外国語コース2名が日本東北地域韓国語弁論大会で入賞
日頃の学習成果を生かして
それぞれ金賞・銀賞を受賞!
- ▲受賞した田名網さん【左】と石黒さん【右】
「第11回日本東北地域韓国語弁論大会」(駐仙台大韓民国総領事館・駐仙台韓国教育院 共同主催)が、2020年10月24日(土)に開催され、外国語コース2年の石黒さんが金賞、同2年田名網さんが銀賞を受賞しました。
この大会は韓国語学習者の達成感を促し、両国の親善を目的とするもの。本来は韓国語会館6階(仙台市青葉区本町)を会場に対面式でスピーチをおこなうのですが、今回は新型コロナウイルス感染症対策のためオンライン形式を採用。参加者が5分以内のスピーチを事前に録画して提出し、同日午後1時半から非対面式の審査がおこなわれました。
大賞に次ぐ金賞と銀賞を受賞した二人は、日ごろの学習や第二外国語*の成果を発揮し、韓国語の魅力を広くアピールできました。
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外国語コースでは第二外国語として、中国・韓国・スペイン語を選んで学ぶことができます。
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金賞 石黒さん 外国語コース2年(高砂中出身)

留学生との会話や映像字幕などで、楽しみながら学習しています
韓国語学習を始めたきっかけは、中学時代にK-POPや韓国ドラマにはまったことです。最初は日本語吹き替え版を鑑賞していましたが、韓国語のままの日本語字幕版に切り替え独学を開始。仙台育英に入学してからは、第二外国語に韓国語を選択し、文法を一から学びました。
大会では「私と韓国語」をテーマに原稿を書いて暗記し、提出用の録画はつぎはぎ禁止のため間違えてはいけないと何度も撮り直しました。韓国語は発音に関して日本語と違う部分があり、例えば日本語の「か」はひとつですが韓国語には3種類あり、息の使い方や強弱で区別しなければならず難しいです。
学校の授業はネイティブの先生が担当され、韓国の若者言葉や現地の文化・お店の情報も教えてくれます。学校でクラスの韓国人留学生の友人と会話したり、自宅では韓国アイドルの生放送を流すアプリを活用し、字幕を韓国語に変えたりと、楽しみながら学習しています。今回先生に勧められ初挑戦しましたが、来年も参加したいと思っています。
銀賞 田名網さん 外国語コース2年(大和中出身)

韓国語は自分で学び始めました。将来は3カ国語を使いこなしたい!
小学校のとき、K-POPでメジャーデビュー前のアイドルのファンになり、握手会のときに韓国語で会話したいと勉強を始めました。学習にはCS放送の音楽番組を活用し、まずは韓国語字幕の歌詞を暗記し、その後日本語の字幕に画面を切り替えて日本語訳を見ながら韓国語の歌詞を一緒に歌い覚えるという勉強法です。さらに始めて1年間は週1回のハングル講座の教育番組を必ず見て、翌週までに内容を完璧に暗記しました。今も韓国のバラエティやドラマを通して独学しています。
今回のスピーチのテーマは「愛を伝えるために」。英語や中国語と比べてしまうと韓国語は少しマイナーかもしれませんが、いろいろな場面で役に立っています。以前大阪を旅行したときに韓国人旅行者の道案内もできました。今後はもっと流暢に話せるようになるために独学を続け、英語と第二外国語で選択している中国語の3カ国語を使えるようになり、将来は語学を生かせるホテルのフロント係の仕事に就きたいです。
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