沼の夏祭りがありました。
 日本のお祭りを見たことがないというので、とても暑い日でしたが、お祭りを見に行きました。
 高校生の吹奏楽やバンドの演奏を聴いたり、小さい子のダンスを見たり、重いおみこしを担ぐ様子を見たりしました。子どもたちが熱心に見ていたら、「担いでみる?」とちょっとみこしを担がせていただきました。子どもたちは、かなり重いことに驚いていました。
 夜は花火を見て大興奮でした。半日だけでしたが、日本の祭りの様子をちょっと味わうことができました。
 
<ネンさんの日記から>
 昨日は、私と友達と先生でお祭りに行きました。
 私たちは、吹奏楽とおみこしとダンスを見ました。
 私たちは、かき氷とたこ焼きとチキンを食べました。
 かき氷とたこ焼きとチキンがとてもおいしかったです。ピピン先生、ゆうこ先生ありがとうございました。
 そして、夜は花火を見に行きました。花火はとてもいっぱい上がりました。私たちは写真をたくさん取りました。花火は、赤・青・黄色・ピンクなどたくさんの色があってとてもきれいでした。
 橋の上にはちょうちんがありました。ちょうちんもとてもきれいです。私はとても嬉しかったです。
 多くの人は浴衣を着ていました。浴衣はとてもきれいです。私も浴衣を着てみたくなりました。
 
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■2023年8月1日

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 今日は、寮で学習しました。寮でも集中してしっかり学習できました。
 「みんなの日本語Ⅱ」35課を頑張り、問題を解くスピードと正解率がアップしています。すばらしいです。
 お昼にはみんなでちらし寿司と春雨スープを作って食べました。
 日本の料理も少しずつ覚えています。

 昨日東和蛍雪校舎で「インターアウト交流会」が行われました。育英学園の生徒11名の他、京都、奈良、福井、滋賀などから生徒が24名、引率の先生が15名来校し、桜の木の記念植樹や「はっと」粉をこねる体験をして、それぞれの地域の活動や歴史文化の発表などをして交流を深めていました。
 その時のお土産をインドネシア留学生もいただき、今日、みんなで分けました。
 珍しいキーホルダーがたくさんあって、みんなとても嬉しそうでした。
 
 

■2023年8月2日

 法人局の森先生が来校し、留学生にすてきな本のお土産をくださいました。
 ちょっと悲しいけれども人としての温かさや人と動物との交流など心に響く絵本と、宮城県の作家の方の絵本でした。優れた絵本はどの年齢で読んでも心が温かくなるものです。
 森先生が一番好きだとおっしゃった「花さき山」は私も大好きなので早速読み聞かせをしました。インドネシア語に訳さず全部日本語で話しましたが、わからない言葉を質問しながら、しっかり読み聞かせを聞いて内容を理解していました。
 
<ナイラさんの日記から>
 「花さき山」を聞いて、私は目を輝かせて先生の話を聞いた。私は、悲しい気持ちになった。それは、やまんばが山の奥に一人で住んでいることだ。でも、あやちゃんと山で会った。あやちゃんには妹がいて、あやちゃんはいつも妹をさきにさせてあげている。自分がほしい、きものも妹のためにがまんしていた。やまんばはそれを知っていて、あやちゃんに、がまんしたから花さき山に花が咲いたと教えてくれた。この本を書いた人は、やさしい人でみんなにも花さき山にたくさん花をさかせてほしいと思っていると思う。
 森先生私たちにいろいろなものが届くようにしてくださってありがとうございました。
 私たちは、とても勉強がしやすくなっています。
 
<ナウラさんの日記から>
 「花さき山」を聞いて、私はうれしいきもちとかなしきもちになりました。人のためにたくさんやさしくがまんしたり命をかけてみんなを守ったりしたときに花や山が生まれたことがわかりました。
 森先生ありがとうございました。本はとてもきれいです。お菓子はとてもおいしかったです。ゆうこ先生も読んでくださってありがとうございました。おつかれさまでした。
 私は花さき山に私の花をさかせられるように、人のためにやさしくしたりがまんしたりしていきたいです。
 みんなのやさしいきもちでたくさん花がさいたら私はうれしいです。
   

■2023年8月3日

 6月から始めた漢字ノートを頑張り、1冊終わった人たちがいます。毎日毎日一生懸命書いて練習したので2か月で1冊終えたことは本当にすごいことだと思います。
 ちょうど今日学習した問題の中に、「漢字はどのようにしたら覚えられますか」という問題があり、「たくさん書くことです。」「日記などでたくさん使うことです。」「いろんな漢字に興味をもって読もうとすることです。」などと答えていました。

 スクールバスの運転手の浅田さんが、「最近バスの中からいろんな看板などの文字を見て読むようになっています。」というお話も聞いています。いつでもどこでも学ぼうとする姿勢がすばらしいですね。

 東和蛍雪校舎のカワニナが生息する小川の水が少なくなってきたので、川幅を狭めるためにみんなで、鱒淵農園を管理していただいている及川さんのおうちから石をもらって運んできました。暑くて大変でしたが、みんな嫌な顔もせず一生懸命運んでくれました。とても頑張り屋の14人です。
 「インドネシアにもあります。」と嬉しそうに、小川のところに設置されている井戸で水を出して喜んでいました。
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  • 田んぼのイネに花が咲いていました。
    珍しそうに見ていました。

■2023年8月4日

<漢字テストがんばりました>
 これまでやった漢字のテストを抜き打ちでしてみました。1回目は平均50点ぐらいでしたが、2回目はだいたいの人が満点になりました。繰り返し使わないと忘れてしまうことと、忘れたものをもう一度学び直すと確実に定着することを感じたようです。読みは、かなり読めるようになってきたので、昨日の答えのようにいつでもどこでも漢字を読んだり書いたりする習慣をつけるといいですね。
 毎日の日記も,できるだけ漢字を使おうとしていることすばらしいです。
 
<馬の足公園に行って来ました>
 今日は、地域を知る学習で、学校の近くの「馬の足公園」に行って来ました。
 小川のそばは木が生い茂り、とても涼しく気持ちよかったです。沢蟹や魚を捕まえて大喜びでした。
 小学生の兄妹も遊びに来ていて、あいさつをしたり名前を紹介したりしていました。一緒に魚を捕まえていた姿も微笑ましかったです。
 帰りに、「先生、子どもに日本語負けました。兄妹の人たち日本語がとても上手です。」と言うので、大笑いしました。
 
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  • 捕まえたサワガニ
 

■2023年8月7日

 今日は、岩手県奥州市にある「介護老人保健施設サンライフえさし」と「専修大学北上福祉教育専門学校」へ、アリニさんメラニさんが見学に行きました。
 暑い日でしたが、どちらの見学場所でもとても親切に案内していただき、とても良い体験ができました。
 学校の実習室を見せていただいたとき、さっと椅子を運んだり、車いすの足を乗せる台を出したり自然と手伝うことができたので「このような思いやりのある行動ができる人は、介護福祉士にぴったりですね。」と、学校の先生方に褒めていただきました。
 
<メラニさん、アリニさんの感想>
 施設や学校見学ができてとても楽しかったです。施設では、おじいさんおばあさんにあいさつをしたら、えがおであいさつを返してもらってうれしかったです。
 学校は、レクリエーションや運動や、料理やいろいろな介護体験ができるところがあって、行くのが楽しみになりました。
 電動ベッドや血圧計、お風呂に入れる設備などが最新で高度なものが多く、インドネシアで使っていたものより使いやすく便利ですごいと思いました。
 説明してくださった先生の説明が分かりやすく、質問をいろいろ考えていきましたが、説明を聞いて分かったことがたくさんありました。
 試験は、むずかしそうですが、ここに来たいのでがんばります。
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 帰りにバスに戻った時、「浅田さん、長い時間待っててくださってありがとうございました。」と、運転手の浅田さんに、声を掛けていたことにも感心しました。相手を思う言葉が自 然に出ることすてきですね。 

■2023年8月8日

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<がんばりの連鎖すばらしい!!>
 昨日は、アリニさんメラニさんが見学で頑張ってきましたが、寮で勉強した12人も頑張っていました。
 佐々木教頭先生に、一人ずつ面接の練習をしていただき、お昼はいづ子先生に油麩汁のお料理を教えていただき上手に作ったそうです。
 その他、自分のペースで漢字やみんなの日本語Ⅱ第37課~39課を進めたり、小論文を書いたり、休み時間もあまりとらずがんばったそうです。
 掃除もしっかり行いきれいな寮になっていました。
 特に、小論文は難しい漢字を使いながらみんな上手に書いていました。
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 ここ2週間ぐらい、エルシさんが「日本の民法が成年年齢を18歳に引き下げることになったことについて、成年年齢を引き下げたことによる影響についての考えを書く」「SDGsの中にある『すべての人に健康と福祉を』に向けてあなたが思う望ましい“健康状態”や“福祉のあり方”について書く」という題で論文を頑張りました。
 シャナヤさんも同じ題で頑張り、おとといは1800字も書いてきました。
 続いて、アリニさんメラニさんが「私が介護福祉士を目指す理由」という題で書きました。他の10人も同じ題で書くように話していたら、昨日は、ネンさんが次のページの写真のようにきれいに書いたものを提出し、ナツワさん、ファニアさん、ラフミさん、ナイラさんも完成させて今日提出しました。みんな800字位書いていたのでびっくりしました。
 一人のがんばりが、次々と広がり、みんなのがんばっている気持ちがたくさん伝わってきて涙が出てきました。
 「先生泣いている。どうしたの。」「みんなが頑張っているからうれしい涙だよ。」と言ったら、ネンさんや周りの子も一緒に涙を流してくれました。本当にかわいい頑張り屋の14人です。
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 今日は学校で、東和学習センターの及川長五郎所長先生や、講師の千葉千恵子先生や養護教諭の及川ひとみ先生に面接の練習をしていただきました。「緊張する~。」といいながらも、質問にしっかり答えていました。
 明日は、仙台医療福祉専門学校に10名が見学に行きます。
 今日のように質問にはきはきと答えてほしいなあと思います。
 
<ネンさんの小論文>
 文末の統一や漢字の間違いや言い回しなどは、これから直していきますが、自分の思いがしっかりかけていることや、難しい漢字もたくさん使っていることすばらしいです。
 日本に来てまだ2か月とは思えない文章力です。
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■2023年8月10日

 昨日は、「学校法人 北杜学園 仙台医療福祉専門学校」へ見学に行って来ました。工藤校長先生や介護福祉学科の永野先生、湯村先生に詳しく学校の様子を教えていただき、不安なことについて答えていただきました。
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<質問したことは>
*介護の授業だけですか。
 「介護だけでなく、法律や医療関係の勉強もします。」
*私たちに期待することは何ですか。
 「日本が上手になることです。とにかく日本語の勉強を頑張ってください。」
 「健康で元気に入学してください。」
*一クラスは何人ですか。
 「今年の留学生は16人で一クラスです。」
 「インドネシア、ネパール、中国、ミャンマー、バングラデシュ、ベトナム、タイなどからも来ています。」
*月ごとの学習の目標は何ですか。
 「月ごとにはありませんが、2年間で国家試験に合格することが一番の目標です。」

<先生方からも質問がありました>
*どうして介護福祉士を目指すのですか。
 「お年寄りのお世話が好きだからです。」
 「小さい頃からの夢でした。」
 「人のために働くすばらしい仕事だと思うからです。」
*日本に来てどうですか。
 「日本の文化が好きです。」
 「日本の人たちはとても親切です。」
 「寮の生活が楽しいです。」
*困っていることは何ですか。
 「日本語が上手に話せないことです。」
 「漢字が難しいことです。」
*好きな食べ物は何ですか。
 「寿司です。」「はっとです。」
・・・と「はっと」と答えたら場がとても和みました。
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 みんなどきどきしながらもしっかり受け答えをしていました。「とにかく日本語の勉強が大事」と言われたので、帰りのバスの中でできるだけ日本語を話すなど、すぐに実行していたことすばらしいです。
 お忙しい中、対応してくださった仙台医療福祉専門学校の先生方、今回も同行してくださった尾形部長先生、ヴェッティ先生、イカ先生、遅い時間まで運転してくださった浅田さんありがとうございました。
 昨年と一昨年の先輩方も待っていてお話をしてくれました。久しぶりに先輩に会って安心して涙を流す姿があり、みんなでもらい泣きしました。
 今日は寮で勉強をして、明日から16日までは自分のペースで勉強をすることにしました。短い夏休みですが、リズムを崩さず頑張ってほしいです。

■2023年8月17日

 1週間ぶりに東和蛍雪校舎での授業となりました。
 休みの間は寮で自分のペースでたくさん勉強をしていました。今日は、「先生これ分からないので教えてください。」と聞いて来たり、「小論文書きました。」と、下書きのノートをナウラさんインタンさんが提出してくれたりしました。インタンさんは、ノート11ページ(1100字)もきれいな文字で漢字にふりがなをつけながらしっかり書いていました。
 ノートの下書きが終わった、ナイラさん、プトリさん、ファニアさん、シティナズワさん、ナツワさんは、原稿用紙に清書をしていました。1枚清書が終わった時、段落の間違いに気づいたネンさんに「次の段落から気を付ければいいよ。」と言ったのですが、次の日には初めから書き直し、きれいに清書した原稿用紙を提出してくれました。また、ラフミさんもノートから清書した時に、一文抜かしてしまい、書き上げた2枚の清書をもう一度書き直していました。
 みんなの日本語Ⅱも自分のペースで予習するように話したら、45課まで行った人が1人。44課までは3人。43課までは2人。41課まではほとんどの人が終わるなど、みんなよく頑張っていました。
 原田先生に添削指導をしていただいているシャナヤさんエルシさんアリニさんメラニさんは、「間違い字ありませんか。これで分かりますか。正しいですか。」など、原田先生に送る前に私にもメールで確認するなど、一生懸命でした。 14日は、佐沼でカレー屋をしている友達から7月にハラルの食材やスパイスなどをいただいたので、お礼にインドネシア料理を作って届けました。ネンさんが朝早くから3時間かけておいしい料理を作ってくれました。届けたらすごく喜んでくれて、「インドネシア留学生の学生さんからうれしいプレゼントをいただきました。本場アジアン料理最高!すごくおいしい!」とインスタに載せていました。帰りには、また食材と歯ブラシになる枝?(シワク)をいただきました。子どもたちは「これすごく高いんです!うれしい!」と大喜びでした。
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<平和の架け橋に・・・>
「今日はインドネシアの独立記念日です。独立記念の歌を歌いたいです。」というので、YouTubeで歌を調べているうちに、悲しい歴史も出てきて、日本がインドネシアを支配していた時期があり申し訳ないと涙ながらに話すと、「先生、大丈夫です。私たちは日本が大好きです。」と慰めてくれました。過去の悲しい出来事を乗り越えて、日本とインドネシアの架け橋になり、日本で頑張ろうとしている子どもたちは、涙を浮かべながらも独立記念の歌を堂々と歌っていました。二度と戦争や過去の過ちを繰り返さず、みんなが平和な世界になることを願わずにはいられませんでした。 仙台育英学園硬式野球部は、本日も勝ち、試合後に流れた校歌にも平和の思いがたくさん込められていて、創設者の加藤利吉先生の思いも、ここに通じるのだなあと改めて校歌のすばらしさも感じました。
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■2023年8月21日

 先週の18日は、郵便局の口座開設のための書類を自分たちで書きました。細かい作業で大変でしたが、写真のようにみんなとてもきれいに書くことができました。 今日から、2名~4名ずつ郵便局に行って開設していきます。
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 今日の高校野球準決勝も熱い応援をしていました。
 「ガンバレ!育英!」「尾形くん、高橋くん、山田くん~」などと覚えた選手の名前を声に出しながら応援し、点数を入れたり、アウトにしたりするたびに 「キャー!育英すごい!」と大声援を送っていました。
 試合終了後に、負けたチームの選手が涙を流している様子が映ると、しんみりとした表情で「大丈夫、大丈夫。泣かないで。」とテレビに向かって声を掛けていたやさしい子どもたちです。
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「介護福祉士として働きたい理由」について、みんな上手に600字から800字の小論文を書くことができました。何人か紹介します。今日は<プトリ サビラ>さんです。
 
 私は、インドネシアの専門学校に通っていたため、高齢者の食事や入浴等の高齢者向けサービスについて学び、高齢者向けサービスに興味を持っていた。学校から、日本には介護者奨学金があると言う情報を入手したので、高齢者向けのサービスについてもっと知りたいいと思って経験を積むために、介護福祉士奨学金制度に応募した。
 新しい友達を作り、人間関係を改善し、学習意欲を高め、自分の可能性を認識する方法を学び、両親に誇りに思ってもらいたい。
 私はもともと乳母として働くことを夢見ていた。しかし、私が選んだ介護福祉士は、最も崇高な仕事の1つだと信じている。 他の人を心から助けてあげたい。他の人を深く助けることができた時、小さな事でも自分は役に立つ人間になれると感じて、幸せを感じるだろう。
 特に年齢と健康要因による理由で、通常の活動を行うことができない高齢者を支援することが重要である。
 インドネシアの高齢者のほとんどは、活動的で頻繁に運動している。そのため、健康的な生活を過ごしている。しかし、健康的に過ごせない人が多くいることも事実である。そのような人の要因を探り、改善する手助けが出来るように、私はこれからたくさん学び、みんなが明るく、生きられるような介護福祉士になりたいと思う。

■2023年8月22日

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 今日の登校時は、いつもと違って元気がない14名でした。
 朝の挨拶が終わってもうつむきながら立ったままで、変だなあと思ったら、「先生すみません。私たちはN4の試験で1人しか合格できませんでした。教えていただいたのに、すみません」と、涙を浮かべながら謝るのです。
 昨日、7月に行ったN4の試験の結果が出て、学校でやった模擬試験より点数が取れず、合格者も1人だけということですごくがっかりしていました。
 人のせいにするのではなく、自分を責め、教えてくれた人に申し訳ないと謝る姿に感心しながら、「大丈夫。大丈夫。みんなにはまだまだチャンスがあります。日本に来て1ヵ月、しかもたった2週間の準備期間での受験。2週間みんなはたくさんの問題を一生懸命やりました。何度も何度もリスングもしました。その頑張りがとても大切なのです。先生は、結果よりも、みんなが一生懸命頑張った姿がうれしかったです。過ぎてしまった事は振り返らず、前を向いて次のチャンスに向かって頑張っていきましょう。」と話をしました。そして、合格したメラニさんは、わからないことをそのままにせず、恥ずかしがらずに、とにかくたくさん質問をしていたことや、わからなくても、諦めずに辞書を引きながら自分の力で頑張って伝えたり書いたりしていたことが良い結果となったことをみんなで確認しました。
 その後、それぞれに足りなかったことや合格できなかった理由を考え、12月に受けるN3の試験に向けて気持ちの切り替えをし、それまで、またみんなで頑張っていこうと、気持ちを1つにしました。
 朝に暗かった子供たちでしたが、帰りには明るい笑顔になっていて安心しました。
 
<今日の日記から・・・>
 私は合格できませんでした。結果を見て、夕べと今朝、たくさんたくさん泣きました。教えてくださった先生はじめ、家族や多くの人を失望させてしまいすみません。でも過ぎたことより、前に進むことが大切なので、12月のN3の試験では、合格できるようにさらにがんばります。
 
 私はN4の結果を聞きました。合格できなくてとても悲しかったです。失敗したのはどうしてかと考えました。試験の日、私はとてもどきどきしました。試験の部屋では私だけ1人でした。周りの人はみんな大きくて1番小さいのですごく心配になりました。そして、考えることができなくなりました。12月は1人でもどきどきしないで頑張れるようにしたいです。N3は合格できるようにこれからたくさんたくさん勉強したいです。
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 今日は、慈恵園の方が3名来校し、授業の様子を見た後に、ラフミさんとナウラさんの面談をしていただきました。自己紹介の後、お聞きしたいことを質問して答えていただきました。「どこに住むことになりますか。」「どんな仕事をしますか。」「アルバイトのときにはどんな仕事をしますか。」など、積極的に聞いていました。慈恵園の方からは、「パソコンはできますか。」「自転車は乗れますか。」「日本の食事に慣れましたか。」などの質問がありました。緊張しながらも、しっかり受け答えをしていた2人でした。仙台の医療福祉専門学校に行った時よりも、上手に話している様子が見られうれしく思いました。
 

■2023年8月23日

 今日は、 学校法人光星学院 国際教育局担当の 松山政義先生、東北医療福祉事業協同組合仙台事務所 清水 博 様、老健しんごう様 老健サンライフえさし様 東北医療福祉事業協同組合 樊様  菊池様にご協力をいただき、オンライン面接トレーニングをしていただきました。
 今日の練習に向けて何も練習していなかったので、どうなるかと心配していたのですが、思った以上にしっかり受け答えしていたのでびっくりしました。
 今日のトレーニングが終わった時「先生どきどきした~。でも、すごく勉強になった。今度は自己紹介に家族のことや日本で好きな景色や趣味のことをもっとたくさん話せばいいんですよね。」と、早くも来週のオンライントレーニングに向けて考えていました。
 質問されたことがほとんど理解でき、その場で考えて答えることができたことに自信を得たようです。
 「先生、松山先生たちはどうして、私たちにこんなに一生懸命やってくださるのですか?とてもありがたいですね。」と、メラニさんが話していました。相手への感謝の思いもしっかり持っていることも、この子どもたちの強みだなあと感じました。
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 今日の午後は夏の高校野球大会決勝戦。みんなで集会場に集まって応援しました。前回と同じように、東和蛍雪校舎からも熱い応援を送っています。バスの時間のため、途中で寮に帰りましたが、寮でもみんなで大きな声援を送っていることと思います。
 
<介護福祉士を目指す理由>
ラフミ アウリア
 私は介護福祉士になりたい。高齢者の福祉に貢献したい。それは、多くの高齢者が依然として無視されていることが多いからである。そのため、高齢者は老後の幸福や平安を得ることができない。私は高齢者が常に良いことを考えるようサポートしたいと思っている。高齢者にとって良い考えを持つことが重要である。良い考えとは、体の健康を改善させ、高齢者の自立を取り戻し、自律性を高めることである。お年寄りの老後を孤独に感じないでほしいと願っている。そのために、私は高齢者のニーズを満たす計画に参加したいと考えている。
 WHOによると、高齢者の増加は非常に急速で、インドネシアでも高齢者の数が増加している。
 2016年には2.26 1万882人に達した。2018年には糖尿病と高血圧は年齢とともに増加している。55歳から64歳の高齢者では約3.88%がこの疾患に罹患している。患者の割合としては、45歳から54歳では約6.29%となっている。しかし、自分の健康を守り、一人暮らしを選択する高齢者もたくさんいる。
 インドネシアでは高額な費用と貧弱な施設を理由に、老人ホームへの入居を拒否する高齢者もいる。しかし、インドネシア政府は、インドネシアの高齢者の福祉が保障されるよう、特に高齢者を対象とした支援も提供している。その1つが無料の健康補助プログラムである。しかし、連絡がうまくいかず路上で立ち往生している高齢者が多い。私はそうした人を救うため、日本で介護福祉士についてしっかり学びたい。
 

■2023年8月24日

 昨日の第105回全国高校野球選手権記念大会 決勝戦を見た子供たちは、「負けてしまいました。」「残念。悲しい。」と朝から話していました。
 新聞記事を読み「チーム一丸やり切った」というタイトルや須江監督の「人生敗者復活戦」「グッドルーザー」という言葉を説明し、育英ナインがさわやかで笑顔だったわけを知らせました。
 新聞に載っていた一人一人の前向きなコメントを読むたび、「すごい!」「かっこいい」「そうそうまた頑張って」などと拍手しながら声を掛ける姿や言葉に、仙台育英学園の生徒として選手や応援団としっかり心が通じていたことを感じうれしくなりました。
 休み時間にも新聞記事を見ながら、選手の言葉を読んでいました。
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 今日の漢字練習では、「チーム一丸」「人生敗者復活戦」「大声援の応援」「準優勝」「高校野球」「一生懸命」を練習しました。
 N4の模擬試験の「文字・語彙」の問題をやってみました。全員が8割ぐらいとれるようになっていて、確実に力が付いていることを実感しました。
 12月のN3に向けて「逆転の育英」の精神で、「『チーム東和一丸』となって頑張ろう!」と話しました。育英ナインのがんばりがインドネシア留学生にも良い形で、広がっています。
 
<冗談も分かるようになってきました>
 「敗者復活戦」の漢字を書いた時、「はいしゃ?」と歯を指さすと「おいしゃさんではなくて、まけ」と笑いながら答えてくれました。
 「佐藤さん」という名前が出てきたときには、「さとうさんは甘いですね。」と、言って「先生冗談ですよ。」と笑っている人もいました。
 日本語を楽しむ余裕ができてきています
 

■2023年8月25日

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 今日は、寮で学習しました。寮に火曜日から木曜日まで泊まっていただいている鈴木さんのご協力を得て、浴衣を着ました。
 色や柄を考えて自分たちで浴衣と帯を選び、鈴木さんに着せていただきました。みんなとても似合っていました。友達同士で寮の前で記念写真をたくさん撮りました。
 その後、お隣の会社など近くの人たちのところに挨拶に行き、たくさん褒めていただき、とても嬉しそうでした。
 14人分の浴衣を快く貸してくださった鈴木さんと、鈴木さんのお友達の方々ありがとうございました。よい日本文化の体験ができました。
 午後からは、「みんなの日本語Ⅱ 第43課」で、「風呂敷」が出てきたので、「ふろしきはどんなぬの」という文章を読み、風呂敷の使い方や包み方を勉強しました。いろいろな包み方を自分たちで調べて上手に包んでいました。手渡すときのしぐさも工夫していました。
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 着替えた後は上手にたたんでいました。
 
<ナウラさんの日記から>
 今日は浴衣を着ました。とてもきれいです。友達と先生とたくさん写真を撮りました。私は、両親とインドネシアの友達に写真を送りました。両親は「とてもきれいだ。」と言いました。私の友達は私の写真を見て泣いてしまいました。「とても大人っぽくて、子供には見えない」と言われました。母は「先生ありがとうございました。」と言っていました。
 それから寮のとなりの会社と伸一先生のじゅくとはさま看護婦紹介所に歩いて行ってきました。私はみんなに見ていただいてとてもうれしかったです。
 午後から、今日もふろしきの勉強をしました。私とネンさんは、びんやふでばこの包み方を学びました。とても楽しかったです。
 

■2023年8月28日

 今日は金曜日に浴衣を見ていただいた方々にお礼のお手紙を書きました。
集合写真の周りに自分たちの名前を書きメッセージを添えました。ちょうど7人分あったので。2人組で上手に仕上げることができました。子供たちのきれいな浴衣を着て撮った最高の笑顔の写真と、心を込めて書いたメッセージ。きっと皆さんに喜んでもらえるものと思います。
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 鈴木さんには、特別に一人一人からのお礼のメッセージ書きました。
*浴衣を着せて下さってありがとうございました。私はうれしかったです。あんなにきれいな着物を着たのはよかったです。ママはいつも元気にしてくれています。私たちはいつもうるさいのにママはいつも笑顔で話してくれています。私は静かにしてあげたい。もっともっとママが夜に寝られるために。(メラニ)
*浴衣を着せて下さってありがとうございました。私は楽しかった。自分でもとてもきれいだと思いました。ありがとうございました。(プトリ)
*私はとてもうれしいです。私もたくさん写真を撮りました。鈴木ママは私たちにゆかたを着せてくれました。どうもありがとうございました。(アリニ)
*私の浴衣は青です。その服は本当に可愛いです。ありがとうございました(シティーナズワ)
*私は緑を着ました。浴衣はとてもきれいでした。私はとてもうれしかったです。(ネン)
*私は紫を着ました。とてもきれいでした。私は嬉しかったです。(エルシ)
*私は綺麗で可愛い浴衣が大好きです。青を着ました。浴衣を着ている人は素敵です。(インタン) 
*私は浴衣が大好きです。私は楽しかったです。綺麗で可愛いので好きです。(ナイラ)
*私はこの経験はとても楽しかったです。初めて浴衣を着て浴衣がとてもきれいです。青い色で花がたくさんかいてあってとてもきれいです。ママどうもありがとうございました。(ラフミ)
*私は浴衣を着てきれいだと思いました。私は嬉しかったです。ありがとうございました。(ファニア)
*私は初めて浴衣を着ました。私はたくさん写真を撮りました。インドネシアの家族と友達はとても綺麗と言いました。浴衣は本当に大好きです。とてもうれしかったです。(シャナヤ)
*私は初めて浴衣を着ました。私はとてもうれしかったです。(ファイハ)
*私は大好きです。両親は私が綺麗だと言いました。私はとてもうれしかったです。(ナウラ)
*私は浴衣を着ているのを見るのがきれいでした。私も気持ちが楽しかったです。ありがとうございました。(ナツワ)
 

■2023年8月29日

 昨日、一人一人が鈴木さんに書いたメッセージに、写真のような表紙をつけて冊子にして、夜にプレゼントしました。鈴木さんは涙を流して喜んだそうです。温かい感謝の気持ちが伝わって、またすてきな思い出ができました。よかったですね。
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 今日は、練習問題をやっていた時、塩を入れすぎてしょっぱいと言う言葉が出てきて、「しょっぱいと塩辛いは同じですか?」と言う質問がありました。
 塩辛いという言葉が出てくるとは思わなかったのでびっくりしました。いろいろと調べて勉強していることがよくわかりました。
 しょっぱいも塩辛いも同じような意味で、お年寄りはこの辺の言葉で言うと「しょっぺ」と言うので、だんだんに方言もわかるようになるといいねと話しました。
 青森津軽弁は、「どこに行くんですか。」は、「どさ。」「お湯に入り(お風呂)に行きます。」は「ゆさ。」となることを話したら、楽しそうに、「どさ、ゆさ」を連発していました。
 休み時間にも、友達同士で日本語の言葉を覚えようとしていたり、しりとりをしていたり、日本語に親しもうとよく努力している姿が見られます。
 今日のお昼は、久しぶりのはっとでよろこんでいました。
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 昨日学習したみんなの日本語Ⅱ第44課で、スピーチをするときには、「人前に出ると緊張するので大事なことをメモして話すといい」ということを勉強しました。そこで、面接練習に向けて、自己紹介を長く書いて、メモを見ながら話す練習をして、最後はノー原稿で話せるようにすることにしました。
 まず、必要なことを黒板に書いていき、何を書くか考えました。
 ・名前 私の名前は・・・・・・です。・・・・・・と呼んでください。
 ・誕生日は・・・・・・で、・・・・・・・歳です。
 ・私はインドネシアの・・・・・・から来ました。・・・・・・は、・・・・・・
 ・私の家族は・・・・・・
 ・好きな食べ物は・・・・・・ 理由は・・・・・・
 ・日本に来て楽しかったことは・・・・・・
 ・日本の好きなところは・・・・・・
 ・どうして日本に来たのか・・・・・・
 ・介護福祉士を目指す理由は・・・・・・
 ・その他自分で書きたいことを付け加える
 
 ほとんどの人が1時間で原稿用紙2枚800字位書くことができました。明日からは読み方やメモのつくり方を勉強していきます
 

■2023年8月30日

 今日の午前中は、登米市議会議員の遠藤議員と熊谷議員さんが学習の様子を参観してくださいました。
 明るいあいさつや、熱心な勉強の様子、家庭学習の漢字練習など子どもたちのがんばりをたくさん褒めてくださいました。
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 午後からは、先週に引き続き八戸学院学校法人光星学院 国際教育局担当の 松山政義先生、東北医療福祉事業協同組合仙台事務所 清水 博 様、SG組合本部(八戸)橋本様のご協力をいただき、オンライン面接トレーニングをしていただきました。今日はさらに、八戸学院短期大学に進学した4人の先輩たちにも入っていただきました。
 八戸と北上に進学予定の4人がそれぞれ20分ずつ面接練習をしていただきました。
 はじめに、昨日書いた自己紹介をして、質問に答えていきました。質問の意味が分からず、戸惑うこともありましたが、「今は練習だから大丈夫ですよ。」とやさしく励ましていただき、安心して話していました。わからない時には「もう一度お願いいたします。」という言葉も恥ずかしがらずに言えるようになってきました。
 4人以外の10人も同席させていただき、面接のときにどんな風に質問されるか、どんな風に答えたらよいかを一緒に勉強しました。
 最後は、先輩たちにたくさんの質問に答えていただきました。大学での勉強の大変なところや、生活の様子、アルバイトのことなど不安に思っていることを教えていただき、今回もとても有意義なオンライントレーニングでした。今回も、ご協力いただいた方々本当にありがとうございました。
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<シャナヤさんの感想>
 私は自己紹介をする時どきどきしました。この前速いと言われたので、気を付けてゆっくりはっきりいうことができました。
「お父さんはいつもあなたのことを何と言っていますか」聞かれて、すぐに答えられませんでした。時間をかけて「やさしい、真面目といっています。」と答えました。松山先生は、「練習だから間違っても時間がかかってもいいですよ。」とおっしゃいました。私は安心してお話できました。
 先輩と話しをしました。「大学の勉強は難しいですか」と「アパートからスーパーまで買い物をするのは近いですか」と聞きました。先輩は日本語が上手でした。すごいです。わたしはまだまだできません。これからもっとがんばろうと思いました。
 
<ファニアさん>
 オンライントレーングを聞いて私は、友達が答える時に私も一緒に考えて、心の中で答えるようにしていました。難しいところもあったし、答えやすいところもありました。
先輩の話を聞いて、漢字を覚えるには、何度も読んで、書いて書いて書くことが大切だと言われました。私は先輩のようにいっぱいがんはります。いい経験をすることができました。

■2023年9月6日

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 今日は、インドネシア大使館教育アタッシェのユスリ・ワルディアトノ様と秘書のオスカ・ファリダ様、東京のインドネシアの学校の校長先生アリ・ドリヤニンシー様が東和蛍雪校舎においでになりました。 学習の様子を参観して、子どもたちとお話しをしていただき、たくさん励ましていただきました。
 お昼には、ボランティアさんが作った登米の郷土料理「はっと」と子どもたちが昨夜から一生懸命作ったインドネシア料理のお祝い理料理「ナシ・トゥンペン(ご飯を山のように盛って、ご飯の山の周りにおかずをのせた料理)」を食べていただきました。
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 みんなで協力して写真のように多くの種類の料理を作りました。トマトとキュウリで作った白鳥や花の飾りも見事でした。料理だけでなくウエルカムボードを作ったり、プリンのカップにインドネシアと日本の旗を貼り「selamat datang di towa(ようこそ東和へ)」とメッセージを添えたり折り紙で箸置きを作ったりしておもてなしの心をたくさん込めて歓迎の気持ちを表しました
 
<生徒たちの感想>
 昨日は私たちが トゥンペンをつくりました、テンペとたまごとレンダンとサテとビーフンで飾りました。プリンと果物スープも作りました。私たちは大使館の人たちに食べていただきたくて一生懸命作りました。大使館の人たちはとても嬉しそうでした。私たちの料理がとても気に入ったようで、私たちは「良かったね。」といいました。大使館の人たちが親切な人で、私たちはとてもたのしかったです。(ラフミ)
 昨日、インドネシア大使館の先生と東京のインドネシアの学校の校長先生の3名にお会いしました。会ってじっくりお話をすることが出来て感激しました。ユスリ先生は私たちに熱意を保つためにたくさんのモチベーションを与えてくれました。
 「ここで夢をかなえるのは簡単ではないからといって諦めないでください。
 みなさん熱意を持ち続けてください。みなさんの最初の目標、ここで何をするために来たのかを思い出し、皆さんの活躍でインドネシア人の良さを広げてください。」とお話しされました。
 それからいっしょにご飯を食べて、トゥンペンとはっとを食べました。
 トゥンペンは私たちが作ったものです。はっとは東和のボランティアさんが作りました。喜んでいただいてうれしかったです。昨日は楽しかったです。(ファニア)
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■2023年9月8日

 6日(水)インドネシア大使館の方々をお見送りした後、午後から、先週に引き続き八戸学院学校法人光星学院 国際教育局担当の 松山政義先生、東北医療福祉事業協同組合 加藤様 樊様 サンライフえさし 坂下様のご協力をいただき、オンライン面接トレーニングをしていただきました。 
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 自己紹介をほとんど見ないで言えるようになり、質問にも先週より答えられるようになっていました。毎回丁寧にご指導いただいている成果が出ていて、みんな嬉しそうでした。
 今回のトレーニングをして、実際に自分で調べてみることと、それについて自分でしっかり理解することの大切さを感じました。今回課題となったことや介護福祉士を目指す理由などを具体的に話せるよう、次回に向けてまた頑張ってくれることと思います。
 トレーニングを一緒に聞いていた他の10人も自分たちにやる気を出させてもらってありがたいと言っていました。 
 東北医療福祉事業協同組合 樊様からは「留学生たちは短い時間にメモなしでこんなボリュームのある自己紹介が話せるようになっていたことに感心しました。会話のキャッチボールもスムーズによくできました。留学生たちの今後の成長を楽しみしております。宿題は少しレベルアップして、難しくなりました。引き続きよろしくお願いいたします。」
 サンライフえさし 坂下様からは、「生徒の皆さんが日本語を上手く使われており、また、会話も問題なく出来ており大変驚きました。これからのさらなる成長が楽しみです。」というメールをいただきました。本当にたくさんの方々に支えていただきありがたいです。
 また、昨日は多賀城校舎でバイタルケアの方々とネンさんインタンさんが面談しました。
 どきどきしたようですが、話したいことを伝え、質問にも答えていただき、今日は嬉しそうに昨日の様子を話してくれました。
 たくさんお菓子もいただいたようで、みんな喜んでいました。
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<生徒たちの感想>
 昨日私とインタンさんは、バイタルケアの人と話しました。自己紹介をしました。「自己紹介上手ね。」と言われました。私が描いた絵を見てもらいながら、浴衣を着た時の話をしました。「絵も上手だね。」とたくさん褒めていただいて私はうれしかったです。そして、バイタルケアのアパートの写真を見せていただきました。きれいで、早く住んでみたいと思いました。 私たちにお土産をたくさんくださいました。優しくて親切な人たちでした。どきどきしたけれど、いっぱい話せました。(ネン リスキ)
 私はどきどきしてあまりしゃべれませんでした。アパートはきれいで大きかったです。バイタルケアに行くのが楽しみになりました。アルバイトのことを質問して教えていただきました。(インタン)
 

■2023年9月12日

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 昨日、N3受験対策用の漢字練習帳を渡しました。渡すとすぐに、みんな一生懸命取り組み、一晩でたくさん漢字練習してきたのでびっくりしました。
 同じ漢字で言葉を変えながら練習している人や、違う漢字を書きながら練習した人など、それぞれのやり方で何ページも練習していました。また休み時間には友達と問題を出し合い、漢字を覚えたかどうか自分たちでチェックをしている姿も見られ、すばらしいなあと感心しました。書き順にも気をつけ、一つ一つの漢字をインターネットで調べながら正しい書き順で書いていることも、とても良いことだと思います。ノートの文字もますます美しくなっています。
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  • <問題を出し合いながら勉強していました。>
<800字程度の自己紹介をノー原稿で>
 昨日と今日は、石垣先生や千葉先生にもご協力をいただき、一人一人自己紹介の発表練習をしています。
 日本語がうまくつながらないところを教えていただいたり、話す時の表情を教えていただいたりしました。どきどきしているようですが、自信をもって発表できるように頑張っています。
 聞いていただいた先生方からは、「こんなに長い文章を書いて、しかも暗記して話していること、とてもすばらしいですね。びっくりしました。」と、たくさん褒めていただきました。いろいろな人に関わっていただき、どんどん自信をつけています。
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■2023年9月13日

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 「みんなの日本語Ⅱ」の50課が今日終わりました。9月末に終わる予定でしたが、みんながしっかり予習をしてきていたので早く進むことができました。最後の問題が終わったときには、やりきった笑顔があふれ、自然に拍手が沸き起こりました。この後は、これまでやった「みんなの日本語Ⅱ」の総復習をしたり、夏学期考査に向けて勉強したりしながら、しっかりと日本語の定着を図っていくことができるようにしたいと思います。
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 「やることいっぱいで大変。」と不安そうに話すので、1月までにやらなければならない「みんなの日本語Ⅱの復習」「N3に向けての勉強」「自己紹介や小論文を暗記して話したり書いたりする勉強」「面接の練習」・・・・・・などの内容についての予定を黒板に書き、いつまでに何をすべきかの計画を立てました。可視化したことにより、安心して自分で計画的に進めようとしていました。早速、教室の中で自分が落ち着いて学習できる場所に行き、自己紹介を練習していました。友達に聞いてもらいながら練習している人たちもいました。
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<オンライントレーニング>
 先週に引き続き八戸学院学校法人光星学院 国際教育局担当の 松山政義先生、SG組合仙台事務所の清水様 SGグループ様、老健しんごう様のご協力をいただき、オンライン面接トレーニングをしていただきました。今回は、自己紹介と介護福祉士を目指す理由などを話し、それについて質問していただきました。前回よりも内容の濃い充実したトレーニングになりました。深く踏み込んだ内容に戸惑うことも多かったのですが、うまく答えられなかった部分はまた来週に向けて準備することと思います。毎週有意義なトレーニングを行っていただき本当にありがたいです。
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ありがたいメールをいただきました。
 
<松山先生から>
 毎週のセッティングありがとうございます。留学生たちの頑張りに支援先も安心していると思います。このように相互理解を深めていければ、社会の厳しい環境でも乗り越えていけるのではと思ってます。
 SGの清水さんから先輩方との面談の要望がありましたので、調整したい思います。
 
<清水様から>
 皆さん、確実に上達している感じでした。また、留学生がこのトレーニングをやらされている感じでなく、少しずつ上達し、できるようになれば自信と度胸もついてくると思います。今後、毎週楽しみにしてもらえるような時間となれば良いと思います。その為には、皆さんで、彼女たち全員を応援していく姿勢を見せていければと思います。
 

■2023年9月15日

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<すてきなプレゼントに感動!>
 今朝、教室に行くと誰もいなくて、隣の教室をのぞくと後ろの方にみんな固まって座っていたので,「みんなどうしたの?」と声を掛けると♪ハッピバースディートゥーユー♪と歌いながら出てきて、 「先生お誕生日おめでとうございます。プレゼント!」と、みんなで心を込めて書いてくれた色紙をもらいました。すてきなサプライズ!とっても嬉しかったです。
<日本人の友達紹介>
 水曜日のオンライントレーニングで、「木曜日に多賀城校舎に行った時に日本人の友達と話をしてきて次回のトレーニングの時に紹介してください。」という課題を出されました。昨日の様子を聞いたら半分ぐらいの人が友達ができたと言っていました。恥ずかしくて声を掛けられなかったという人もいました。今回話せなかった人は来週、またチャレンジしてみましょう。
 メラニさんが楽しいエピソードを教えてくれました。
 
「私は、多賀城校舎でたくさんの友達ができました。特にるいさんについて紹介します。
 るいさんは、とても元気で優しくてかわいい人です。初めて多賀城校舎に行った時、学食が分からなくて困っていたら教えてくれた人です。お昼を食べてゆっくりしていたら、午後の授業に遅れそうになったので、るいさんと一緒に走りました。私はその時、「走る」という言葉が分からず、「走れ」ではなく「逃げろ!」と言ってしまいました。るいさんは大笑いしていました。今は笑えますが、そのときはどうして笑われたか原因が分からなかったです。「逃げろ」と言ったことは恥ずかしいです。おもしろいですよね。
 るいさんからは、文房具などたくさんプレゼントをもらいました。インスタグラムでも友達にしました。」
 

■2023年9月19日

<眠い眠い登校>
 今朝4時33分頃に震度4の強い地震がありました。初めての大きな地震で心配でしたが、泊まってくださっていたピピン先生の指示で落ち着いて行動できたようです。そのまま起きて朝ご飯やお弁当の準備をしたようで、眠そうに登校してきました。
 理事長加藤雄彦校長先生が心配して佐々木教頭先生に電話をくださり、佐々木先生がピピン先生に様子を聞いたことなどを伝えると、自分たちはみんなに大切に思ってもらっていることが分かり、とても嬉しそうにしていました。
 大人が誰もいない時に寮でまた地震が来た場合には、「まず頭を守ること」「慌てて飛び出さないこと」「出口を確保すること」「はだしで歩かないこと」「これからは寒くなるので防寒着などを身近なところに置いておくこと」などを確認して、とにかく慌てず落ち着いて行動することが大切だと話しました。
 
<携帯電話の服?>
 携帯電話が壊れた人がいて、新しい携帯電話を買ったというので見せてもらおうとしたら、何かがなくて?できなくて?今日は持ってこなかったというので、何がないのだろうといろいろと話をしましたが、なかなか伝わりませんでした。誰かが「先生携帯の服!」と言ったので、「あ!携帯カバー?」と言ったら、「そうそうそれです!」となりました。
 わからなくても知っている言葉を考え一生懸命みんなで伝えようとしたことすばらしいです。「携帯の服いいね~」とみんなで笑い合いました。
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<積極的に「聞いていただけませんか」>
 自己紹介や小論文などを覚えるために、たくさんの先生方に聞いていただいています。今日お手伝いに来てくださっている千葉先生に、休み時間になると「聞いていただけませんか」と言って、積極的に聞いていただいています。自主的にお願いして覚えようとしている姿がすばらしいです。
 千葉先生は、「難しいことをこんなに長くしっかり書いて、流暢に話して、言葉の意味もしっかりとらえていてすごいです。」と感心していました。
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■2023年9月20日

<今日も眠い眠い登校>
 今日は復習kのテストをすることを話していたら、みんな夕べ遅くまで勉強していたようで、今朝も眠そうに登校してきました。
 「1時までがんばりました」という人もいました。
 テストをしてみたら全問正解の人が4人、1、2問だけ外れた人がほとんどでした。みんなよく頑張りました。
 頑張れば成果が得られることをまた実感できました。この調子で、定期考査も頑張りましょう。
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<積極的に「聞いていただけませんか」Ⅱ>
 写真のように今日も一生懸命自己紹介や小論文の練習を行い、休み時間に「自己紹介を覚えたので聞いていただけませんか」と、千葉先生に声を掛けて聞いていただいている様子がたくさん見られました。
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<オンライントレーニング>
 今日も八戸学院の松山先生やSGグループの方々にご協力をいただき、オンライントレーニングを行っていただきました。5回目となり、だいぶ慣れて上手に受け答えができるようになりましたが、本人たちは「どきどきしてうまく答えられなかったです。」と言っていました。「笑顔」「元気でしっかり勉強する」「長所と短所を話す」「ゆっくりはっきりわかりやすく話す」「分からないことはすぐ調べる」「聞かれることを想定する」ことなど大切なことを今回もたくさん学ぶことができました。
 聞いていた人たちが、「自己紹介の話し方、〇〇さんは速かったよ。〇〇さんはちょうどよかった。」など、アドバイスしていたこともよかったです。面接で大切なことをしっかりメモしている人たちも多く、みんなでたくさん学べたオンライントレーニングになりました。
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<インドネシアの家族にも・・・>
 「先生私は留学生日記が読めて分かるようになりました。たくさん私たちのことが出ていてうれしいです。インドネシアの父と母も読んでいてとても喜んでいます。私は『頑張っているね。』とほめられました。『この日記はすごいね。』と言っていました。」と話す人がいました。インドネシアのご家族にも読んでいただき、喜んでいただいていることや子どもたちの励みにもなっていること嬉しく思いました。
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  • 「今日も笑顔で」のすてきな絵をいただきました。
    教室の後ろからみんなにやさしいパワーを送ってくれています。
 

■2023年9月25日

 先週の土曜日(9月23日)に、外国人介護人材と地元住民との交流会があり参加してきました。
 「ずんだもち」「牛タン」「笹かま」の3つのチームに分かれて、自己紹介やクイズをしたり、交流するために何ができるかを考えて発表したりしました。楽しく有意義なイベントに参加でき、日本語や文化について学びを深め自信を持つことができたようです。
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<ナツワさんの日記から>
 おととい私たちは河北総合センターへ行きました。そこで日本人とインドネシア人とフィリピン人と会いました。私たちはクイズをしました。私とファニアさんとプトリさんとシャナヤさんとももよさんとレビさんとピピン先生と笹かまのチームで一緒に考えました。私のグループがクイズで1位になりました。私たちはプレゼントをもらいました。私はとても楽しかったです。
 そして、私のチームは「エンジョイパーティ」について考えて、紙に書きました。
 みんなで楽しくダンスをすることを書きました。発表は、シャナヤさんとファニアさんがしました。
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<防犯講和>
 今日は、登米警察署の方々においでいただき「防犯講話」がありました。資料に全部インドネシア語も書いてありとても分かりやすく学ぶことができました。最後に今日の日直のナイラさんが、とても上手に御礼の挨拶をすることができました。
 「登米警察署のみなさん、今日は「防犯講話」をありがとうございました。私は、110番についてと、横断歩道の渡り方(「止まる」「見る」「合図」)について分かりました。それから、運転するときはお酒は飲みません。けががなくても車とぶつかったら110番に連絡します。DVDのお話を見て、困ったときにはすぐ相談することが大事だとわかりました。これからは、今日教えていただいたことを思い出して安全に過ごします。ありがとうございました。」
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■2023年9月27日

<自分のペースでがんばっています>
 今週も、定期考査に向けての勉強や面談練習、小論文や自己紹介の練習をがんばっています。自分のペースで、個別の机で集中して漢字や文型を何度も書いて覚えたり、黒板などを使って友達と問題を出し合いながら協力して勉強したりしています。休憩時間にも、お手伝いをいただいている千葉先生に「聞いていただけませんか。」と声を掛けて今週もたくさん聞いていただいています。また、学習の様子を見に来てくださった高橋顧問先生にも聞いていただき、たくさん褒めていただいて、自信を持つことができました。
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<オンライントレーニング>
 今週は八戸学院の松山先生と小川先生、先輩のヌルルさんとイスナさんと、SGグループの清水様と樊様にご協力をいただき、オンライントレーニングを行っていただきました。
 今回は、面談するときに一人で座り、本番のようにしてみました。いつもは隣に友達がいるので困ったときに助けてもらっていましたが、今回は一人で考えて答えるので、いつもより緊張していましたが、良い経験になりました。「緊張したけど、いい勉強になった。」「先輩からたくさん教えていただけてよかった。」と話していました。
 今回は、話す内容を具体的に詳しく話すことの大切さや介護福祉士の仕事の内容やなりたい自分の思いをもっと深く理解して自分のものとしておかなければならないことを確認しました。
 先輩との話は、インドネシア語で楽しそうに話していて私にはまったくわかりませんでしたが、子どもたちは先輩から教えていただいたことを14人みんなで、確認しながら共有していました。先輩の実体験のアドバイスは、今後勉強するときに大変参考になるお話でとてもありがたいです。
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■2023年9月29日

<考査がんばりました>
 今日は2学期末の定期考査をしました。「みんなの日本語Ⅱ」40課~50課が範囲のテストに向けて、みんな一生懸命がんばって勉強していました。100問ある文型や助詞、漢字のテストは大変でしたが、見直しをしながらしっかり書くことができました。
 「寮でも学校でも一生懸命勉強したので90点取れてうれしいです。先週までの私の気持ちは、小さくて暗かったですが、今日は大きくなって明るくなってとっても嬉しいです。がんばってよかったです。」「友達と教え合いながら一生懸命頑張って80点の合格ラインをこえてよかったです。」
 ・・・・・・とそれぞれがんばった成果が出てうれしそうでした。
 
<介護福祉士について調べよう>
 介護福祉士についてもっと深く知り、自分はなぜなりたいのかを考えるために、グループごとに調べて発表する学習をしています。グループで協力しながら調べ、大きな紙に書いて来週発表することにしました。どんな発表になるか楽しみです。
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<鈴木さんのお誕生会>
 昨日は寮に泊まっていただいている鈴木さんの誕生日でした。サプライズ誕生会を企画し、鈴木さんが寮に入ってきたときに、みんなで♪Happy Birthday♪を歌いながら迎え、色紙や手作りゼリーをプレゼントしました。
 鈴木さんが、「これまでで一番うれしい誕生日になりました。ありがとう!」と喜んでいたので、みんなもとっても嬉しそうでした。このように相手を思い、温かい企画をすることは、介護の仕事をする上でもとても大切な心だと思います。こうしたすてきな心をもっている14人のこれからの活躍がますます楽しみです。
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■2023年10月3日

<介護福祉士について調べよう>
 先週に引き続き、介護福祉士についてもっと深く知り、自分はなぜなりたいのかを考えるために、グループごとに調べて発表する学習をしています。今日は、大きな紙に書きながら、発表準備をしました。発表が楽しみです。
 
<「老健なかだ」さん来校>
 SGグループの「老健なかだ」の職員の方4名と清水様が、おいでになり授業を見てくださいました。
 今日は、「間違いやすい日本語を覚えよう。よい間違いみ~つけた!」と題して、みんなの日記から間違いがあった言葉を取り上げ、みんなで正しい使い方を勉強しました。
 例えば「ノートが寮にいる。」(ノートが寮にある。)「チムでいそに考えた。」(チームで一緒に考えた。)「やさしとうれしかた。」(やさしくてうれしかった。)「説明するは〇〇さんです。」(説明は〇〇さんです。か、説明したのは〇〇さんです。)・・・など、言葉を出すたびにみんな笑っていました。笑えるということは、間違いに気づいていることで、日本語の力が向上していることの証です。「今日もみんなの間違いのおかげでいい勉強ができました。『間違い』『失敗』は、ちゃんと覚えられるのでいいことだよ。」と話しました。
 最後にラフミさんが、1000字位ある自己紹介を原稿を見ずに上手に発表しました。聞いてくださった方々から、「こんなに長い文章をよく覚えていますね。」「内容がたくさんあり、詳しくてよく分かりました。」「日本語がとても聞きやすかったです。」と、たくさん褒めていただきました。
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■2023年10月4日

<介護福祉士について発表しよう>
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 今日は、グループごとに調べた内容を発表しました。
 分かりやすく美しく、大切なことを簡潔にまとめてあり、感心しました。
 発表するときは、日本語とインドネシア語で話したので、聞いている人たちも言葉の意味をしっかり分かることができました。ただ説明するだけでなく質問形式にするなど発表もよく工夫してありました。紙の周りに貼ったハートには、介護をする上で大切な心などを書きました。
<ずんだ餅チーム>「真面目」「責任」「親切」「強い」「優しい」
<牛タンチーム>「我慢強い」「心優しくする笑顔で安心させる」「我慢強い」
「はっきりゆっくり声をかける」
<笹かまチーム>「優しい」「元気」「忍耐強い」「いつもうれしいお話しをする」
 
<オンライントレーニング>
 今日も八戸学院の松山先生やSGグループの方々にご協力をいただき、オンライントレーニングを行っていただきました。7回目となり、高度な内容の質問も多く、受け答えが難しい場面が多くありました。でも「もう一度お願いします」「今の言葉の意味を教えてください。」などと分からない時には、聞き返したり、分からないところを教えていただいたりしていたことは大きな成果だと思いました。「介護と看護の違い」「介護福祉士の志望動機」「八戸や 北上の学校や周りのことを詳しく調べる」など、次回に向けて、また整理して準備しようと思ったようです。
 聞いていた人たちも、自分ならどう答えるかと考えながら聞いていたので、一緒に緊張していました。「今日のトレーニングは難しかったですね。私もどきどきしました。」と話している人もいました。 本番前にこうして面接の様子を体験させていただけることはとてもありがたいことだと思います。
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■2023年10月10日

<学園祭に行って来ました>
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 8日の日曜日多賀城校舎に行き、学園祭に参加してきました。今日、参加しての感想を一人一人みんなの前で発表しました。原稿なしで上手に長く話せる人も多く、発表の力も伸びていることを感じました。
 
みんなの感想
*おとといはとても楽しかったです。学校はとても賑やかでした。
*友達のるいさんに案内してもらいました。3人で全部のクラスを見て楽しかったです。いろんなところがありました。
*2階の教室にバルーンがありました。クイズをしました。簡単な方を選びましたが漢字が分からないので難しかったです。るいさんが教えてくれたので全部正解でお菓子をもらえました。
*売り場では、焼きそば・飲み物・たこ焼き・つばささんのパンを買いました。パンはカレー味やメロン味がありました。ケーキも売っていました。100円で安かったです。
*一番好きなのはたこ焼きです。インスタグラムでアップしました。
*カパオライスは、タイの食べ物で、ごはんとたまごとチキンソースがおいしかったです。
*ダンスも見ました。韓国の音楽のダンスでした。
*日本の友達とビデオ見ながらゲームをしました。
*書道や茶道の体験もありました。お茶の味は苦くて苦手でした。
*茶道のお菓子は甘すぎました。お茶はおいしかったです。
*写真をたくさん撮りました。
*太鼓と書道をみて楽しかったです。
*おととい私は楽しかったです。たくさんの人に会いました。ダンスと書道を見ました。みんなすごかったです。私はお茶の文化をしました。お茶はおいしかったです。
*私はチーズボールとアイスクリームを食べました。
*イベントは11時から始まりました学校で様々なたべもが販売されていました。たこ焼きを買ったり書道を見たりしました。お茶は好きでした。友達からポップコーンをもらいました。
*友達が大きい紙に「たこやきをかって」と書いていました。それで私は買いたくなりました。

これからもたくさんお友達が増えるといいですね。
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■2023年10月12日

<ごほうびをいただきました>
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 10日の月曜日の午後、先月石巻で交流会に参加した時のごほうびを、キャリアバンクの笠原様が持ってきてくださいました。
 商品券500円分で、みんな何を買おうかなあと楽しそうに考えていました。仙台からわざわざおいでいただきました。ありがたいですね。
 お礼に、石巻での発表を生かした先日の「介護福祉士について」の発表を聞いていただきました。突然でしたが、みんなじょうずに発表できました。今回は日本語だけで発表していました。臨機応変にその場で考えて変えて発表できる14人本当にすばらしいです。
 「とても上手にまとめてあってすばらしいですね。この前の交流会の経験が生かされていてとても嬉しいです。」とほめていただきました。
 
<お客様やオンライントレーニングの温かい励まし>
 11日の午前中に登米市の畠山教育委員長先生がいらっしゃって「留学生の皆さんがんばっていますね。寒くなるけれども体に気を付けてがんばってください。応援しています。」と励ましていただきました。
 11日の午後には八戸学院の松山先生やSGグループの方々にご協力をいただき、オンライントレーニングを行っていただきました。8回目の今回は、前回うまく答えられなかったことをしっかり調べて準備して話していました。
 前回は調べていたものをうまく使えず頭が真っ白になったところもありましたが、今回は、自分で書いたものがしっかりと理解できるようになってきたので、質問に対して必要なことをきちんと話していました。毎回毎回成長の様子が見られ感心させられます。
 周りで聞いていた人たちも、長い小論文を覚えて発表した時には拍手をするなど温かく応援していました。冗談を言われた時にはみんながどっと笑う場面もあり、日本語の理解が深まってきていることを感じました。「介護と看護の違い」「介護福祉士の志望動機」などは、みんなで調べて発表しているので自信をもって話せていました。「志望動機」という言葉が難しく答えられなかったところもありました。「どうして介護福祉士になりたいかということだよ。」と教えるとみんな「あ~そうなんだ。今度はもっとわかりやすく話します。」と次回への意欲を高めていました。全員が「志望動機」を分かりやすく考え直す良い機会にもなりました。
 21日の八戸見学の話もあり、種差海岸などの観光の楽しみも膨らんだようです。
 オンライントレーニングだけでなく留学生の見学時の楽しみも考えていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。オンライントレーニングもあと2回となります。有意義なトレーニングとなるよう次回も頑張りましょうとみんなで話しました。たくさんの方に応援していただき14人は幸せです。
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<友達が増えています>
 多賀城校舎での様子を聞くと、たくさんの友達の名前が出るようになっています。積極的に話そうとしていることとてもいいですね。
 

■2023年10月16日

<収穫祭>
 今日は東和蛍雪校舎の畑の収穫祭でした。秀光中学校1年生と一緒にサツマイモ掘りをしました。サツマイモの頭が見えたところを丁寧に土をよけていくと・・・・・・サツマイモがたくさん出てきて、「おっきい!」「たくさ~ん!」などと大喜びしながら掘っていました。
 ニンジンも一緒に掘り起こし、春の時のように嬉しそうにポーズをととりながら写真を撮っていました。
 掘ったサツマイモはすぐに焼き芋にしていただき、ほくほくのおいしいサツマイモを味わいました。
 焼き芋用のサツマイモを洗って新聞で包み、濡らした後アルミホイルで包む作業も進んで手伝っていました。
 サツマイモを収穫するだけでなく、焼き芋も味わうことができた楽しい収穫祭でした。留学生は「中学生はかわいい。」「楽しかった。」「サツマイモはインドネシアのと違って大きかった。」などと感想を話していました。
 サツマイモはインドネシア語で「ウビ」というそうです。「ウビ」には細いものや黄色のものなどもあるそうです。
 自分たちで収穫した芋を何本か寮に持って帰り、サツマイモチップスを作ると話していました。きっと甘くておいしいサツマイモチップスができると思います。
 

■2023年10月18日

<なるほどねえ~>
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 メラニさんが北上の鬼剣舞のことを調べていて、アニメと関連付けて考えを書いていました。
  内容が面白く感心しましたので、みなさんも読んでみてください。
 
「岩手県内の念仏踊りで、最も知られているのは鬼剣舞です。私はインターネットで見て、面白くてちょっと怖かったです。刀や面をつけて踊ります。今度北上に行ったらアリニさんと一緒に見たいです。
私は鬼剣舞とアニメが似ていると思います。この前の新聞にポケットモンスターのゲームに北上の里や鬼剣舞のような鬼の面のキャラクターやりんご園や田んぼが出ていて話題になっていると書いてありました。
私は鬼剣舞を見て、大好きな鬼滅の刃と同じところがあると思いました。刀を使って悪いものを退治して、人々の幸せを願っていて気迫が感じられます。
鬼剣舞は鬼ではなく、仏の化身と言うことで角がないそうです。これからも、もっともっと鬼剣舞のことを調べてみたいと思います。」
 
<お気に入りの場所で勉強>
 今週も休み時間など、お気に入りの場所で一生懸命勉強する姿がたくさん見られました。友達同士で問題を出し合うなど工夫して楽しみながらがんばっています。苦手としている漢字の問題を出すと、かなり正答率が高くなっていて、「漢字好きになりました。」とか、「漢字はだいぶ覚えました。」という声が聞かれるようになってきました。
 今は、N3の試験の勉強をしているのですが、「N4の問題を貸してください。」という人がいたのでどうしてか聞いてみると「N4の漢字も忘れるので、夜はN4の漢字の練習をしているんです。」と言われました。復習もしっかりしながらがんばっていることすばらしいですね。
 また、小論文や自己紹介を覚えるために、何度も書いたり一人で何度も読んだり、自分の声を録音して聞きながら覚えたり工夫して覚えようとしていることもすばらしいです。
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■2023年10月27日

<はっと作り体験>
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 今日は、ILCクラスの人たちと一緒に、いつもおいしくいただいていている登米市の郷土料理「はっと」について、映像を見ながら由来や作り方を知り、はっとの粉を練る体験をしました。
 はっとボランティアの方々に教えていただきながら楽しそうに練っていました。
 ボランティアの方々から
「料理を自分たちで作っているので、練り方がとても上手でした。」
「片づけるときも、テーブルの上に落ちた粉をきちんと寄せてくれて助かりました。すごいですね。」
と、たくさんほめていただきました。
 
<生徒から>
 今日、私たちは、はっとの粉を練る体験をしました。粉と水と油を入れて練りました。
 はっとの粉は、はじめはさらさらから、べたべたになっていましたが、みんなで練っていたらだんだん固まってきて最後は、もちもちになりました。
 ボランティアさんは、「赤ちゃんのほっぺみたいになったね。」と言いました。みんなで力を合わせて練ってとても楽しかったです。
 お昼にいただいたおにぎりとはっとはいつもよりおいしく感じました。
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■2023年10月30日

<お菓子をいただきました>
 先週の金曜日、社会福祉法人青葉福祉会 会長 庄子清典様からお菓子をいただきました。みんなで写真のようにお礼の手紙を書きました。
「庄子様 おいしいお菓子をいただきありがとうございました。私は、パイ倶楽部をいただきました。お菓子はとってもおいしかったです。パイがとてもやわらかいので私は好きです。これから私は勉強をがんばります。(ラフミ)」
「庄子様 私は萩の月を食べました。おいしくてうれしかったです。お菓子を食べてとても元気になりました。介護福祉士になれるようにこれからも頑張ります。(ナウラ)」
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<ハロウィンパーティー>
 ハロウィンパーティーをしたいということで、今日の昼休み仮装をして、先生方のところに行きました。衣装やメイク、お面やおどりなどの工夫にびっくりさせられました。「TRICK OR TREAT」ではなく、「おかしをくれなければいたずらするよ」と日本語でいいながら楽しみました。
 
 
<今日のスピーチは、ネンさんでしたハロウィンのことを上手に発表しました。>
 今日は、学校でハロウィンパーティーをしました。
 私たちはコスプレをしました。とてもきれいですがちょっと怖いです。私は、チャップリンになりました。とても嬉しかったです。私は赤と黒でメイクをしました。怖いです。
 そして、私たちはいっぱいお菓子をもらいました。私たちはいっぱい写真を撮りました。楽しかったです。
 先生たち、お菓子をどうもありがとうございました。
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■2023年11月1日

<早くも11月>
 カレンダーを11月に変えた時、「もう11月!早い!!」という声が上がりました。6月に来日してからあっという間に5か月が過ぎました。本当に時がたつのは早いです。でも、14人は5か月とは思えないほど日本語が上達していてすばらしいです。
 今日は4日に行われるJテストの模擬試験を行いました。マークシートの用紙に書いたのでいつもの練習問題を解くより時間がかかりましたが、本番に向けて時間配分などを考えるよい機会になりました。6月のN4の試験の時には、「どきどきして考えられなかった~」と言っていましたが、4日は落ち着いて力を発揮できるよう願っています。
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<スポーツの秋・落ち葉の秋>
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 日中の暑さも落ち着いてきたので、休み時間にバドミントンやサッカーをして遊びました。久しぶりに外で運動ができ嬉しそうでした。
 学校や周辺の山の紅葉が美しくなってきました。それと同時に学校の落ち葉も増えてきました。お掃除をしている浅田さんを見て、手伝う人たちがたくさんいて感心しました。周りの様子をよく見て、できることを進んで手伝う姿、本当にすばらしいです。
 
<浅田さんへのサプライズ>
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 スクールバスの運転などでいつもお世話になっている浅田さんの誕生日が明日2日です。
 明日は多賀城校舎にシャトルバスで行くので会えないということで、今日の帰りに、メッセージカードを渡し、ハッピーバースディの歌を歌いお祝いをしました。浅田さんはサプライズにびっくりしてすごく喜んでくださいました。生徒もとても嬉しそうでした。
 すてきな企画に美しく紅葉しているユリノキも一層美しく輝いていました。
 

■2023年11月6日

<社会福祉法人 登米福祉会見学>
 11月6日月曜日、登米福祉会様の施設を見学させていただきました。養護老人ホーム「きたかみ園」と特別養護老人ホーム「登米苑」と経費老人ホーム「ケアハウス登米」の3施設を見せていただきました。とても親切に説明していただき、また体験などもたくさんさせていただき、留学生たちはとても喜んでいました。
 職員の方に「どうして介護の仕事をしているのですか。」と質問した時「お年寄りの方々との触れ合いが楽しいからです。」と言われ、「私たちと同じだ。」とにこにこしていました。また「大変な事はありませんか。」と聞いた時には「大変なことも多いけれども、それ以上に喜びがたくさんあります。」と言われ、うなずいていました。それから介護福祉士になっている方からは、「とても良い仕事なので、皆さんがんばってください。」と言っていただき、「はいがんばります。」と力強く返事をしていた留学生たちでした。
 座ったままや寝たまま入れるお風呂等の体験をさせていただき、びっくりしていました。また電動で動くベッドを見たときには、「インドネシアは手で回して動かしました。見たことがなかったけれども電動で動くのはすごいですね。」と、びっくりしながら体験をしていました。  すばらしい施設を見せていただき、とても勉強になりました。14人は、ますます介護福祉士への夢が広がったようです。
 最後に、今日の日直のエルシさんが御礼のあいさつをしました。
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<生徒から>
 今日は見学させていただきありがとうございました。この施設はとてもきれいで広かったです。桜の木もいっぱいありました。
 養護老人ホームは、自分の好きなことができるので、みなさんとても楽しそうでした。
 特別養護老人ホームは、電動のベッドやおふろや大きい洗濯機がすごかったです。おばあちゃんたちがかわいくて元気でした。ケアハウス登米は、お部屋が広くてきれいでした。
 私はここで働きたいと思いました。ありがとうございました。
 

■2023年11月10日

<N3の試験やそれぞれの受験に向けてがんばろう!>
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 今週から12月3日のN3の日本語検定に向けて過去問題をやったり、12月・1月の受験に向けて自己紹介をもう一度書き直したりしています。9月に書いた自己紹介をもう一度見直し、自分でわかりやすい言葉に直しながら書きました。「ここをもっと直してもいいですか。」とか「違うことを書き足してもいいですか。」などと言いながら書いていました。2ヶ月の間に日本語の力がさらについていることを感じました。文字もとても上手になっています。
 自己紹介や介護福祉士を目指す理由などを何度も書きながら覚え、いろいろな質問に答えながら自信を持って受験できるよう、これからの1ヵ月間がんばってほしいです。
 今日の英語の時間には、「行く・来る」の日本語の理解が深まるような授業をしていただきました。ちょうど1時件目の時間のプリントで「往復」という言葉が出てきて説明をしたところだったので、日本語と英語でしっかり理解できたようです。
 次回からは、「あげる・もらう」「敬語」「助詞」について、英語でも教えていただきます。
 苦手なことを、たくさんの先生方がよく分かるように応援してくださっています。とてもありがたいですね。
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■2023年11月14日

<みぞれ?雪?>
 今日はとても寒い日でした。昼頃、みぞれのような雪のようなものがちらちらと降りました。
「雪?みぞれ?」「わあい~。」と言いながら寒さも忘れて外に飛び出していきました。「寒いけど楽しい!」と喜ぶ姿に、この14人は本格的に雪が降っても、大変さを明るく楽しさに変えてくれるたくましさがあると安心しました。日本の寒さにも少しずつ慣れ始めています。
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  • 霙(みぞれ)と雹(ひょう)と霰(あられ)
    の違いも話しました。
    霙(みぞれ)…雪と雨が同時に降る
    雹(ひょう)…直径5mm以上の氷の粒
    霰(あられ)…直径5mm以下の氷の粒
 
<たくさんの励まし>
 今日の英語で、「心の愛」と「Hey Jude」の歌を教えていただきました。歌詞の内容が今の留学生を励ます言葉にぴったりでした。たくさんの先生方が日本語検定や短大・専門学校の合格をいろいろな形で応援してくださっています。
 何事にも前向きに取り組み、あと2ヵ月頑張ってほしいと思います。
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<次年度に向けて>
 八戸と北上のSGグループの方々が、遠路東和蛍雪校舎においでくださって、来年度からの奨学金やアパート等の話をしてくださいましたよ。4人は、新しい生活への期待が膨らみ、12月の入学試験を頑張ろうと言う気持ちがますます高まりました。
 通訳なしで会話が弾んだり、メモを日本語で取ったりしていたのでとてもびっくりされ、日本語が上手に話したり書いたりできるようになったことをたくさん褒めていただき喜んでいました。
 「欲しいものはありませんか。」と言う質問に「炊飯釜や机」と答えていました。
 他には、「2人で住む部屋にトイレは1つですか。」と質問をし、「1つです。」と言われたら「一緒にお腹が痛くなったらどうしよう。」と心配していました。SGグループの方に「その時は隣の先輩の部屋に駆け込むといいね。」などと言われ、大笑いしていました。冗談も通じて楽しく会話ができ、はじめは緊張していた4人でしたが、最後はとても安心した顔になっていました。
 会場の机やいすの移動、片づけ方なども、何も言わなくてもすぐ手伝っていました。働き者で明るく、まじめな良さもみていただくことができました。
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■2023年11月16日

<バドミントン日和>
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 今日は、暖かく風もなかったので、バトミントン日和でした。佐々木教頭先生にも一緒にやっていただき「楽しかった。」と言っていました。「佐々木先生はとても上手です。」と言っていました。
 
<今日もたくさんお励ましをいただきました>
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 自衛隊宮城地方協力本部長の澤村様と登米市連絡所の方々が来校して、授業の様子を見て下さいました。帰るときには、「日本語がとても上手ですね。寒くなってきましたが、体に気をつけて元気にがんばってください。」とお励ましをいただき、14人は「ありがとうございます。がんばります。」元気に返事をしていました。
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<美しい夕日と白鳥見学>
 帰りに、近くの沼のところを通って白鳥やマガン、オナガガモなどを見ました。
 ちょうど日が沈む時で、夕焼けの美しさも感じることができました。また日本での思い出が1つ増えたようです。
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■2023年11月17日

<多賀城校舎での授業ラスト>
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 昨日は多賀城校舎での学習が最後になりました。前日から、明日で終わりは寂しいと話していた14人は、昨日の授業が終わってからも友達と会えなくなるのが寂しいと涙を流す人が多かったです。
 ファニアさんは「日本人の友達と話すと日本語が上達します。好きな曲や好きな映画、その他のことについていつも刺激的でたくさんの話ができました。日本人の友達と知り合うことができてうれしいです。別れるのはとても悲しいです。またいつか会えるといいです。」と話していました。先生から「すてきなメッセージをいただいてうれしかった。」と言っている人もいました。
 ネンさん、インタンさん、シティナズワさん、プトリサビラさんは、授業の終わりに教室で挨拶をしたそうです。「今日はみなさんと勉強するのが最後でした。みなさんがとても優しくて楽しく勉強することができました。ありがとうございました。皆さんと会えなくなることがさびしいですが、がんばります。」といった内容を話したそうです。突然言われても日本語で自分の思いを話すことができるようになったこと本当にすばらしいです。また、「友達や先生から、たくさん励ましの言葉をもらってうれしかった。」と話していました。
 小論文をご指導いただいた原田先生とも最後になりました。
 SGグループの清水さんと土井さんにもおいでいただきました。小論文を時間内に書き上げ、最後の発表をして質問をし合って学びを深めました。
 4か月間、丁寧にご指導いただいた原田先生に感謝の言葉を述べて、最後の授業を終えました。
 「先生がとてもやさしく教えてくださったのでとても分かりやすかったです。小論文も立派にできたし、覚えることもできました。はじめは、先生の言葉が速くて分からないこともありましたが、今は慣れたのでよくわかります。とても楽しかったです。ありがとうございました。」と、みんなで言葉をつなげながらお礼の気持ちを伝えました。
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■2023年12月7日

<登米市長寿介護課より3名来校>
 12月5日(火)に、登米市長寿介護課の課長様他2名が来校して、学習の様子を見てくださいました。助詞などの学習をして、日直のプトリサビラさんが自己紹介をしました。その後に、最近覚えた手話でラフミさんが自己紹介をしました。日本の手話とインドネシアの手話は少し違いますが、YouTubeを見ながら覚えたということで感心しました。日本語のほかに手話などにも興味をもって、学ぶ姿勢がすばらしいです。
 課長さんも、「みなさんが一生懸命勉強して仕事をするようになると、みんなが幸せになりますので頑張ってください。」と、温かいお励ましのお言葉をかけてくださいました。ありがたいですね。
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<プトリサビラさんの自己紹介です>
 私の名前はプトリサビラアッシファパムシカスです。サビラと呼んでください。
 私の誕生日は、10月3日です。20歳になりました。
 私はインドネシアのバンドンから来ました。バンドンはにぎやかできれいでとても涼しいところです。
 私の家族は7人います。父と母と姉と兄と私と弟が二人います。母はうちで子どもの面倒を見ています。父は、服をぬう仕事をしています。様々な服を作っています。私は、父と母をたくさん尊敬しています。
 私の趣味は本を読むことです。さまざまなジャンルの本を読みます。スピリチュアル、ノンフィクションと自己啓発の小説などです。
 私の好きな食べ物はすしとラーメンとチョコレートです。おいしいから好きです。
 私の長所はチームで協力して仕事ができることです。それから家事が好きで、仕事や勉強を一生懸命頑張ることです。
 私の短所は心配しすぎてどきどきしてしまうことです。だから、心配しないように気を付けています。
 私は、介護福祉士はとてもすばらしい仕事の一つだと信じています。他の人を心から助けることができた時、小さなことでも自分は役に立つ人間になれると感じて幸せな気持ちになります。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 

■2023年12月8日

<最後のオンライントレーニング>
8月から3か月間毎週水曜日オンライントレーニングをしてくださった、八戸学院大学の松山先生が、試験直前トレーニングということで6日(水)にまた行ってくださいました。
 約一か月ぶりのオンライントレーニングで、4人の人たちは、緊張していましたが、前に比べると戸惑うことがほとんどなくなり、落ち着いて聞き直したり答 えたりしていました。
 松山先生からは、「この調子で話せれば大丈夫ですので、自信をもって頑張ってください。」とお励ましのお言葉をいただきました。
 最後のオンライントレーニングでは、なぜ介護福祉士になりたいのか、どんな介護福祉士になりたいのか、日本でどれくらい働く予定か、インドネシアに戻ってからはどんなことをしたいのかなど、今後の予定をはっきりと持っていることや、介護福祉士になりたい強い思いや介護福祉士に必要なことをしっかり考えておくことの大切さを学ばせていただきました。
 12月の試験の4人だけでなく、1月受験の10人も真剣に聞き、最後のオンライントレーニングはとても有意義なものになりました。最後に全員で御礼を伝え、全員合格できるよう頑張ることを松山先生に誓ってトレーニングを終えました。
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<いよいよ入試が始まりました。>
 今日は、専修大学北上福祉教育専門学校の試験がありました。六本木校長先生と介護福祉学科長 の白澤先生が北上からわざわざおいでくださって、東和蛍雪校舎で試験をしてくださいました。
10時からN2レベルの日本語試験 11時から「介護福祉士を目指す理由」の小論文 12時20分から20分ぐらいずつ面接の試験がありました。緊張の続く長い時間の試験でしたが、アリニさんとメラニさんは、慣れている場所での試験ということで、落ち着いて受験ができました。
 試験が終わってから、六本木校長先生と白澤先生が教室に来てくださって、「すてきな学校で勉強できて幸せですね。皆さんの夢がかなうように、体調に気を付けてそれぞれの試験をがんばってください。」と、励ましてくださいました。
 たくさんの方々に応援していただき、本当にありがたいですね。自分の夢に向かってしっかりがんばっていきましょう。
 

■2023年12月12日

<東和蛍雪校舎さようなら ありがとう>
 昨日で東和蛍雪校舎での学習が最後になりました。午前中、教室やトイレ、靴箱などを感謝の気持ちを込めてきれいに掃除しました。名前などをはがす時には「6か月間お世話になった教室に来られなくなるのは寂しい。」と涙を浮かべながら、作業していました。
 金曜日と、月曜日にいた先生方と記念の写真を撮りました。
 昨日帰るときには、雲一つない青空が、新しい出発を応援してくれているようでした。
 今日からは、自分の試験に向けて自己紹介の練習などをがんばっています。友達同士、来てくださる先生方に聞いていただき、たくさん練習しています。
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<お誕生日おめでとう>
 12月7日はシャナヤさん、今日12日はエルシさんのお誕生日でした。7日はシャナヤさんが歯医者に行っている間に、今日はエルシさんが買い物に行っている間にケーキやゼリーを作ってサプライズでお祝いをしていました。友達を思い、喜んでもらえるようにとケーキなどもさっと作ることができる子どもたち本当にすばらしいです。
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■2023年12月13日

<やった~合格おめでとう>
 今日は、専修大学北上福祉教育専門学校の合格発表の日でした。
 郵送で結果が届くということで朝からどきどきしていた、アリニさんとメラニさんでした。
 午後から東和蛍雪校舎に書類が届いたということで、佐々木教頭先生から「合格おめでとう」と電話があり、及川長五郎先生が寮に合格通知を届けてくださいました。
 みんな自分のことのように大喜びをして、アリニさんとメラニさんに「おめでとう。」と言い、大きな拍手でお祝いをしました。
 16日には、シャナヤさんとエルシさんが八戸学院短期大学の試験があるので、アリニさんとメラニさんは自分たちが質問されたことを書き出して、面接練習をしてあげていました。
 アリニさんとメラニさんに続いてみんな合格できるように、さらに自分たちの勉強をがんばっていきましょう。
 寒さが厳しくなり、インフルエンザなども流行しています。自分の入試に、全力で臨めるよう、体調にも気を付けていきましょう。
 うがい・手洗い・睡眠・バランスの良い食事・できるだけ人込みを避けることが大切です。
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■2024年1月17日

<今年もよろしくお願いいたします>
 1月13日(土曜日)に仙台医療福祉専門学校の受験が終わり、14人はようやく新年を迎えた気分になりました。
 年末には写真のようにお正月の花を生けたり、特別なお料理を作ったりしましたが、試験に向けて、お正月もその後の3連休も休みなく、面接の練習や漢字の練習をがんばりました。
  
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  • お正月のアレンジフラワーに挑戦
  • お正月の特別料理も上手です
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 面接は寮に来てくださっている先生方に対面でやっていただいたり、友達同士2人組で交代しながら面接をしたり、1人が前に出て、残りの13人が全員で質問をしたりして、方法を工夫して何度も何度も練習しました。
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  • 面接練習をがんばりました
 
 12月中に合格が決まっていた4人は、友達の苦手な部分をチェックして、何度も練習に付き合ってあげたり、13日の朝食を10人のために作ってくれたりして、裏方としてよくがんばってくれました。受験する10名だけでなく14人全員が本当によくがんばりました。
 前日の面接練習の時、「日本に来て覚えた言葉で好きな言葉はなんですか?」と言う質問があり、「一生懸命」「ありがとう」と答えていた姿を見て、目頭が熱くなりました。
 試験が終わってほっとしたためか、日曜日に熱が上がるなど体調を崩してしまった14人でしたが、月曜日はみんな元気になり、迫町体育館でバトミントンや縄跳びなどをして久しぶりに思いっきり運動することができました。
 今週は、これまでよりゆったりした学習をしていますが、23日の発表までどきどきで落ち着かない日が続いています。 
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<年末年始の思い出写真>
  • サンタさん登場に大喜び!
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  • SGグループの清水さんと土井さんが、合格のお祝いに来てくださいました
  • 「あんこもち、ずんだもち、おいいしいです」
  • バドミントンや縄跳びで楽しく運動